日曜日の過ごし方

2008年09月29日 | 家事のこと
カレンダーを眺めて、もう今日しかないと天気は無視してワックス塗りを開始。とは言っても下準備の拭き掃除を始めるとあっちもこっちも気になるところばかり。プルーンの収穫の時期、目をつぶっていたバチだ。

 いっもの1.5倍ものワックスを塗った。家中開け放ったが曇り日で、さすがに乾かない。来客に「すみません、ワックス塗っていて・・・・」と顔だけ出して、挨拶をして2階の夫を呼ぶと、お客様の方が夫に「ワツクス・・・・」と気を使ってくださる。本当にすみません。

 おかげでピカピカになりました。ちなみにワックスはプロ用を使っています。価格は多少高いけどそれだけの効果は十分です。

 午後は衣替え。右肩上がりの何とかで、思い切りよく処分して以来、簡単になりました。出し入れはするけれど、やっぱり着ない服は結構あるものです。事務所が高気密高断熱になって以来、厚めのセーターの出番がなくなりました。
 捨てるに捨てられない洋服は、それはそれなりに衣装缶にしまい・・・・自分の思い出は捨てられない物です。

 しかし、人の思い出は案外バツサリといけるようで、「そんなに着れるの?」と柔らかく提案してバッサバツサと処分しました。・・・・そうなんです、どんなにもったいないと思っても、野良に背広は着れません。

 インドに行くと決めた瞬間「遠藤周作」の「深い河」が思い浮かびました。ガンジスのほとりにたたずむならば、読み返したいと思ったのでした。
 読んだ本は確実に処分しているので、手元にありません。今日こそと思って本屋さんに行ったのですが、驚いたことに本屋さんに「遠藤周作」の文庫本が1冊もありませんでした。

 売れないから置かないのでしょう。今売れるのはハウツー本なのでしょうか、その手がいっぱいでした。私だってここしばらく新刊書を読むに忙しく文庫本コーナーなんて覗いていませんでした。それでも見れば読みたい本ばかりで5冊ほど仕入れました。

 ブックオフに行ってみました。やっぱり冊数は少なかったのですが「遠藤周作」はありました。・・・・やれやれやっとゲットです。

 一生かけても読みきれないと若き日に思った物ですが、目にさえしなければ・・・・と思う日々もありました。今日ブックオフに行ったら、宝の山に見えました。ここには過去がいっぱいです。ちょっと過去過ぎる本もいっぱいでしたが。
いずれきっとここが私のオアシスになると確認した日でした。
                     依田 美恵子
軽井沢・佐久で建てる外断熱・省エネ住宅 中島木材の家




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コメント
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