うろ覚えライフ。

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いわゆる1億総白痴化(?)

2009年05月11日 | 芸能ログ

 

○おバカ路線がスポンサーの我慢の限界を超えた!?

 

      4月28日に発表されたある調査がTV界で話題になっている。調査を行ったのは「優良放送番組推進会議」なる聞きなれない団体。トヨタ、NTT、パナソニック、東京電力など、テレビ局にとっては番組スポンサーとして喉から手が出るほど欲しい大手企業26社で構成する団体で、テレビ番組の質向上を図るため、今後、毎月1回テレビ番組に関するアンケート調査を公表する方針という。
 で、28日に発表されたのは、NHK、民放で放送される37の報道番組のうち、優良と思われる番組。この調査で1位に輝いたのが、なんと、テレビ東京の「ワールドビジネスサテライト」(WBS)だったのである。以下、「おはよう日本」「クローズアップ現代」「ニュース7」(いずれもNHK)、「サンデーモーニング」(TBS)と続いている。
「この結果は仰天です。報道番組に限ったとはいえ、通常の視聴率調査なら『報道ステーション』(テレビ朝日)や『ニュースウオッチ9』(NHK)や『NEWS ZERO』(日テレ)などの方が上位に来るはず。『WBS』なんて5%前後の地味そのものの番組。それがいきなりトップですから、業界人が驚くのも当然です」(テレビ誌記者)

  ‥ 「視聴率を気にしすぎるあまり、おバカ番組だらけになってしまった現在のテレビ界に対するスポンサーからの強烈なメッセージということです。TVマンたちは“高視聴率=スポンサーが喜ぶ”と思って低俗番組を作り続けているのでしょうが、実は決してイコールではない。むしろ、スポンサーたちは徐々に“良質な番組を応援した方が企業イメージが上がる”と考えている。それがなかなか理解されないので、あえてショック療法に出たのではないか。分かりやすく言えば、今のおバカ路線がスポンサーの我慢の限界を超えた、ということです」…

 

 アタマの悪い僕は昔々から経済が苦手だから、WBSは難しい。それでも時折、「おっ」と面白いニュースもあり、「へえ~」と現実に感心したりする。

 お笑いもおバカもやらせだらけだし、大不況が続く中、出演料がことさら安くて済むお笑いとおバカがTVの七、八割を占めて席巻している感を受ける。民放は制作費が削れて比較的安価に作れるバラエティーだらけだ。しかもスペシャルで2時間3時間ものばかりに見えるし。

 情報バラエティーもタメになるハズの知的情報がその時その時、その場の感ですぐ忘れるし、次に別の番組で見るときは違うこと言っていて、視聴者も忘れてるから気にしないし、文化人コメンテーターも同じ顔ぶれがもっともらしくマユツバぎみで無難なことを、あたりさわりない言い方で話すし。

 元自衛隊高官の田母神俊夫さんが論文事件で自衛隊を辞めさせられて、最初は退職金は必要だと言っていたのが、その後何度も何度もTV出演するようになって、後に、退職金はもういらない、と辞退する発言をしていたけど、あれだって、TV出演することでかなりなお金が入るようになり、あのクラスの高官国家公務員がもう退職金は要らない、と言えるくらいの高収入高所得が入って来るということなんだろうから、肩書きに大学教授などのおエライさんの職名を持つ文化人は、ひとたびTV出演のコメンテーターなどのポジションにありつけば、収入的に本業の数倍以上の副業収入になりこたえられなくて、その席にしがみつくというか絶対に明け渡さない気持ちになるんだろうナ。番組でテキトーに何か知的そうな発言を言ってりゃ大多数の視聴者には解らないしまたすぐ忘れるし。

 この頃のTVってホント、チャンネル回す度に、お笑いとおバカばっかしが映るって感じだね。


 


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