「親父の小言」

2008年09月02日 | 日々のこと
飲食店の化粧室に「親父の小言」の額が飾ってありました。なかなか含蓄のある言葉の羅列でしたので、会計の時コピーがあるかを聞いてみました。

 コピーは用意してありませんが、それを書いた湯呑を販売していますとのこと、189円でした。さすがにお茶がおいしそうという湯呑ではありませんが、いただいてきました。

 ごくごく当たり前のことなのですが、この年齢になるとこれがよーくわかるのですね。子供の頃言われていたことが、いくつあるでしょうか。

 息子が就職した頃、「うるさい親だと思っていたが、社会にでてみてありがたみがわかった」と言ったことがありました。この湯呑その息子にプレゼントしようと思います。・・・・必要なのは私だったりして・・・なんて思ったりもとますが。

 ・朝きげんよくしろ ・人には腹を立てるな ・恩は遠くからかえせ ・人には馬鹿にされてろ ・年忌法事をしろ ・家業には精をだせ ・働いて儲けて使へ ・人には貸してやれ ・ばくちは決して打つな ・大めしは喰らうな ・自らに過信するな ・戸締りに気をつけろ ・何事も身分相応にしろ ・泣き言は言うな ・神仏はよく拝ませ ・人の苦労は助けてやれ ・火は粗末にするな ・風吹きに遠出するな ・年寄りはいたわれ ・初心は忘れるな ・借りては使うな ・義理は欠かすな ・大酒は飲むな ・貧乏は苦にするな ・水は絶やさぬようにしろ ・怪我と災は恥と思へ ・産前産後大切にしろ ・万事に気を配れ ・家内は笑おって暮せ ・女房は早くもて
 
 ごくごく当たり前のことばかりです。核家族が多い今、こんなことを言っている人は少ないでしょうか。
大人になると、なかなか他人は注意してくれないものですし、言われれば腹がたつもののようです。自我の目覚めぬうちに基本的なことは、繰り返し教えたいものだそうです。 
                           依田 美恵子

軽井沢・佐久で建てる外断熱・省エネ住宅 中島木材の家


【 中島木材のホームページは こちら





 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする