アフリカのウガンダでは、食料価格の高騰に
対する抗議デモが起こり、首都が揺れている。
干ばつに加えて、石油価格の高騰で輸送費が
上り、食料品が高くて買えなくなっているからだ。
４月１４日に、世界銀行の総裁は、食料価格の
上昇は危険水域に入っており、食料不足に備えた
備蓄量も減少しているので、世界の備蓄量の
正確な把握を要請している。
また、１５日から始まるＧ２０財務相・中央銀行
総裁会議で、食料不足に苦しむ途上国への
支援策や世界各国の協調体制について協議する
ように要望している。
主要穀物の価格は１年前に比べて、小麦が
６９％上昇、トウモロコシは７４％、大豆も３６％
上昇しており、１日当り１ドル２５セント以下での
生活を強いられている貧困層が、更に１０００万人
増加すると予測している。
昨年度からの世界の干ばつによる減収に加え
投機資金の穀物市場流入が価格上昇の主因だ。
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