私のなべ四器(規矩準縄)

今、自分の周りで起きていること。ご近所のトマソンもそんなに、気にしてない。深めにかぶった帽子で、年内不定休営業中。

白糸の滝

2014-11-23 17:21:04 | お出掛け日記
             <写真:滝見橋>

富士山関連遺産で整備された白糸の滝に出掛ける積りで、紅葉のシーズンを待って家人を誘ってみた。

二人でドライブに出掛けるのも久しぶり。自分の性格で何処に何時に行くと決めないと気が済まないのだけど今回は目的地だけを決めて行く事にしている。何がどうなっても許すと気持ちを広く持とうと心掛けているつもりなのだ。(たとえば時間に遅れるなど)

なので出発時刻も適当。家人の用事が終わってから徐に出発。

富士山を目指すので前日から見ていた富士山がどんどん大きき成って行く事に感動しつつ富士川を渡る新幹線が通るタイミングに出会えた事を嬉しく思たりさえする。(最近鉄道写真番組を見ているので俄か鉄っちゃんに成って居る事にも驚く)

富士川に沿って遡上し富士宮を抜けて行くつもりでいたら、地元のふじかわキウイマラソンの会場を通る事に成りちょっとした渋滞にはまるのでした。
なるほど、この季節車で出掛ければ渋滞は付き物のですね。

何とか白糸の滝に着いてみると観光客が大勢いて嬉しくなる。それは、あの寂びれていた時代を知っているのでこれだけ人が集まるのは夢の様でもある。

観光客は口々に綺麗に成ったと駐車場に着いただけなのに設備が整備されたことを喜んでいるのだった。



滝見の橋から見る白糸の滝
紅葉が綺麗で感動的。高さが20m長さ約150m。昭和11年(1936年)に国の名勝及び天然記念物指定された。



富士講の開祖「長谷川角行」が白糸の滝で修業を行ったとされているので世界遺産「富士山」の重要な要素とされ構成遺産となったそうだ。
写真右上にその石碑が写って居る。



この絵の左下に石碑が描かれている。
それがこれらしいと言っている。



現在の食行身禄の碑。(天保3年:1832年の造立とは思えない)



白糸の滝に一番近い所では一眼レフカメラの品評会の様に三脚を並べるフォトグラファーで溢れコンデジの人が潜り込める隙間が無い。
どんなカメラを持っているのかメーカーを探るとニコンかキャノンでたまに富士フィルムって感じでした。然もダイヤルが沢山ついた上位機種が殆どで自分の持っている一眼レフ(入門機)を携行しなくて良かったと胸を撫で下ろすのでした。本当は忘れた事の負け惜しみを言う。(笑)



彼らの取っていた写真はこんな感じでしょうか。(コンデジ使用:念のため)
虹を入れたのがポイント。

白糸の滝は紅葉と相まって綺麗だし、マイナスイオンを浴びて清々し気分に成る。



昔の白糸の滝は滝壺の近くまで石の上を歩いて行きこれ以上近付くと飛沫で濡れる所で写真を撮った覚えが有る。
それがこれだ。

飛沫を浴びた思い出と写真の擦り合わせで「白糸の滝」が心に残る観光地に成って居たと思う。

一緒に写って居る青年は従姉と結婚して親戚なる人だった。



土産物屋に並んでいるけれど現在の子供は麩菓子は食べない。そもそもコンビニで売って居ないんだかっら観地以外で買い求める事は出来ないのだ。(ドリプラでも売っている。:ドリプラも観光地ですね)
静岡県民のソウルフードでは無くなりつつある。
麩菓子を最後に食べたのはいつだっただろうか。思い出せない。



田貫湖越しに富士山を見たいと思っていたので白糸の滝から田貫湖に向かう。
富士山が東に成るので田貫湖の西側に行くのだけど、其処には「休暇村 富士」が建設されていて田貫湖が見えない。
仕方なく山に入り込むような道を行くと一箇所だけ思う様に富士山が見える場所が有った。

それが此処。

其処には先客が有り、私どもより年上らしき夫婦が昼食を取っていた。
駐車場も無いので道端に車を止めて景色を眺めながら、「おじゃまします」と声を掛ける。(南州太郎はやめて置く)

