いよいよ逃げ場が無くなって来た環境問題。
特に毒性を備えたPM2.5排出問題は、3月5日から
開催された全人代で重点課題として取上げられた。
通常なら一般放映が認められる筈のない環境汚染
問題を取上げた動画が4億回を超える閲覧人気に。
全人代での議題化に備えた党中央の指示が見える。
このPM2.5排出の6割は化石燃料によるものとされる。
全国で最も大気汚染が甚だしいのが北京市を取り
囲む河北省で、石家荘を筆頭に邢台、唐山、保定、
邯鄲など、ワースト7の内6都市を河北省が占める。
河北省は製鋼産業の中心地で、火力発電所を含む
大企業が集中し、毎年3億トンの石炭が消費される。
石炭消費量以上に問題なのが、低質の褐炭を
洗浄せずに生炊きするため強い毒性を備えた
排ガスが野放図に排出されている。
生産量1000万トンの工場で10万人を雇用すると
されるので、規制があろうと違法であろうと当局は
知らぬ顔をせざるを得ないのだっと言う。
生産効率の低さから、2014年度の鉄鋼1トン当たりの
利益は僅か2元、40円にも満たない額だった。
1トンの鉄鋼を製造するのに600キロの石炭を使い
1.5キロのSO2、3-9キロのNO2、2キロのCO2を
排出し、何万人もの肺がん患者を生み出している。
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