私のなべ四器(規矩準縄)

今、自分の周りで起きていること。ご近所のトマソンもそんなに、気にしてない。深めにかぶった帽子で、年内不定休営業中。

クラフト展

2012-04-24 05:16:31 | 気儘に散策
JR清水駅のみなと口を下りるとそこはクラフト展の会場だった。天候予報が午後から雨と言っておりギリギリ午前中に見て回れそうな時間に成って居た。

毎年賑わって居て出展者の人と作品について話を聞くのは面白い体験だ。第一目的は飯椀を探す。第二目的はショルダーバックを探す。此処に有る物は殆どが一点物でワクワクする。

ブースの奥の方に有る作品はやっぱり高価で良いなと思ってもちょっと手が出ない。「気に入って頂いたなら、価格はおまけしますよ」と言われ一瞬迷ったけれど、とても希望金額には程遠いと思われるのでお辞儀をして出て来た。

今家で使って居る小割氏(陶芸教室の先生)の茶碗の二倍の金額なら小割氏の茶碗を買う。いや、買うね!

新しい文化センターも完成間近。



クラフト展の目ぼしい店を全部回りそろそろ帰ろうかと思って居ると雨がぽつぽつ降って来た。最近の予報は良く当たる。機械の精度が良く成ったのだろうか、気象予報士が優秀なのか。

江尻口の新しいタワービル。これ以上背は伸びないみたいだ。




ビルの中に出来る仕事とものづくりの体験施設「こどもクリエイティブタウン」の愛称が
「ま・あ・る」になったそうだ。市内の小学生の作品で、「まなぶ」「あそぶ」「つくる」の頭文字などを組み合わせたとか。

三文字の愛称が多くて「るくる」の真似みたいで感心しない。それを選んだ大人も頭が硬い。「まある」の後に「なかま」とか「わらう」とか「しみず」とか混ぜて
「ま・あ・る・な・わ・し」ってどうですか?長いか(笑)



今日は「やすい軒」で食べると決めていた。家人も快く同意。
先日家人が義母を連れて行った所「海鮮タンメン」を絶賛していたそうで、楽しみだ。



清水四中の文字。三年六組か。二組だったから関係ないけど何年度卒業なのか興味が有った。二階の宴会場はまだ静かだった。


前に来た時に「えびラーメン」に気が付かずに食べそっけてしまったので、本日は間違いなく「えびラーメン」を注文する。メニューのどのあたりに書いて有るかも覚えていた。
子供の頃注文し、えびの多さの驚き、食べ残し、親に叱られた印象だけは鮮明に残っている。大人になって「えびラーメン」を完食して当時の親に詫びたと思うのだった。

数えると海老は六本入って居た。一体何本食べてギブアップしたのだろうかと思いだそうとするが分からない。子供の胃袋では到底収まりきれない程の量で大人の胃袋でさえ満腹になった。今思えば子供で完食は無理な話じゃありませんか。

完食は無理にしても食べたいと言った海老を残した事に腹を立てたんだろうなと、当時の親よりも年上に成った子供が思う。



店内の女性の殆どが注文している「レディースセット」ヤンキーじゃありません。
家人も注文したのだが、シュウマイは無くても良いけど杏仁豆腐が付いてるからと言って居た。そこの所がこのセットの特徴なのだ。

後から来たご婦人たちも注文しており店の陰謀にみんな引っ掛かっていて可笑しい。

食べ終わる頃には店内満席に成り、このご時世でどうしてかと首を傾げたけど、「桃園」が無くなったからかな思う。確かに高齢(自分も含めて)な方ばかりで、子供連れさえいない。男性一人の客も何人かいて、昔から慣れ親しんで居るのが良いのだ。そんな意味では、落ち着けて好きな店ですね。

今度は窓際に座って駅前の人通りを見ながら食事をしたいと思うのだった。(笑)
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昔を発掘

2012-04-22 16:47:23 | 気儘に散策
JR清水駅みなと口広場のクラフト展に家人と出掛ける。少しずつ変化している町をじっくり見ながら歩いて駅まで行って見る事にしたのだった。ゆっくり歩いて行っても一時間は掛からない計算だ。

*-*-*
清水橋まで来たところでエレベータに乗ってJRを跨ぐ事にした。いつも波止場の踏切を渡って居たのだが目線を変えてみた。

あれ、高田ソフトが閉まっている。この季節大判焼きは売れるのに。
気にしてなかったけど靴屋のビルって斜めに出来ているのに驚いた。



靴屋の隣のカメラ屋が閉まっている。



レンズを買いに何回か行った事が有ったけれど閉店時間(18:30)に間に合わなくて買えずに居た。ネット注文の時代に成って対面販売では商売が成り立たないのかも知れない。実際に現物は店で見て注文はネットでするって事が横行しているのだ。



駅前銀座の入口のお菓子屋。向かいの都まんじゅうが閉店して楽しみが無くなって居たのだけど昔懐かしい「あじろ」を見つけてケバイポップを読んでいたら店主がハタキを持って出て来た。



塩のあじろは珍しいなと見ていると店主が説明を始める。要約すると夏の限定品だった塩味を職人と相談して通年作る事にしたそうだ。更に解説が続き武田君(サッカー系)が小沼みのり(SBSアナウンサー清水東高出身)が取材に来た話を始める。要約すると清水の土産にはこれが良いって事らしい。


今週末来る弟の土産にあじろを買う事にした。



店内に入ってびっくり。そこはお菓子のワンダーランドや(彦麻呂風)