お互い夫婦者だったので話が弾み暫く富士山談義が花開き見知らぬ人との会話に脳が活性化されて気分が良い。
地元の方だそうでここは穴場なんだと打つ明けられた。

その方も見た事は無いそうだけど、此処の下が「ダイヤモンドヘッド」(朝日が富士山の頂上から出る)の撮影スポットだそうだ。



「ダイヤモンドヘッド」の撮影ポイントで富士山を見る。スマホの方位磁石を見ると間違いなく真東を指している。夏至には此処でそれが見れるのだ。ニュースで見た事が有る光景もカメラの品評会でしたね。

風が無ければ逆さ富士も見れるそうだけど、この日は其れは出来なかった。次回の楽しみにとって置く。(今日は負け惜しみが多い)
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富士山

2014-11-22 05:23:56 | 気儘に散策
取引先の関係で西に向かう事が多くいつも富士山を背に仕事をしていた事に気が付く。

仕事帰りに南安倍川橋を渡る時、綺麗な富士山が見えるので好きな場所の一つなんだけど、今季初の綺麗な雪景色を見ていつも持っているはずのデジカメを置いて来た事を悔やんだ。

そこで急いで内業を済ませ日本平に駆け上がってみると雲が架かり、折角積もった雪も斑に成り始めていて橋の上から見た綺麗さが薄れてしまった。

山頂に架かる雲が流れるのを待って何とか写してみる。




宝永山の上の方も真っ白だったと思う。
来週の雨の後は、気に掛けておきたい。




旧清水市役所の呼称について前を通る度に何が正しいのか疑問に思っていた。
一つは「静岡市役所清水庁舎」此れは道路の案内板に表記されているのでこれが正しいと思っていた。
ところが駿河区にある役所は「駿河区役所」とはっきり表記されていてどうして駿河区だけ「区役所」なのかと思いHPを見てみると

清水は「静岡市役所清水庁舎・清水区役所」と長ったらしく書いて有りあんぐりする。
更に続けて検索すると蒲原の役場は「清水区役所蒲原支所」と成っていて静岡市役所ではなく成って居る。

この「庁舎」と「区役所」の使い分けが良く分からない。

然も旧静岡市役所は「静岡市役所静岡庁舎・葵区役所」と表記されていて静岡市役所静岡庁舎と葵区役所の代表電話番号が違うのに対して静岡市役所清水庁舎と清水区役所の代表電話番号が同じのは何故だと思う。

同じならら分ける理由も無い様な気がする。
疑問は解決したような新たな疑問が湧いたようなすっきりしない。(笑)



日本平パークウェイの途中に有る唯一の駐車場から登る展望台から富士山を見る。
此処は山頂よりも少し東にずれるので雲の掛かり方が違って綺麗に見える穴場なのだ。

公園整備が行き届いていないので鬱蒼としていて、ここを登るのは物好きしかいないと思う。



朝刊を読むと「海王丸」が入港したとあり写真を再度見たら4本マストが写って居ました。
清水小学校の校庭も写って居る写真を追加しました。
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おいべっさん

2014-11-20 06:33:09 | 気儘に散策
「おいべっさんに行かない?」と言う家人に誘われて出かける事にした。

鯛の塩焼きは予約をしなかったので買えず(毎年の事)意気消沈しているかと思ったら意外と明るく立ち上がりの早い人だと思った。元来お祭り好きの様で来月の秋葉さんも楽しみにしている。(昨年は行きそびれてしまった)

今年は少し出遅れたので西宮神社お参りの行列が港橋の半分より向こうまで繋がり川面を流れる冷たい風に晒されるのでした。
幸い屋台の店が有り風除けと暖房に成るのだけど、一枚500円の広島お好み焼きには長い行列が出来とても並べない。

昨年は、じゃがバター(一個400円)を買った様な気がしたけれど、店の前まで列が進んだ時にはまたしても行列が出来ていて、購買欲を削がれてしまった。

でも、本当は熊手じゃないのかと反省しつつ、今年と同じくらいの売り上げを望むので欲張らない事にする。



家人に「○○さんに気が付いた?」と言われたのでけど全く気が付かなかった。然も声を掛けてくれたらしいのだけどそれも聞こえなかった。また一人「こんばんわ」と声を掛けてくれた男性がいたのだけど全く誰なのか分からない。

思わずどちら様ですか?と尋ねてみたけれどその苗字に全然思い当たる節が無い。多分怪訝な顔をしたんだと思う。
「女房がこの先に居ます」と言われ知り合いはこの方の奥さんだった事に気が付き、脳の回転の遅さに呆れてしまった。

