居心地を追求して。

2008年09月24日 | 住まいづくり
小ぎれいな居酒屋さんに、アポなしで行くと「カウンターでもよろしいですか」と案内される。小人数じゃあ仕方がないかと思いつつ座るのだが、今風は座る部分が固定されている場合がある。これがいかに体にあわないか。ほんの5cm前にでるだけで、随分座り心地が違うと思うのだけど。

 別の店でも、この間隔だったから、これが標準的な寸法なのかしらと思いつつ、うまく姿勢が保てない時間を過ごすこととなる。お蕎麦屋さんなら回転良くということもあるだろうに。別に私が小柄ということではなく・・・どちらかといえばという体格だから、自信を持ってこの寸法止めてと思うのだ。

 家の中でもそうだが、食卓のイスにしてもそれぞれに好みの高さがある。会社の机にしても、足元に受けがあるとやっぱり具合がいい。

 世の中ユニバーサルデザインという言葉が定着してきているが、家庭でもオフィスでもまだまだだ。

 退職して家庭で過ごすことが多くなると、働きバチも一転して居心地を求めるようになるらしい。どこかしこ直してという相談をうける機会が増えた。形だけでなく、本当に居心地の良さを追求してほしいと願っている。

                         依田 美恵子
軽井沢・佐久で建てる外断熱・省エネ住宅 中島木材の家




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