ワックスを塗りましょう。築年数が10年は誤魔化せます。

2008年09月25日 | 住まいづくり
今朝一番にダクトの掃除をしてくれる職人さんをお客様のところへご案内していきました。外気温が14度で半袖ではちょっと涼しく感じていましたので、玄関を開けるとほんわかと暖かく心地よいのです。

 換気のユニットの位置やら、天井裏に入る場所など普段拝見しない場所に入らせていただきました。・・・・きちんと整理された納戸など拝見しちゃうと・・・・私なんか自己嫌悪に陥ってしまいます。

 奥様のセンスの良さが家の隅々まで行き届いていて、さりげなく置かれた調度品や家具に目が行ってしまいました。

 先日用事で築25年位のお宅をお伺いいたしました。家にも庭にも十分お金をかけられた感じのお宅なのですが、老夫婦2人には持て余すほどの大きさです。廊下南面いっぱいの窓からは陽が差し込むのでしょう。日焼けの跡と水の染みがいっぱいでした。


 長野は寒冷地なので冬になると、植木鉢を屋内に持ち込む方が圧倒的に多いのですが、その場所が日当たりのいい廊下というパターンです。この植木鉢の水遣りが曲者なのです。水が床にこぼれているのを気がつかないままに春を迎えると、しっかりと水の跡が点々とついてしまいます。

 
 このお宅の廊下は建材ですので、表面を削ってというわけにはいかないのです。
廊下を張り替えるのは、敷居を外すところからやらねばならないので簡単にはいかないのです。

 最近はノーワックスの物も出てきていますが、ワックスを定期的に塗ることにより、きれいさを保つことができます。陽による表面の劣化には抜群の効果がありますが、水分をたらしたままはどうしても跡が残りますので、水だけは厳禁です。
  
 家をきれいに維持していくのは大変です。物を飾ってという面とは別に、きれいな廊下というのは、抜群の効果があります。それは築年数を10年は誤魔化せる位の価値がありますので、こまめにワックスをかけてください。

 ワックスがけ・・・・私流ですと、量をタップリ使うこと、乾けば透明になりますので、真直ぐ塗ろうが曲げて塗ろうが気になりません。

 そう言いつつ・・・我が家もそろそろ塗り時期です。
                         
                      依田 美恵子
軽井沢・佐久で建てる外断熱・省エネ住宅 中島木材の家




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