大黒さん

つれづれに、道行く人のながれを眺めている土塀のうえの大黒さん

韓国 養殖ヒラメ対日輸出減を非難する愚

2015年03月03日 | Weblog
備えよ常に! 備えあれば憂いなし


        


韓国産の養殖ヒラメの対日輸出量が減少し続けて

いるのは、韓国が安全性に備えて原発事故後に

日本から水産物輸入を禁止していることに対する

報復だとして非難する韓国紙の記事があった。

韓国関税庁や水産業界の調査では2010年には

4005トンあったものが、2011年に3125トンに減少。

以降も毎年減り続けて、2014年には2819トンにまで

減ったのは、報復として輸入検査を厳格化した

ことが要因だと非難している。

だが、海の無い栃木、群馬県を含め、東北6県から

水産物輸入全面禁止を未だに継続する韓国側の

通商上の国際的良識を無視していることの方が

問題であり、産経記者の長期拘束に通ずる愚策だ。

輸入量が減っているのは、食べたくないからなのだ。

近年、韓国産養殖ヒラメによる食中毒が続発して

おり、昨年10月までに確認されただけで316人に。

韓国産の養殖ヒラメに食中毒の原因となる毒性を

備えたクドア属の粘液胞子虫(クドア・セプテンプン

クタータ)が寄生していることが原因。

厚労省は、原因物質を認定した上で、韓国側に

全品検査を実施し、衛生証明書添付を要請したが

履行されず、食の安全性のためには輸入自粛を

せざるを得ないため減少しているのが実情だ。

刺身用のヒラメの半数が韓国産であり、国内業者が

産地を国内と産地偽装して出荷するケースもある。

クドア食中毒が公になったのは、食中毒発生後の

立入り検査で産地偽装が発覚したのが発端だった。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし」です。

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