分かりにくい

最近、お稽古帰りに立ち寄る「めしや　くうべえ」で常連Mさんと仲良しになり、
ふっとした事でコーヒーの話になった。

聞くと知り合いがコーヒー豆を自家焙煎して喫茶店をやっているそうだ。
場所は、次郎長通りの裏通りで、K釣具屋を左に曲がってちょっと行った所と聞いたはずだった。
翌日、早速行ってみるのだが、全く見つからない。
一般住宅が立ち並ぶばかりでおよそ喫茶店なんてない。

ところが、運よく翌週にも常連Mさんに会う事が出来て見つからなかった事を伝えると、
店前の写真を見せてくれた。

「あ！この自販機は見た」と思わず声に出た。

またまた、翌日行ってみるとその自販機は有った。
しかし店の入り口らしきものはない。

立ち止まっていると中から笑顔の女性が現れた。

思わず「今日、やってますか？」と言っていた。
よく見ると入口の扉のガラスに営業日と営業時刻が書いてあった。

なるほど。

知っている人には、わかるらしい。

店に入りオリジナルブレンドを注文する。



くうべえの常連のMさんに教えられて来ました。と伝え
しばらくコーヒー談義をする。

そう言えばランチも有ると聞いたのでその辺りの探りを入れながら
メニューのホワイトボードを見ていると「フレンチトースト」を見つけた。



店が分かりにくかったと訴えると、
入口の上の方にコーヒーカップと小さいけれど看板があると言う。



確かにコーヒーカップと看板があった。
人間、真っ直ぐに生きる事が大事。

七夕2023

今年は七夕祭りをやるらしいので、
いつもの居酒屋を予約して、柳橋を渡って清水銀座商店街から見ていくことにした。

メガネの春田の角を曲がるとあら不思議。
七夕飾が無い。

そうか、こっちは無しか。
出店と人出は有るが肝心な物がない。
申し訳程度に道路の真ん中に灯篭のような物が置かれている。

綺麗な青空が見えてそれはそれで良いのだけれど。

中央銀座を通り高田ソフトを横目で見ながら清水橋の下を通ろうとすると
出店の乱立と客で通り抜けるのが厳しい。

夕方でこの状態では、夜はもっと動けなくなりそうだった。



駅前銀座に来てみても飾りつけは疎らで、子供の頃体験した七夕はもう二度と体験できそうにない。



居酒屋で昔に七夕の話をして外に出るとすっかり夜に成って居た。
なんだかまる子ちゃんが怖い。