goo blog サービス終了のお知らせ 

私のなべ四器(規矩準縄)

今、自分の周りで起きていること。ご近所のトマソンもそんなに、気にしてない。深めにかぶった帽子で、年内不定休営業中。

余命

2016-06-21 06:25:34 | 治療経過
二度目の余命宣告を受けた。

前回は余命6ヶ月。
そして今回は1ヶ月。
それに1週間で逝ってしまっても可笑しくない状態と付け加えられた。

前回の余命から3か月を過ぎいよいよと覚悟していたのだけど、
実際に来てみるととても耐えられない。
こんな所でぶちまけて居る場合でも無いけれど、他に方法も無い。

喪主の挨拶の事ばかり考えている。

妻のその後

2016-05-08 09:24:01 | 治療経過
5/6に処方された薬が効居た様で胸焼けが抑えられ少し食欲が出て来たのでホッとする。

先週は全く食事が無く飲んだ薬も戻すように成り、いよいよ入院かと思われたのだけど少し持ち堪えそうです。

今まで続けていた読み聞かせの活動も殆ど声が出ないのと長く椅子に座って居る事(30分程度が限界)も辛いので退会する事にして挨拶に連れて行く。
会の方々は病状を知っているので、無駄な質問も無く助かります。

この日も帰宅後疲れた様でそのまま布団に入る事に成り夕方まで熟睡。

会長には病状を伝えてあるので、お見舞いなども遠慮して頂く事にした。(殆ど寝ているので見舞いに成らないと思う)
それに入院したらすぐに逝ってしまうと思っているのでした。

なるべく在宅で看病したいと思っている。

妻の事

2015-12-07 04:37:28 | 治療経過
東京(六義園)の観覧を終えて妻の癌の進行が深刻に思えて来た。
一緒に歩いていても歩みが遅いので必然的に後ろを歩く事に成るのだけれど、人混みに紛れてしまうと私を見失う様でぽつんと立って居る事が度々ありその都度妻を探しては連れ戻すことが続く。

こちらも心の準備をして、時々振り返りながらなんとか無事に帰宅出来た事は本当に良かったと思う。

石原さんに出会った頃の自分の話を聞かされ
「彼女(昌子)が居なかったら自分は此処に居ない。入江岡の跨線橋から飛び降りたかもしれない」なんて吐露していたそうだ。自分はすっかり忘れていたのだけど、妻の最期が迫る中、確かにそうだと思うと涙が止まらない。

在宅介護にして最期まで妻に寄り添いたいと思う。

医者の話

2015-11-05 18:19:49 | 治療経過
診察室に入ると担当医は「薬による副作用は有りますか?」と開口一番尋ねた。

薬による事は無いんだけど…と歯切れの悪い返答をする妻に、担当医は容赦ない。
「では、何が有るんですか」と聞いて来る。

日頃の悩みを打ち明ける。

結果的にMRIの検査をする事で原因がハッキリするんだったらその方が良いかもしれないって事に成り
MRI検査の予約を入れた。


*-*-*

今服用しているTS1(薬の名前)が効いて来た様で腫瘍マーカー値が下がり始め、
服用を継続する事に成り自分的には寿命が3ヶ月伸びたと思っている。

妻の顔も明るくなり、帰り道はなんだか気が軽くなった。
期待していなかったので本当に嬉しい。
愚息が成人するまで生きたいと言っていた妻の願いに少し近づいた気がして泣きそうになる。


来月MRI検査で癌の大きさをチェックしてどの程度効いているかがハッキリする。
小さく成って居れば大変嬉しいのですが…。