参拝後にもう一度この方を見付け奥さん共々久しぶりの挨拶と先ほどの無礼を詫びるのでした。

確かもっと背の高い人だと思っていたのだけどと訝しげに思っていたら今日の自分はブーツを履いていていつもより数センチ高い世界を見て居る事に気が付いた。たったこれだけでも世界が変わるのか。



次郎長通り商店街の「菜の花」さんで毎年店先に並ぶ「お菓子のお寿司」が参拝前に見た時は売り切れだったのだけど帰りに見たら一折並んでおり買おうか思案していると店のご主人が出て来られた。

毎年買おうかと思っているけど買えずにいると言うと
「来年は有るかどうか分からないよ。医者に余命一年って言われているから」と半分冗談の様な事を言う。でも満更嘘でもなさそうなので、そのお寿司を買う事にした。

確かに来年の事は分からない。生きていないのはこっちのほうかもしれないのだ。

帰宅後早速マグロの握りの様なお菓子を食べると、マグロは羊羹。これは見た目で分かっていた。そしてシャリはぼた餅に餡子入りで甘く、間違いなく和菓子でした。来年も食べたくなる味です。(笑)



次郎長通りの夜は更けて行く。人が居るのは角の肉屋(焼き鳥を焼いている)と「菜の花」さん(黄色い日除け)だけだった。





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稲荷すし

2014-11-14 08:11:38 | ご飯ですね
街中を散策していると何処で昼食を食べようか迷う事が有り、迷い始めると収拾がつかなくなるのが常で放浪を始める。

曖昧な記憶を頼りに歩くも、目的の店は見つからなかったり見付けた所で食べたい気分が既に変わったりしてどうにもならない。それなら持ち帰りの弁当でも買って家で食べようと思い歩くのだけど、コンビニ以外見当たらない。

港橋の袂に小さな弁当屋が有り其処のカレーが食欲を沸き立たせ買おうと思っていた弁当がカレーに成る事がしばしばだった事を懐かしく思い出しながら、綺麗に成ったお店では買い難くなってしまい店前を通り過ぎる。



次郎長通り商店街を歩いているといつもの「梅の家」があり、定番のおにぎりが売られているので、今日はこれにしようと思い立ち寄る。




ここのお稲荷さんは煮汁が浸み込んでいて好きなので買い求める。お稲荷さんだけでは寂しいので海苔巻も注文。
そうなると目の前の「みつだんご」を見逃すことが出来ず追加注文すると、みつをたっぷりと付けてくれて嬉しくなる。

炭水化物の取り過ぎか?
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治療方針②

2014-11-14 06:40:52 | 治療経過
何度も此の回転ドアーを通り(清水病院)



このエスカレーターを降りた。


家人は主治医の説明を一人で聞く自信が無いので同伴をする。(既に待合室から緊張していて顔色が良くない)


主治医の話
平成26年7月10日より投与し始めたフェソロデックス(注射)が思うような効果が得られていない。

検査結果

CEA(腫瘍マーカー)正常値0.0~5.0
2014/05/15 29.9H
2014/07/24 46.7H
2014/08/21 47.3H
2014/09/18 65.8H
2014/10/16 81.5H

効果が全く無い時は一か月で倍に増える事を思うと全く効いていないって事ではないけれど、抑え込めて居ないので薬を変更する事に成った。


今回はプロセキソールを投与する事に成ったのだけど副作用がちょっと厄介で血栓が出来易いそうだ。血液をサラサラにする薬も一緒に処方されるのだけど、今度は血が止まり難いので怪我などの出血には注意しなければならない。(抜歯などは禁止)
特に水の摂取(多めに取る)に気を付けるように指示される。

この薬は主治医担当の患者17人の内12人には良く効いていると言い期待できそうなんだけど、効果が出ている人は皆70歳以上と聞き期待が一気に薄れてしまった。

果たしてこの薬が効くのだろうか。二週間後の経過観察を含めて二か月この結果に期待するしかないのでした。



新しい薬に期待しつつ病院の駐車場を出ると正面に富士山が見え、ハンドルを右に切り日本平に上がってみた。
農道が通行規制をしているので日本平パークウェイを行く。

日本平ホテルの庭先を横切り清水の街と富士山を見ているとちょっと気持ちが落ち着くのは、清水育ちだからでしょうか。
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