うろ覚えライフ。

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拷問・虐待

2009年05月14日 | 時事社会ログ

 

○収容者の虐待写真公表、一転取りやめ オバマ米政権

 

      オバマ米大統領は13日、ブッシュ前政権時代にイラクやアフガニスタンのテロ容疑者収容施設で行われた米兵による収容者虐待を調査した写真の公表を取りやめた。大統領は記者団に対し、その理由について「(公表が)反米感情を刺激し、米兵士を危険にさらすことになる」と説明した。

 大統領は収容者虐待に対しては「容認できないことだ」と述べ、禁止を米軍に徹底していると強調した。

 前政権が行ったテロ容疑者への「水責め」による尋問を「拷問」と批判し、政権の透明性拡大を目指していたオバマ大統領だが、イラクやアフガンの米軍司令官などから公表を懸念する声が出たことに配慮した。

 2004年に、米軍管理下にあったイラクのアブグレイブ刑務所でイラク人収容者を裸にしたり、首に革ひもを巻きつけたりした虐待写真が流出し、中東諸国を中心に反米感情が高まったことがある。

 これまでオバマ大統領がキューバ・グアンタナモ米軍基地内のテロ容疑者収容所閉鎖や拷問禁止を決めることを支持してきた人権団体は今回の決定に強く反発している。ニューヨークに本拠を置く人権団体・米国自由人権協会(ACLU)は「米国民に対する約束を裏切るものだ」と批判した。

 イラクやアフガンの収容施設で米兵が行った虐待の写真公表は、ACLUが情報公開訴訟のなかで求めてきた。連邦高裁は国に公開を命じ、オバマ政権は5月末までに写真を公表することを決めていた。

 

 

 この、人間の戦争に関係した一つの事柄のこと、というよりも、人間が昔々から行って来た、陰惨で愚かしいことだと思う、拷問・虐待、という行為は、やられる側の身になって想像してみると、本当に耐えられなく堪らないものだろうな、と思う。当たり前のような話だけど。

 人間はもう、はるか昔からこの、拷問・虐待という行為をずっと行って来た。何処の地域でもどの民族でも誰でもいつの時代でも。イジメもその内の一つだろう。

 本当に拷問を受ける立場は堪らないよ。虐待をされる立場は耐えられないよ。痛いよ。勿論、肉体も。心も。耐え切れなく堪らない。最終的には死ぬ。解っているのに、ずーっとずーっと続けている。馬鹿だよ、愚かだよ。

 人間の最たる見苦しい行為だと思うけど、明日もまた何処かで必ず人間は行っている。解っていても、また行う。

 明日もまた何処かで戦争をやっていて、多くの人たちがその人生を中途半端に無理やり終わらせられるんだろうなあ。万物の霊長類-人間。たいしたものだ。

 


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