WIPE OUT 霞ケ丘不動産XVI

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下水の最終桝

2011年05月19日 20時39分05秒 | 日記
物件調査で、良く発見されることですが、上下水道管の配管が問題になります。今日も、新たに判明してしまいましたが、神戸市の下水道配管図はあまり正確ではありません。神戸市が悪いとか批難しているわけではありませんが、最終は、私達プロが経験から予測し現地を確認するしかありません。現実的に、私達でも、汚水桝を開けて水を流し、その桝に流れてくるかを確認します。2軒の家があり1個しか下水桝がない場合があります。通常は、1軒に1個の下水の最終桝があり、その蓋を開け水を流すと必ず流れてきます。ところが、1個しか見当たらない場合は、2軒の家の下水がその桝に流れてきます。特に、生活には問題はないのですが、このようなケースでは、どちらかの家の宅地内の下水管が隣地を経由して配管されています。新築では、必ず1軒に1個の最終汚水桝があり各宅地内で処理配管され、各戸で下水道本管に接続されます。これが、基本形なのですが、昔の戸建には、今では許可されないような設備や配管がなされ、売主様も知らないまま意識されずお住まいです。今日発見された物件の売主様は、おそらく全然知らないと思います。重説・契約書には、必ず記載しないといけないことです。記載するのが、私達の仕事で、どう対処するかもまとめて文書にします。ベテランの私は、今から考えます。それでは、また報告します。
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