牡蛎蕎麦

いつ頃から牡蠣が好きに成ったのか疑問に思う。
確かに子供の頃は嫌いだったはずだ。あの「ぐにゃ」とした食感が気持ち悪かったし味も厭だった。

フライにしても鍋にしても美味しくなかった。外食をするようになりその味を知ると今まで食べて居た物とは別物だった。一番感動したのは生牡蠣だった。多分一般家庭の食卓には上らない。

北街道沿いの蕎麦屋で牡蛎蕎麦を註文する。
近くのテーブルから「そっちにすれば良かった」などのつぶやきが聞こえ得意満面。

さて、今季初の牡蛎蕎麦を食す。
牡蠣は煮過ぎない様にし、美味しく成っているから蕎麦よりも先に食べて欲しいなどと言う何処かの蕎麦屋の話を聞いた事が有った。
それに従って先ず牡蠣一つを食べる。勿論美味い。その調子で牡蠣を食べ尽くすと掛け蕎麦を食べて居ると思われそうなので蕎麦を啜る。

なんて見栄っ張りなんだろうかと苦笑しながらまた牡蠣を食らう。

以前はどんなに寒い日でも鴨セイロばかり食べて居たのだけれどこの牡蛎蕎麦食べてからは温かい蕎麦に対する偏見が少し和らいだ気がする。

芯から暖まり午後の現場作業に戻るのだった。

清水駅前

陶芸教室の忘年会に誘われてバスで清水駅まで行くと駅前ビル「エジリア」の前で降ろされた。
人集りがありなんだろうと思いつつ通り過ぎようとしたら音楽が鳴り出した。

集団の最前列まで出て動画で収録。清水にはちょっと珍しいスポットだ。（ここは江尻か？）



昼間見るとこんな感じ。何が有るか分からない。



この建物が80センチ動く地震って、どのくらいの規模を想定しているのだろうか。だから安全なのかどうなのか知りたいのだが、手摺に気を付けろって「違うんじゃないか」と思ったりする。



波止場踏切→清水駅西口ロータリー中央→清水駅東口（みなと口）ロータリー端→清水駅西口（江尻口）エジリア前。果たして此処が安住の地に成るのだろうか。

移転の度に台座の石が新しくない、欠損していたプレートが取り替えられ当時の物は何が残っているのだろうか。



夜見るとこんな感じ。電飾？（必要？）
電飾が嫌なら其処から見るなって事ですか。(笑)

オータムフェスト2012始まる

清水駅前銀座で今年初めて催しの融合祭が行われた。
朝から雨模様で古く成ったアーケードはあちらこちらで雨漏りがしている。

それでも出展者はみんな笑顔なのだ。
なんだかワクワクしてくる。



陶芸教室として出店するブースも丁度雨漏りに当たり移動を余儀なくされた。ひと通りが少ないのでその辺の変更も全く問題なし。
朝の9時半から準備を始め、駅前銀座通りが車両通行止め成る10時からテーブルを並べたり店舗作りを始め値札を付け終わった頃には11時に成っていた。


追記：写真左下の湯呑とその隣の弁当箱が売れました。お買い上げありがとうございます。
　　　弁当箱は積極的に販売するつもりが無かったので自分の言い値を付けましたが、
　　　それでも欲しいと言う方が現れて驚きと感動です。
　　　次回作品にも熱が入りますね。(笑)



自分の作品を手に取る人が居ると、買う買わないは別として嬉しく成る。他の生徒さんは破格の値付けで完売を目指す勢いだ。

「500円なら私が買う」と言ったのだけど売って貰えなかった。(笑)
開店と同時に数点売れた。安値恐るべし。



こんな調子で売れて行ったら明日の商品は有るのでしょうか。と呟と陶芸教室の講師がお店から商品を持って来て並べるから大丈夫と言う。みんな売る気満々なのだ。

未体験ゾーン

家族で回転寿司屋に行く。
恥ずかしくて職人に注文出来ないのでタッチパネルで注文する回転寿司は愚息には好評だ。個人的いは「これは寿司じゃない」と思って居るけれど、その寿司じゃ無い物をそれなりに楽しんでいる。

最近嵌っているのは、「アボカドサーモン」とか「アボカドまぐろ」とかアボカドシリーズだ。
印象的なアボカドの話は、伊丹十三監督映画「お葬式」まで遡る。
冒頭付近で凄く美味しそうに食べるシーンを見て（映画では武者ぶり付く印象で、一度に10個位食べて居た）相当美味いんだろうなあと思ったし食べてみたいと思ったのだった。

実際に初めてアボカドを食べた時の印象は（映画と同じようにスプーンで掬って食べた）不味い、なんじゃこりゃ。映画ではどうしてあんなに旨そうに食べたんだろうかと思うばかりだった。

その後海外の寿司ブームでアボカドを太巻きに入れて食べるニュースを見て食べては見たものの決して美味いとは思えなかった。それ以来アボカドは敬遠していたらしい。

ところが最近になって（映画の中の爺さんの年に近く成った）アボカドの美味さが分かって来た様な気がする。纏わり付くけど脂っこい訳では無く口の中は意外とスッキリしている。まあそれは一緒に乗っかっているオニオンスライスのお陰かもしれないけれど。

一般的な寿司屋や持ち帰り寿司などでは在り得ない寿司がレーンに乗って来る回転寿司は、言って見れば未知との遭遇なのだ。しかし、焼肉の乗った寿司には手が出ない。(笑)



この回転寿司店は意外と天ぷらうどんが美味しい。
値段的に立ち喰いうどんがライバルなんだろうけれど、揚げたて天婦羅が乗るこちらの饂飩はイケますね。家族にも好評だ。

今度はラーメンですか。

おいべっさんに行く

港橋橋上から次郎長通りの方を見る。

「おいべっさんの時は毎年寒いんだよ。昔はオーバーを着て行った。」などと毎年母の口癖を聞く。今年は少し忙しく成った事もあってお礼に家人と出掛ける事にした。

次郎長通り商店街を抜け港橋を見ると、人が溢れんばかりに張り付いている。
今年は屋台も盛況だなあと思って歩いて行くと、西宮神社御参りの行列が今年は港橋に繋がっているのだった。

昨年は巴川に沿って上流の方に並んだので暗くて寂しい物がありましたが今年は人が大勢いて暖かいですね。



ジャガバターの前まで来るとその湯気に誘われて一つ購入。
熱々のじゃがいもを一口。体の中から温まる。塩の利き過ぎで血圧が気に掛かる。



日本人ってホント綺麗に行列を作るなあと感心する。




お参りを済ませ次郎長通り商店街に戻ると一軒シャッターが開いている店が有った。「菜の花」さんだ。毎年店先でお寿司の和菓子を見る。



今年も「おかし寿司セット」を店先で見る。
調子の良いご婦人が盛んに営業をする。
苺大福を買おうと思っていたら後から来たご婦人に残り全部を買われたしまった。あらら。

まだ、寿司を買える身分では無いので先のお楽しみにしてこちらを買う。



わらび餅で漉し餡を包んだ一品。
「こんな面倒臭い事やらないよ。買ってきな」とまるで寄り切りの様に押し切られた感じで購入。
漉し餡は確かに美味しい。
ただ、食後じゃ無くておやつの時にすれば良かった。