昔食べた事が有るお菓子が有るじゃありませんか。あ!これは…と一言言おうものなら店主の説明が始まる。それは昔ばなしを聞いているみたいで何とも心地よい。

あられを見ていると作っている職人の性格や作業場の様子まで事細かに教えてくれる。思わず、これもと総額三千円も買ってしまった。

これからクラフト展に行くと言うのに既に全体力の半分は使った気がするが、町歩きの達成感は有る。
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近所の蕎麦

2012-04-21 19:04:08 | ご飯ですね
興津の仕事が午前中に終りランチを何処にするかで迷走する。
帰る途中の食堂を考えながら運転していたら家の近くまで来てしまい、いつもの蕎麦屋に行く事にした。元来「蕎麦男(そばお)」と呼ばれた程の蕎麦好きなので苦には成らないのだが、「鴨せいろ」が恋しく成る。この店には其れが無い。

最近、此処の天婦羅に有る発見をしてから見方が変わって、又は天婦羅に舌が慣れて、又は麻痺して馴染んで来た事は確かなのだ。良く天婦羅を食べる。

家人は天婦羅が苦手で家では殆ど天婦羅をしない。最近知恵を付けて魚屋で揚げた天婦羅を買って来たりしている。そこで烏賊のゲソ揚げをリクエストしたのだが毎回売り切れらしい。先日も買い物に連れ立って魚屋に行くのだが、やっぱりゲソ揚げが無い。

そこで烏賊と真鯛の天婦羅を買う。するとショーケースの向こうからモトさん(店主)が「鯛の天婦羅を食べれば家康に成れるよ」と言う。何の事かと思ったら家康は鯛の天婦羅を食べて死んだのだと言う。まあ、人間何れは死ぬので家康に成らなくても良いのであって、
こんな時に(天意鋸口)そんな話と気が沈む。

カリカリの天婦羅を揚げる蕎麦屋の天丼はご飯の上で天婦羅の衣が絶妙な触感に変わりそれが美味いと感じる。成るほどそう言う事かと納得。

天婦羅屋の天丼と蕎麦屋の天丼はどちらが美味いか、以前考えた事があって、それは天婦羅屋に違いないと思っていたのだけど案外蕎麦屋もイケるかもと思い始めている。

因みにとんかつ屋のカツ丼と蕎麦屋のカツ丼では、蕎麦屋の方が美味いと思っている。まあその辺りも店に依るので一概には言えないけど。



先日、ラジオで「本格的な二八蕎麦が食べられます」と店紹介をしていたのだけど、本格的な二八蕎麦を食べてみたいと思っている。
十割蕎麦を看板に掲げる店は見かけるが、二八蕎麦の看板はは中々見ない。
しかも本格的。一体何が。ちっちゃい事が気になる。
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ランチ

2012-04-21 05:50:14 | ご飯ですね
旧東海道。JR興津駅付近のとんかつ屋。
写真の何処にその店が写って居るか直ぐに分かった人は興津通。

火曜定休で水曜日に行ったら臨時休業。入れなかったので食べたい気持ちが倍増して翌日も行ってしまった。
先客が有る様でり店に近付くととんかつ屋独特の匂いがして今日は臨時休業じゃない事を悟る。

さて、早速とんかつ定食を注文する。
奥の座敷ではばあさんたちの声がして賑やかだ。昼間からとんかつを食べる年寄りは元気でよろしい。
すると店の人の声がして「そうだっけ。掛けないだっけね」と言い「いいよ、いいよ。掛けたなら良いよ」と客の声がする。

何を掛けてしまったのか気になっては居たのだが…。



あ~あ。それは、ケチャップだった。
「僕も掛けないにして欲しかった」と大きな声で言わないで特性とんかつソースを掛けた。
あれ、おいしい。

店のお節介が意外といい結果に驚き其れはそれで良しとする。
それに、このボリュームで安い。
興津って少し良い所らしい。(笑)

家人は興津生まれでした。
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美味しい記憶

2012-04-19 05:42:23 | ご飯ですね
以前、静岡市葵区瀬名で仕事をしていた時に丁寧な地権者さんに「ぶどうパン」を頂いた事が有った。その時の記憶が美味しい。それと干し葡萄が沢山入っている。それと渦巻き。

最近瀬名で仕事をする事が有り、何とはなしに車で走って居ると小さなパン屋を見つけた。その時は通り過ぎてしまったのだが、後に成ってもしかしてと思い直し翌日店内には行ってみた。

小さい店だったのでさっと見ただけでぶどうパンが無い事が分かった。どうやら外れらしいと思ったのだけど何も買わずに出てこれない雰囲気に気が付いた。

店主らしき男性にぶどうパンが有るか聞くと(既に店内に無い事は知っている)今日は売り切れましたという。(あれ?ぶどうパンは人気商品なのか。って事はこの店か)
そこで、ぶどうパンの干しブドウは沢山入って居るか更に聞いて見ると遠慮がちに「え~。まぁ~」と言う。(どうやら当たりかも)

そこで、ぶどうパンはいつ来れば買えるのかしつっこく聞くと大体午前中には売り切れますと言い「良かったら取り置きしておきますが?」と言われ注文する事にした。(注文したので他の物は買わずに店を出る)明日には手に入るのだ。



ぶどうパンを切ってみると確かに葡萄が沢山入っている。でも渦巻きじゃない。これは記憶違いか違うパンと間違えたか。
食べてみるとこれに間違いないと言えないほど記憶が曖昧になって居た。

近所ならば注文しておいて買いに行けるのだけど、ちょっと遠い。星を付けるとしたら、いや止めておきます。まだそれほど食べてないから。

しまった電話番号を聞いておけばよかった。あ~店の名前も忘れた。
ただ、すずらん通りを西に入った所の角って記憶だけが残っている。住宅地図の検索から始めなきゃ。

美味しいぶどうパンのタグにすずらん通りを付け加えて海馬のコアメモリーに上書きした。
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