ランナー

彼は、殆どスタート直後から、最下位だった。高校生の男子5,000ｍ競走だ。サッカーのワールドカップも行われた「小笠山総合運動公園（エコパ）」で行われた、記録会の一幕。陸上が苦手で、特に長距離を走ることは、大の苦手な自分にとって、孤独なランナーを見るのは、ちょっと苦い経験を思い出す。

彼がどんな気持ちかは、計り知れないが、当時の自分の情けない感情が蘇えってくる。
こんな時は、そっとしておいて欲しいものだが、彼の仲間から、激励の声が飛ぶ。
「○○先輩、ガンバ！。」、「先輩ラスト！。」彼の息遣いが、スタンドまで聞こえるほど静まり返っている中で、その応援の声は、あまりにも大きく、言った方も、言われた方も可哀想な気がした。彼は、先頭から1週以上遅れ、ラスト約300ｍは一人きりだった。
よく頑張りました。最後まで、見届けました。

陸上競技というものは、大勢でやっている様で、個人競技なんっだなあ、とつくづく思った。そばに居るけれど、一人なんだ。こんな孤独には、とても耐えられない。陸上選手には、なれそうもない。

二十三夜地蔵

スーパーの角にある「二十三夜地蔵」。立看板を転記しておく。

「ここは金山通りで五軒屋路
　に入るところ、この地蔵様は
　「日切り地蔵」とも呼んで、日を限って、
　お祈りをした。毎月二十三日の夜お
　念佛をとなえ、家内安全、無病息
　災、交通安全をお祈りした。」　駒越まちづくり推進委員会

街道の交点や、起点に、こんな地蔵を見かける。
看板内の　金山と、五軒屋は、前記の地図に字名が記載されているので、場所は分るのだが、金山通りが、南北なのか、東西なのか定かでない。
ただ、地蔵尊の向きと看板の位置が、南北なので、南北と推定する。

こまごえ

こまごえスーパー前まで、戻ってきました。この道を、左に行くと、忠霊塔に続き、右に行くと三保に向う。