週末が秋分の日で連休なので、仕事上の緊急電話も無い事と決めつけ愚息の住む部屋の掃除に出掛ける事にした。
妻が生きていればひと月に一回ぐらいは掃除に行っていただろうと思われたので、今回初めて電車で出掛けるのだけど掃除が得意な訳では無い。寧ろ苦手で、毎度の事ながら手際が悪いと思っている。
今回車で行かないのは帰りにビールを飲みたいからに他ならない。新幹線で飲むビールは郷愁を誘って旨いと思っている。
墓参りを早めに済ませ、七時半頃の路線バスに間に合う様に家を出たのだけど、思ったよりも早く着いてしまい、時間を持て余していた。巴川は満潮に近くて静かだ。
9月も終わろうとしているのにまだ暑く、半袖のTシャツで充分だけど、東京は最高気温が23度と涼しいらしいので、上着は持つことにして、愚息の着換えの服と同じバッグに入れたら、思ったよりも重く成り電車で行くのは失敗だったのかも知れないと家を出た途端に思った。
東海道本線を使って小田原まで行きそこから小田急電鉄で新百合ヶ丘まで行く約3時間の電車の旅。ローカル線に乗るのは久しぶり。熱海まで1時間くらい、更に小田原まで20分ほどで到着。
気温が低いので上着を着る。東京に近づいた事を気温で体感する。
愚息のアパートで昼食を期待できないし、途中で買い物をするにはバッグが重すぎたので、小田原駅のコンコースの「名代箱根そば」で小腹を埋める事にした。
小田原駅から快速急行で約1時間新百合ヶ丘に到着。すると駅のコンコースに小田原駅と同じ蕎麦屋が有って笑った。
せっかちなのは父親譲りと苦笑しながら、次は此処で食べようと思った。
駅から愚息のアパートまで殆ど登り坂で、この公園の石段が最大の試練。ここを登りきると緩やかな上り坂がアパートの入口まで続きぐったりする。既にバッグを持った右腕は伸び切った気がして、さっきから何度も左手に持ち替えるのだけど、数秒で音を上げる。
やっとの思いで愚息の部屋に到着。想像よりも綺麗にしておりちょっと安心したけれど、ゴミ箱に有るコンビニ弁当のごみを見ると自炊の限界に来ているのかも知れない。
掃除の途中で愚息が帰宅。
腰が痛く成ったので掃除を休憩したところだった。それでも片付いている部屋を見て「自分の部屋じゃないみたい」とお世辞の様な事を言うので、大丈夫、三日もすれば元に戻るからと返すと愚息は笑っていた。
晩御飯にとんぺい焼を愚息が作ってくれた。大阪でお好み焼きを食べる前に食べるやつ。
スマホで見た動画レシピで最近よく作るらしい。
此れが旨い。夕食の材料を買う序でに買った缶酎ハイが効く。
愚息には、炊き立てご飯の旨さを再確認するために、焼き海苔と、焼き塩鮭を用意。茶椀に炊き立てのご飯を盛り解した塩鮭をまぶし焼き海苔で覆う。ご飯の湯気で海苔の香りが立ち、海苔がパリパリの内にかぶりつく。美味い。(孤独のグルメの見過ぎ)ご飯は、炊き立てが一番うまいのだ。
次の日、愚息を連れて以前妻と行った事のある築地のアナゴ料理専門店に行き、アナゴ料理を食べながらその時の様子を愚息に話す。座った場所や、注文した物。
いつかは連れて行くつもりだったので、思ったよりも早く実現出来て良かった。
そして上野動物園に行く。妻と三人で行った事が有ると話すのだけど、愚息は覚えていないと言い「下の動物園」と言った事だけは何と無く覚えているらしかった。
妻は猿山を見るのが好きだったと話すと、自ずとサル山の前で止まる。しばらく眺めていると猿の動きが面白くて、殆ど動かない客寄せパンダより面白い。
愚息はカワウソが好きだと言い家で飼いたいとまで言う。そこで今日の記念に「かわうそ」のぬいぐるみを買ってあげると照れながら受け取った。
