私のなべ四器(規矩準縄)

今、自分の周りで起きていること。ご近所のトマソンもそんなに、気にしてない。深めにかぶった帽子で、年内不定休営業中。

2018-06-21 11:31:50 | ひとり独り言
雷門を潜り仲見世通りに入ると人で溢れ思う様に歩けないのは覚悟の上だったけれど、ちょっとイラつく。
そこで、この人混みも楽しもうと思い直して左右の店を見ながら流れに乗って進むと、「箸屋」を見つけた。

今使っている箸の先が丸くなり、そろそろ新しくしようと思っていたので丁度良かった。
誘われるように店内に入ると、海外からの観光客で混み合っており、移動が大変。すると、目の前に今使っている箸と全く同じ物が有り、ちょっと嬉しくなった。でも同じ箸を購入する積りは無かったのでスルー。

いつも探しているのは先端まで八角形の箸なんだけど、中々見付からない。一度だけ手に取った事が有り高価だったので買わなかった事を今に成って後悔している。
さて、そんな箸が有ればと思って店の方に尋ねてみると何点か探し出してくれるのだけど、八角形は無いらしい。

結局、五角形の箸を購入し早速使っている。
持つところに有る塗りが手にしっとりと馴染んで気持ちが良いので気に入って居る。

そうなると、次に使う箸を探しておかなければと心配に成るから困る。
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そば

2018-06-19 20:53:29 | ご飯ですね
上野で第一目的の用事を済ませるとちょうど12時に成って居た。
上野駅近くの飲食店には長蛇の列が出来ていて、とてもその最後尾に並ぶ気が起きない。

そもそも朝食に食べたサンドイッチが思ったよりもお腹に溜まって居たのだった。

軽くお蕎麦でもと思っても立ち食い蕎麦では何か勿体無い事をしているような気がして浅草に行く事にして地下鉄に乗った。
確かこの辺りと思って雷門近くを歩いていると、嘗て行った事のある店を見つけた。

十人ほどが並んで居るけど蕎麦屋の事なので回転が速い。

15分程並んで居ると一人客は相席で大テーブルに通された。
先客が次々に帰り、如何にも観光客と思われる海外の婦人2人組と、和服の粋なご婦人と同席に成った。

海外の方には英語のメユーが渡され、私より年嵩なホール担当婦人は「オーダープリーズ」と日本人に分かり易い英語で話していた。

どうやらその観光客は酒とビールを注文したらしい。後から蕎麦も来るのだけど、先に酒が運ばれて来た。
ホール担当婦人はお通しを食べる様に促し、酒とビールを置いて行ったのだけど、なかなか食べようとしない。

良く分からなかったけれど、何かの味噌漬けの様な物だった。
ちょっとつまんで日本酒をきゅっと飲んでぷしゅーって感じなんだけど、それを伝えるのは難しい。

ホール担当婦人はお通しを食べる様に、手振りで示すので、彼女らも食べては見たものの酒を続けて飲む事は無かった。ちょっと残念です。



天ざるが運ばれて来た。
蕎麦の汁を少し舐めてみるとやっぱり濃い。
蕎麦を半分ほど浸けて思いっ切りすする。

すすらなければ、香りが鼻に抜けないじゃありませんかと海外の方に分かり易いようにしたつもりでしたがお節介だったでしょうか。
得意げにそばを食べている自分がちょっと滑稽で可笑しい。
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本気

2018-06-19 20:18:03 | Weblog
地方に住んでいると、東京オリンピックなんていつやるのって感じ。
グーグルアースで見ても、競技場は更地のままだし一体どこまで工事が進んでいるのかと思ったりしている。

日本平の回廊を見てから建築中の国立競技場の工事がどうなっているのか気に成り見たくなった。
無理やり用事を作って千駄ヶ谷の駅に降り立った。

目の前には近未来的な東京体育館が有り、おのぼりさんを圧倒する。
この向こう側に、日本の本気度が見える筈だと思うと自然に早歩きに成って居た。

並木の隙間からクレーンが見えた。

作って居る。本当に作って居る。
生憎の曇天なので綺麗に写せなかったけれど、競技場の一番南側に立ってしっかり見た。
完成予想のスケッチが此辺りのはず。

本当に出来ている。ただ、木造じゃないけど。
コンクリートと鉄で出来ている。

実物を見たらなんだか嬉しくなって来た。
「がんばれ日本」



当たり前の事かも知れないけれど、今の技術ではこう成る(鉄とコンクリート)って事なんでしょう。
この後、日本平の回廊の様に木材が沢山使われると思います。(希望的観測)

ただ、そう思ったらどうして前の競技場を壊してしまったのか残念です。
比べて見たかったですね。日本人の新化と調和を。
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2018-06-06 15:11:23 | お出掛け日記
調子が悪いと思う。
全く気分が乗って来ないので、どうでも良い事から片付けている。

梅雨前にして日本平に行ってみる。
唯一の観光スポットの富士山の眺望も霞みかかった様なぼんやりした姿では全く魅力が無い。(中には良いって人が居るかも)

山頂の売店も定休日の様で防災訓練の消防車2台と救急車が停まっており、ちょっと驚くのだけど久能山東照宮へ渡るロープウエイの救出訓練でもしているのだろうか。

ちょっと近付けなかったので、遠目に見てすり抜ける様に頂上の階段を登ると目の前に隈健吾事務所が設計した鉄骨の回廊が現れる。鉄骨と言っても木造の様な気がしない事も無い。
前回は全くしなかった木材の香りが当たりを包んでいて、新築の木造建築の中に居る様な安堵感にホッとする。

木の香りは良いね。




回廊は多分完成している。
このフェンス(左側)をひょいと越えれば回廊を独り占め出来ない事も無いのだけど、良識ある大人はしない。(ガキのSNSじゃあるまいし)

静かに富士山を眺める。
少しは解毒できただろうか。

体に溜まった毒の抜き方が分からず毒を喰らう酒浸りの日々。



葵区に沈む夕日。

静岡の松坂屋美術サロンを覗いてみた。
北大路魯山人の「壺」を展示すると言うので行ったのだ。
展覧会じゃないので無料で見れるし、手に取る事も出来る。

因みにお値段は30,000,000円ですって。手に取るのを止めました。

バーナードリーチの花瓶や濱田庄司の土瓶が有ってちょっと感動です。これは触ってやりました。

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