私のなべ四器(規矩準縄)

今、自分の周りで起きていること。ご近所のトマソンもそんなに、気にしてない。深めにかぶった帽子で、年内不定休営業中。

とんこつ

2011-06-30 08:03:05 | ご飯ですね
清水駅前銀座からグルメ通りに曲がって、ちょっとした所にその店はあった。

駅前銀座に新しく御食事処が出来ているのだが、ちょっと敷居が高い。他所者の店に入り難い土地柄なのだろうか。新しいラーメン屋(とんこつ)が出来たと聞き、ラーメンは鳥ガラスープの信念を曲げて行ってみる事にした。清水では豚骨のラーメン屋は、流行らないと思っているし、健闘ぶりを見ておこうと思っていたのだった。

お昼ちょっと過ぎなので混んでたらどうしようと思いながら扉を開けるとお客が誰も居ない。「やっちまったな」と舌打ちをしながら、新しい店だからと納得して食券を買う。

此処はまずお試しの「ラーメン」を選択。背油がギトギトだろうなと思って席に着くと、中国訛りの美人ウエイトレスが「醤油豚骨戸塩豚骨我有」「ドッチニシマスカ」と言う。

はは~ん。と、カウンターの中を覗く。



醤油を選択して暫く待つ。

冷房は付いているのに湯気で熱風が混ざって来て、どうにも落ち着かない。湿気の多い冷気なのだ。こんな暑い日に熱いラーメンを食べる人も、考えてみれば居ないのかも知れない。「冷やし」が有ったかどうかは覚えていないし、初めての店で冷やしを注文する様な度胸は無いのだった。

予想通りの豚骨スープにとろけるような炙り焼き豚(煮豚)。予想外のストレート細麺。
この細麺は旨い。まるで素麺の様でもあり、濃厚なスープを中和し食べ易くしている。

昔こんな細麺を食べた事が有ったなあと、30年くらい前の昼食を思い出していた。清水の街もちょっと目を離すと直ぐ変わってしまいそうな危なっかしい状態なのだと思う。
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八日目の梅

2011-06-29 16:06:40 | ご飯ですね
「この梅はまだ漬かっていないんです」

十日まで漬けると丁度美味しく成るらしいので、もう少しこのまま放置しておく。
毎日、少しずつ転がし、出来上がりを楽しみにしている。

夏バテには梅ジュースが合って居る。少し薄めのするのが味噌で、子供の頃に呑んだカルピスや薄茶糖を思い出す薄さが大事なのだ。
時々シャーベットにしてシャリシャリした食感を楽しんだりしている。

暑い夏をどうやって楽しむか、密かな楽しみでもある。



八日前の梅。産地の梅を横目に清水の梅を購入。産地に比べるとやや小振りで、奥ゆかしい。地元贔屓は当たり前。

黄色く完熟してくるまで笊に開けて様子を見る。いよいよ黄色くなった所で冷凍する。
勿論、洗ってヘタを取ってある。完熟した梅は三日は冷凍しろと有り、何故だろうと思いながら三日冷凍した。

取り出して漬け込む準備をしていると梅に霜が付き何とも綺麗なのだ。一口食べてみたいのだが、氷より硬く成って居て歯が立たない。



ザラメを使う所を、安売りの上白糖を使う。味の違いは、後のお楽しみ。
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陶芸展始まる

2011-06-26 06:20:31 | Bの壺
猛暑中、陶芸展が始まりました。

ご来場下さった方、また、お買い上げくださった方、誠にありがとうございます。
みんなとても喜んでいます。

今朝の静岡新聞18面に記事が載り、多くの方々の来場に期待が集まります。

昨日、会場から駅前銀座の人通りを見ていましたが、余りの人の少なさにビックリしました。全盛期を知っているので、尚更です。

展示会の呼び込みをしようと駅前銀座商店街に出て見たのだけど、人が歩いて居ない。たまに歩いている人は高齢者である事が多い。ただ、陶芸に興味のある方は、喜んで会場に来てくれるのだけど、素通りされる事が多い。ちょっとでも陶芸に興味が有る人は見に来てほしいしと思うけれど、もっと簡単におしゃべりに来てくれればと思う。
そうやって少しずつ人の輪を広げたいのだ。

陶芸談義が出来るベンチを用意すれば良かったとか、陶芸の体験が出来る様に出来ないだろうかと、次回に向けての企画物が湧いてくる。

土を触るって事は、子供の頃の泥遊びですから面白いに決まってる。

まずは展示会が開けてた事で、一つの達成感が有ります。
今日も店番に出勤だ。(朝は気合十分)
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アウスタ

2011-06-23 06:11:53 | ひとり独り言
平日のナイトゲーム。好調川崎フロンターレを迎え、苦戦が予想される。

当然の様にチケットは余っている様で、無料券がばら撒かれた。我が家にもそんな券が回って来たのだが、行きたいと手を挙げる人が居ない。自由席のチケットだし、此処は久しぶりに自分が行く事にした。天気も良いしビールが旨そうだ。

スタジアムのチケット交換所に出向くと、今日はAゾーンの入場券が有りますと言う。どうやら指定席でなければ何処にでも行けそうだ。自由席からAゾーンに格上げされ、いつもは滅多に行かないメインスタンドに席を取った。その方が選手に近いのだ。