小生の記念品は勿論パンダだ。
妻が生きていればひと月に一回ぐらいは掃除に行っていただろうと思われたので、今回初めて電車で出掛けるのだけど掃除が得意な訳では無い。寧ろ苦手で、毎度の事ながら手際が悪いと思っている。
今回車で行かないのは帰りにビールを飲みたいからに他ならない。新幹線で飲むビールは郷愁を誘って旨いと思っている。
墓参りを早めに済ませ、七時半頃の路線バスに間に合う様に家を出たのだけど、思ったよりも早く着いてしまい、時間を持て余していた。巴川は満潮に近くて静かだ。
9月も終わろうとしているのにまだ暑く、半袖のTシャツで充分だけど、東京は最高気温が23度と涼しいらしいので、上着は持つことにして、愚息の着換えの服と同じバッグに入れたら、思ったよりも重く成り電車で行くのは失敗だったのかも知れないと家を出た途端に思った。
東海道本線を使って小田原まで行きそこから小田急電鉄で新百合ヶ丘まで行く約3時間の電車の旅。ローカル線に乗るのは久しぶり。熱海まで1時間くらい、更に小田原まで20分ほどで到着。
気温が低いので上着を着る。東京に近づいた事を気温で体感する。
愚息のアパートで昼食を期待できないし、途中で買い物をするにはバッグが重すぎたので、小田原駅のコンコースの「名代箱根そば」で小腹を埋める事にした。
小田原駅から快速急行で約1時間新百合ヶ丘に到着。すると駅のコンコースに小田原駅と同じ蕎麦屋が有って笑った。
せっかちなのは父親譲りと苦笑しながら、次は此処で食べようと思った。
駅から愚息のアパートまで殆ど登り坂で、この公園の石段が最大の試練。ここを登りきると緩やかな上り坂がアパートの入口まで続きぐったりする。既にバッグを持った右腕は伸び切った気がして、さっきから何度も左手に持ち替えるのだけど、数秒で音を上げる。
やっとの思いで愚息の部屋に到着。想像よりも綺麗にしておりちょっと安心したけれど、ゴミ箱に有るコンビニ弁当のごみを見ると自炊の限界に来ているのかも知れない。
掃除の途中で愚息が帰宅。
腰が痛く成ったので掃除を休憩したところだった。それでも片付いている部屋を見て「自分の部屋じゃないみたい」とお世辞の様な事を言うので、大丈夫、三日もすれば元に戻るからと返すと愚息は笑っていた。
晩御飯にとんぺい焼を愚息が作ってくれた。大阪でお好み焼きを食べる前に食べるやつ。
スマホで見た動画レシピで最近よく作るらしい。
此れが旨い。夕食の材料を買う序でに買った缶酎ハイが効く。
愚息には、炊き立てご飯の旨さを再確認するために、焼き海苔と、焼き塩鮭を用意。茶椀に炊き立てのご飯を盛り解した塩鮭をまぶし焼き海苔で覆う。ご飯の湯気で海苔の香りが立ち、海苔がパリパリの内にかぶりつく。美味い。(孤独のグルメの見過ぎ)ご飯は、炊き立てが一番うまいのだ。
次の日、愚息を連れて以前妻と行った事のある築地のアナゴ料理専門店に行き、アナゴ料理を食べながらその時の様子を愚息に話す。座った場所や、注文した物。
いつかは連れて行くつもりだったので、思ったよりも早く実現出来て良かった。
そして上野動物園に行く。妻と三人で行った事が有ると話すのだけど、愚息は覚えていないと言い「下の動物園」と言った事だけは何と無く覚えているらしかった。
妻は猿山を見るのが好きだったと話すと、自ずとサル山の前で止まる。しばらく眺めていると猿の動きが面白くて、殆ど動かない客寄せパンダより面白い。
愚息はカワウソが好きだと言い家で飼いたいとまで言う。そこで今日の記念に「かわうそ」のぬいぐるみを買ってあげると照れながら受け取った。
小生の記念品は勿論パンダだ。