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裏話

※初めての方はこちら「プロローグ」「このblogの趣旨」からお読みください。
※「極楽飯店」の第一話はこちらから。

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さて、「オンラインとオフライン」ということでお話をしてまいりましたが、ここで勘違いされることの多い、ひとつの誤解を解いておきたいと思います。

それは、僕も「常時接続しているわけではない」ということ。

ずっとオンラインなのではありません。

オフラインのこともあります。いえむしろ、日常の中ではオフラインの時の方が、圧倒的に多いんです。

まずは、それを踏まえた上でこの先をご覧ください。



先日リンク先でご紹介した「クラウド・コンピューティング」

そのイメージ図に、ちょっとだけラインを書き加えてみました。



クラウドコンピューティングのイメージ図。
ユーザーから見てクラウド(雲、ネットワーク)の中にプロバイダが提供する各種サービスがある。
(wikiより)


これ、どこかで見たことがあるような気がしませんか?

そう、この図(↓)です。




「降参のススメ」や「極楽飯店」の中でお話していた『コミュニケーションとコミュニオンの違い』は、結局『オフラインとオンラインの違い』のことなんです。




僕が「雲さん」や「源(ソース)」と呼んでいる『それ』は、まさに「クラウド(雲、ネットワーク)の中」のことです。

(※精神世界では、このクラウドの事を「アカシックレコード」と呼んでいます。つまり、「アカシックレコード・リーディング」や「チャネリング」といわれるものをこの流れで例えるなら、「ネットサーフィン」ってとこですね)


インターネットの先にある情報群はあまりにも莫大すぎて、一生をかけてもその全てを捉えることができないことは容易に想像できますよね。

それと同様、このクラウド(アカシックレコード)の中にあるデータもまた無尽蔵です。

ですから、いくら僕が「雲さん」と名前を付けていても、それを特定・限定することはできません。

僕という端末からアウトプット出来るものは、無限にあるサイトの中の、ほんの数ページにすぎないのです。


皆さんがいまこのブログの画面をご覧になられているのと同様、一口に「インターネットを楽しむ」と言っても、誰が何を見ているかは、それこそ十人十色です。

時同じくして、yahooでニュースを見ている人もいれば、YouTubeでミュージッククリップを楽しんでいる人もいるでしょう。

アクセスの方法を知っていれば、低俗(低次)なサイトを閲覧することも、高尚(高次)なサイトにアクセスする事も可能です。

また、折角回線がつながっているのですから、その状況において「ずっと同じ画面しか見たことがない」という人はいないと思います。


僕が「雲さんとコンタクトを取る」という風に表現しているそれは、それと同じようなものです。

そのサイト(インスピレーション)を、テキストで見る(言葉として受け取る)こともあれば、画像検索する(イメージとして受け取る)こともある。

また、動画サイトを閲覧することもあります。

場合によってはポッドキャストを楽しむ(音声として受け取る)ということもあるでしょう。


実は、『極楽飯店』の物語も、僕がそこで見た動画をノベライズするというカタチで生まれました。

しかし、その「ノベライズ」の際、ちょっとした問題もあったんです。

ほとんど本を読むことなく大人になってしまった「僕」という端末には、そもそもノベライズ出来るほどの「文芸用ソフト(才能)」がインストールされていなかったんですね。

だから、せっかく面白い動画を見てきたというのに、その面白さをそのまま文章化することができませんでした。


で、どうしたか。


そこでもやっぱり「源(ソース)」の力を借りました。

「クラウド」の中にある文芸アプリケーションを活用したんです。

端末のハードディスクにソフトがインストールされていなくても、回線さえ繋がっていれば活用することが出来るWebアプリケーション。

現実社会の中で言えば、この「ブログ」というサービスのようなものです。

ホームページ作成の専門知識を持っていなくても、こうやって誰でも簡単にページを作成することができる。

もしgooさんのサービスがなければ、僕はこのページを作ることはできなかった。

同様のものをオフラインで構築するとなると、それこそ様々なプログラムを勉強して、エンジニア級の知識や技能を身につけなければなりません。

そこには相当な努力が必要となり、こんな気軽にできることはなかったでしょう。



要は、かつて自分(端末)には想像すら出来なかったことが、潜在意識(回線の向こう側)と繋がることによって可能になったんです。

(このこと、以前は「無意識を意識する事の大切さ」なんて言い方をしていましたよね)


逆を言うと、僕は「オフライン状態」になっているときは、物語の続きが書けなかったんです。

極楽飯店の連載って、すっごく途切れ途切れでしたでしょ?(いや、いまはもっと途切れ途切れだけど^^;)

あれってのは、日常生活の忙しさとかよりも「繋がらないから書けない」という方が強くてですね、ほんと、オフラインだと、ビックリするぐらい何も書けなくなってしまうんです、僕。

で、「やっべー、全然書けねぇよ」って焦るでしょ。

焦ると余計に回線が途切れちゃって、繋がらない状況が長引いちゃう。

で、繋がらない状況が長引いちゃうと、余計に焦っちゃって…のループに入ってしまうという(笑)

しょうがないからオフラインで出来る範囲で書いてみるわけですが、やっぱりそういう時の文章って、あんまりよろしくないんですね。

どんなに一生懸命書いても、面白くも上手くもない。時間をかけたものでも、結局公開せずに削除です。


そんなとき、どうやってそこからオンラインに切り替えるかというと、やっぱり「リラックス」しかないわけで。

「大丈夫、大丈夫」

「焦らない、焦らない」

そう自分に言い聞かせて、オンラインに切り替わるのを待つワケです。

そんなこんなで、あれだけの時間がかかっていたと。



エックハルト・トールさんの本のタイトルではありませんが、

やっぱり、

回線をひらくと人生はシンプルで楽になる

んですよね。

それはわかってるんですよ。

自分自身の経験を通しても明白なわけです。

なんだけど。

僕の心に根深く残っている色んなもの(「外からの攻撃」に対する防御姿勢と、「心の奥にある明かしたくないアレコレ」のセキュリティー:カルマ)がね、まだまだ常時接続を拒否したがるんですわ。



P.S.

あ、この話も、実はちゃんと「アリとキリギリス」のお話に繋がりますので。

それまで、是非テラさんの方の「アリとキリギリス」をお楽しみください。



←褒められると、開きやすくなります(笑)
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