まずは乾杯。昼間のビールは旨い。
今日の試合を0-3で完敗と予想。エスパルスの好不調の波が大きく地元民は翻弄されている。最近はテレビ中継も滅多に見ない。(中継(スカパーを除く)される日は負ける事が多いのだ)



チェーンで区切らなくてもと思う。
此処で下流の人に区切られている気がするけど、「下流」って言葉に親しみを持っているので自虐的に楽しい。




バックスタンドの向こうに富士山が見えるのだった。



試合前の記念撮影。
選手がだらだらと出て来る。ファンサービスなんだがらもっと楽しそうにやれ~。などとは言わない。言った所で選手には聞こえない。



試合開始まで2時間。
隣に座った年上のお姉さんが話好きで、エスパルスの裏話をずっとしてくれるので、退屈する事も無く試合開始時間が来た。
本当は、文庫本を持って来ていてそれを読むつもりだったが、嬉しい誤算だった。

「選手入場」のアナウンスと同時に自分以外の人はタオルを持て立ちあがった。
あっそうだった。タオルを忘れた。そう言えば帽子もメガホンも。
応援する気が有るのか。隣の高原おじさんの背中がそう言って居る。

応援するって声を出すって事じゃない!エスパルスグッズを買って経営を支えるって事じゃ。明日タオルを買いに行く事に決めた。スタジアムで買わない所が味噌。この時点では高原のタオルにするか大前のタオルにするか迷って居た。



直ぐ前のお姉さん(見た目もお姉さん)が、贔屓選手の名前が出る度に自前の旗を掲げ静かな応援をしている。
13?俊?誰?



試合は開始早々失点をする何とも情けない始まりで、数分後にも追加点を取られ意気消沈。
予想通りの結果になりそうで、重苦しい空気が流れた。応援の太鼓も矢鱈に五月蠅いだけでウンザリしていた。

同点で迎えた後半、13番 高木俊幸がピッチに立った。彼のスパイクは黄色で紫の靴紐だった。



彼はパスを欲しがり盛んにアピールするのだが、中々呼吸が合わない。
すると何度目かにパスが通った。
高木は一瞬で反転してマークのDFをかわしゴール前に切れ込んで行く。そこに居たDFをフェイントで抜き去るとそのままシュート。

その弾丸シュートは力強くバーを叩き跳ね返された。

この動きを目の前で見た小生は鳥肌が立った。素晴らしい。どうしてゴールに成らなかったのか不思議な位だ。ヴェルディから移籍して来たんだね。
高木が出場するなら、このメインスタンドのAゾーン(西側)はお勧めですね。

試合は負けてしまったけれど、久しぶりにスッキリした気分になれた。何か希望の星を見つけた様な気がする。テレビでは伝わらない感動がそこにあったのかな。

タオルは高木に決めた。
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個展

2011-06-21 08:21:06 | Bの壺
今週末(6/25)から一週間、陶芸教室の展示会をする。
生徒さんの腰が重く、昨年から計画してやっと実現に漕ぎ着けた。

色々企画を出したのだが、乗って来る人も無く、空振り続きだったのだけど、説明と説得で幾つかの企画が通った。と言うより勝手にやる事になった。

此処まで来たので、なんとか成りそうなんだけど、案内ハガキが思う様に捌けなかったのが残念だ。必ず行くと言ってくれた人は数人で、心細い。

初日は、記念品(陶器)が当るくじ引きをするので、此処をお読みになった方は来て下さい。(笑)



1)皿 270×260×60mm

展示会に出品する作品目録として、記録を残す。

初期の作品と、最近の作品の違いに自分で驚きながら、
面白みが丸くなり、変に上手な作品が出来上がって居た。

もう一度、何を作りたいか見つめ直したい。






2)双子の皿A 280×200×40㎜
一枚のタタラに伸ばした土から二枚に切り分けた片割れの一枚。





3)双子の皿B 280×200×40㎜

一枚のタタラに伸ばした土から二枚に切り分けた片割れの一枚。
人間に例えるなら、こちらが長女です。



4)皿 270×250×30㎜




5)皿(波) 300×290×60㎜

勢いだけで作った力作の皿。
この重量感は、持った人しか分からない。




6)大鉢 220×220×90㎜

大きめの鉢で、陶器の重量感が他を圧倒する。



7)小鉢 160×160×80㎜

大鉢とセットで作った小鉢。
小回りの利く鉢として重宝している。(6/25 完売 ありがとうございます)




8)酒器(片口、ぐい飲み×2) 片口 170×120×70㎜ ぐい飲み 60×60×50㎜

冷酒を陶器の器で飲むと、趣が変わりより一層美味しくなる。
それがお気に入りなら直のこと。



9)ワインカップA 85×85×110㎜

陶器のカップでワイン(特に赤ワイン)を飲むと、安いワインもちょっと美味しくなる。




10)ワインカップB 90×90×120㎜




11)ワインカップC 90×90×100㎜(6/25 完売 ありがとうございます)




12)ワインカップ(織部) 100×100×140㎜
ビールも使用可。





13)カレー皿A 230×130×50㎜ (完売 ありがとうございます 6/26)




14)カレー皿B 220×140×50㎜
この器でカレーを食べるとお代わりがしたくなる。




15)皿 180×200×40㎜





16)土瓶 160×120×110㎜




17)急須(猫) 140×200×110㎜(6/25 完売 売れると思わなかったので感激です)





18)鉢 160×160×80㎜ (完売 ありがとうございます 6/26)

この鉢は、自分の中では出来が良いと思っていました。
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