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平成16年(2004年)10月23日に発生した中越
地震では上越新幹線で列車脱線事故が発生した。
今回の大地震で、鉄道関係者が最も恐れたのは
走行中の新幹線の事故だっただろう。
非常ブレーキを備えているとはいえ、時速250
Km以上で走っていて事故が無かったことに
不思議さをすら感じた。
報告では、地震発生時に東北新幹線では27本の
列車が走行中だったという。
JRでは地震発生に備えて地震計を沿線のほか
宮古や牡鹿半島など9か所に設置している。
地震発生時に、線路から50Km離れた牡鹿半島の
地震計が危険値の「120ガル」の揺れの加速値を
捉え、即座に全車に非常ブレーキが掛りました。
その後、9~12秒後に最初の揺れ(縦揺れ)が
来て、最も強い揺れ(横揺れ)が来たのは1分10
秒後でした。
この1分余りの時間の間に減速出来たことで
大事故にならなかったのです。
原発事故で反省もなく、お題目のように想定外を
繰り返す言葉を聞く度に、やっておくべきことを
やっていたのかと腹立たしく思う。
電源での女川や東海との差は何だったのか。
「備えよ常に! 備えあれば憂いなし」です。
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