私のなべ四器(規矩準縄)

今、自分の周りで起きていること。ご近所のトマソンもそんなに、気にしてない。深めにかぶった帽子で、年内不定休営業中。

机の上

2013-10-23 08:18:08 | ひとり独り言
忙しい時に限って次々と急ぎの仕事が入って来てもうこれ以上は「無理」と言っているのに捻じ込まれ「もうどうにでもなれ」と心で叫びながら仕事に向かう。

でも不思議な事にそんな時の方が精神的には健康に思える。(パニック寸前)

机の上にいろんな現場の資料が場所を占め、一体どこで手書き仕事が出来るのかと不思議に思う。まあ、その時は少しどけるのだけどそのお蔭で整理されていた資料が微妙に混ざり始めて混乱する。


花瓶にしようと思って作った作品を机の上に置いていたのだが(収納する場所が無いため)ペン立てに使ったらこれが意外と良い。(個人的な感想)



ペン立てで良いならと思い付き適当に作ってみたのだけど、こんな作品こそが大化けしたりするから面白い。



最近ご飯を食べないけれど、飯椀を作ってみた。
他人受けするような作品で面白味が無い。(笑)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

朝市の朝

2013-10-06 11:14:38 | 気儘に散策
今朝はちょっとした企みが有り早朝(6時半頃)家を出た。
常念川を遡り確か此辺りのお宅で無花果を売っていたと思ったのだけどやっていない。

あらら、時期を逃したのか家の人が居たら聞こうと思ったのだけど姿も見えない。
無花果のジャムを作ろうとした企みはこの時点で潰えてしまった。(残念)

気を取り直して次の企てに移行、朝市の散策。
一旦家にお帰り自分専用の自転車を出す。
滅多に乗らないので一番奥の方に駐輪してあり引っ張り出すのが面倒でなんだが家族四人に対して4台の自転車は贅沢と言えば贅沢。
中国人が聞いたら羨ましがるでしょう。(40年前の話)


さて、女子高生が使っていたと言う赤い自転車(実は自分専用の自転車は貰い物)に乗って颯爽と巴川護岸の道を走る。大潮と清水港の満潮が重なって巴川も溢れ出す。

海抜0mの道路には排水溝から湧き水の様に溢れ出ていて、富士山の伏流水なら良いのだけれど巴川の水では顔も曇ってしまう。
護岸の扉からも浸み出していて、毎度の事ながら道路は海水で濡れていた。
天候が良い時でも此の位の水が出ているので、大雨と重なったら思うと心配に成る。

大潮のお蔭で常念川にも巴川のごみが遡り何とも見苦しい。と言っても拾うでもなく、その内川が巴川に流すさと、知らん顔をする。一人ではどうにもできない量なのだと言い訳をしながら、一体このゴミは誰のものなのでしょうと首を捻る。



朝市に到着。早生ミカンの小粒を購入。小粒の方が甘味が濃い事は地元民にとって常識。それから大根の抜菜を買う。これは生でバリバリ食べるつもり。塩とオリーブオイルでイタリアンサラダを気取るのだ。

櫻珈琲でホットコーヒーを飲んでいるとISOさんが現れる。
今月の予定を詰め込まれ未だに慣れないスマホのカレンダーに予定を入力するも週末は島田の帯祭りと鹿島神社の相撲が重なり苦渋の選択を迫られる。

朝市に来た高齢の女性が談笑をしている。
先日自転車に乗って無料の水上バスで三保まで行って来たと言う。
無料って事が良かったみたいでご機嫌だった。

ああ、新聞で読んだあの事だ。



ちゃり三保号(さんぽごう)

数年前に愚息と自転車で三保まで行って帰りに水上バス(有料、自転車は追加料金)を利用して帰って来た事が有ったけれど、行きが無料らしい。

市民の税金なんだから乗らない手は無い。
次回の週末は予定満載で無理だけど富士山が見えた週末に行ってみよう。これからは秋晴れが期待できる。





あ!そうだ。マグロのかまを買おう。
「ちわ~。マグロのかま有る?~」

店主は、今無いよと言いながらちょっと待ってと付け加えた。
大きめのかまを冷凍庫から出して来てくれて、此れなら有るけれどどう?と聞く。
そう、ちょうどそれくらいのが欲しかったのです。これはラッキー。
なんだか嬉しくなる。あれをアレしてこれをコレしてと頭の中で何かが動き始め顔はニンマリしている。

食べ応えのある大きさにフッとグリルに入るのか心配に成って来た。まあ、なんとか成るさ。
そして、次の企みを始める。今日は充実した一日に成りそうだ。(笑)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

秋なのだ

2013-10-05 06:44:31 | お出掛け日記
珈琲豆が無くなって、珈琲が飲めない。スーパーサブの冷凍豆を出すのもどうかと思案しながら迷う。何故なら数日で朝市が開かれ煎りたての豆が買えるので今行くべきか待つべきか。

