大黒さん

つれづれに、道行く人のながれを眺めている土塀のうえの大黒さん

アリババ、米国で「証券法違反」の集団訴訟

2015年03月02日 | Weblog
備えよ常に! 備えあれば憂いなし


        


2014年の米証券界のビッグニュースの一つが

中国に本拠を置くアリババグループ・ホールディ

ングのNY証券取引所への上場だった。

中国本土で「淘宝網(タオバオ)」や「天猫(Tモー

ル)」を傘下に持つ中国ネット界の巨人だ。

上場よって手にした資金は世界最大規模となる

約250億ドル(約2兆9000億円)に達した。

2014年3月期の売上高は8925億円(前期比1.5倍)、

営業利益は4236億円(同2.3倍)と成長力を備える。

年間に商品を購入する人が約2億8000万人とされる

ネット通販事業を中心に、金融事業なども営むが

取引業務は中国国内が大部分であり、上場に

備えてM&Aなどによる業務拡張をアジア各国や

アメリカ国内で積極的に行って来ている。

上場は果たしたものの、米国の一般投資家には

透明性や公明性を備えない中国国内企業である

ため問題が指摘され、不安視されていた。

この不安が、先ず米国で証券法違反の集団訴訟が

提起され問題点が表面化した。

ECサイトの商品調査の結果、正規品が僅かに

37.25%しか存在せず6割強が偽物だったが、この

事実をアリババ幹部が公表せず隠蔽したとする。

一般的には、オークション商品の9割はニセモノと

されており、4割も正規品があれば信頼度は高い。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし」です。

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