どっちでも良いか?大した事じゃ無い。それに明日は雨模様と聞くと今日の内に行っとくべきだと仕事をさぼる言い訳を見つけ珈琲豆を買いに出掛ける。

例によって例の如く上がり込み恵津子さんが淹れてくれる珈琲を飲みながら近況報告。
お互いに愚痴が出始めた頃「あべちゃん」が来店。

「あら、なべさんお久しぶり」

確かに久しぶり。いつかの朝市に会って以来だし、お店の方はすっかりご無沙汰だった。

「今度、HIDEKOさんが出るよ。ギタリストとコンビを組んで面白いよ。来年だけど。」

ちょっとした勧誘を受ける。

その時はそれ程感じなかったんだけど、ここで出会うって事が店に来いって暗示の様に思える。そんな訳で出掛けてみようとするのだが…。



JAZZを聞くのは好きだしそれ自体は何の問題も無い。
ただ演奏が終わった後、次のステージまでの間、一人で居る間が持たないのだ。
それが嫌で足が遠のく。(つまらない言い訳)

今夜は家人を誘って出かける事にした。
家人曰く
「ふたりで行ったところで話す事なんかあるの?」
一瞬言葉に詰ったけれど、そりゃあ、あるさ、と受け流す。

さあ、ハニーサックルローズに着きました。
私がドアを開けましょう。



店内に入ると「あべちゃん」がお出迎え。
なんだか打ち合わせ中の様で早く行き過ぎただろうかと不安になるけど、それは口開けのお客だったからだった。
早速ステージの準備が始まり8時頃のスタートに成りそうだ。
今日はJAZZハーモニカの○○さんが演奏に加わってくれますと案内されちょっと得した気分だった。

飲み物とつまみを注文しその時を待つ。
会話は?と思いだそうとしても全く思い出せない。
ただ二人ともよく笑っていた事だけは確かだ。



ハニーサックルローズトリオの演奏が3曲
遠藤さん(若い女性ボーカル)が加わって2曲
ボーカルがあべちゃんに代わりハーモニカが加わって3曲

初めは店の雰囲気も固くて聞く側も演奏側もガチガチだったけれど3曲目位から力が抜けて来ていい感じになって行った。初めて訪れた家人は何処を見て良いか分からず緊張したと後で話していた。

次のステージまでブレイクタイム。
暫くするとあべちゃんが「何かリクエストがありますか」とテーブルまで聞きに来てくれたのは嬉しかった。

「イパネマの娘」と即答。それは以前あべちゃんのボーカルで聞いた事が有り、楽しそうに歌って、こっちも楽しい気分に成った印象があり又聞きたいと思っていたのでした。

楽譜を準備し練習なしで演奏できるなんてさすがプロだ。
なんだか嬉しい。ビールも回って来て解毒作用は最高潮に達しました。(笑)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

浅間神社東

2013-10-02 05:39:39 | ご飯ですね
現場仕事で静岡市内の浅間神社近くに出掛けた。
そこに一軒の和菓子屋がる。「和田屋」

元来が蜜団子(みたらし団子)が好きで、子供の頃、山形(母の実家)で食べた団子がきっかけで好きになったんだと思っている。

母の実家近くには団子を作ってくれる家が有り何かある毎に頼んで作ってもらっていた。
その時に出来上がった団子とは白いゴムホースの様に長い物で確か桶に入った物を持ち帰ったと思う。それを家で小さく切り分け、餡や蜜やずんだなどを付けるのだった。

その蜜が絶品で大好きだった。此れと言ったお菓子の無かった田舎だから本当に美味しいと思ったのだった。なんだか朝の連ドラの様でにやりと笑う。



ひょんな事からご主人の話を聞く事に成った。

うちは和菓子屋と言ってもお茶会などに出て来る「上生菓子」じゃなくて、庶民的な団子やまんじゅうを作っているんです。
朝作った物をその日のうちに食べて頂く。何故なら防腐剤など余分な物を一切入れていないからです。

餅もそう。スーパーなどで売られている餅にはアルコールが入っているんです。作る時に飛んでしまうから添加物には表記されていませんが…。あれで殺菌しているんですが、うちはそんな事をしていません。だから日持ちも悪いです。

でも、高々30年ほど前から出始めた防腐剤を体に入れていいのかと疑問に思っています。…

話が長くて要約するとこんな感じかな。
でも、良い物を自信をもって作っている情熱に感動して(単なる団子好き)餡と蜜の団子を買って帰った。

話を聞いている時に中学生やご婦人なども来店され餡団子は完売、鶯餅も完売。僅かに蜜団子が二本残るだけに成ってしまった。良かった。先に買っておいてと思わず胸を撫で下ろす。(笑)ご近所の住民に愛されているなあと思う。


蜜団子は団子を一度炙ってから蜜を付けるので駐車場に戻ってから直ぐに食べてみた。
団子が柔らかくて蜜が絶妙な甘さで旨い。また、蜜の絡み具合がスーパーのそれとは全く違う。店の工夫だと思うけどジェルの様に固まっているのだ。これは良い。団子に良くくっ付く。

そうそう、昔勤めていた会社の向かいにも和菓子屋が有って、三時のおやつに蜜団子を買いに行った事を思い出した。確か当時一本三十円(かなり昔ジャン)。



家に帰ってから餡団子を開けてみると「あれ?」と思った。
団子が全部立っていると言うか横に成っていると言うか。
通常丸い断面が見えると思ったのだけどそうじゃない。

よく見ると餡が両面に塗ってある。なるほど。
こんな風に入れる事で餡子の脱落を最小限に抑えているのだ。こんな細かい店の工夫にも感心する。本日中にと言うご主人の意向に沿って餡団子をお腹一杯食べた。

いつまでも続いて欲しい和菓子でした。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする