福井のお菓子教室 Petite Maison Blanche(プティメゾンブランシュ)

福井市内の自宅にて、お菓子教室をしています。
お菓子教室のご案内、薔薇の庭など日々の事まで綴っています。

ノワ・ド・ペカン&ドーム・フランボワーズ&ライスとマンゴーのタルト

2005-08-31 | ル・コルドン・ブルー通学日記
  

今日は3種類です。
ノワ・ド・ペカンは、ダクワーズ生地にピーカンナッツを挟んで、コーヒー風味のバタークリームを塗ったものです。これを実習で作るのですが、上手く出来るかなあ。
でもお菓子屋さんに売ってそう!上手く作れるようになったらすごいなあ~。
ドーム・フランボワーズは、フランボワーズのムースをシリコンの型で冷やし固めて、フランボワーズのグラサージュをかけてあります。とってもかわいい
これは絶対作ってみたい!!写真でお見せする事が出来なくなってしまったのが残念です。
ライスとマンゴーのタルトは、レシピを見た時に、お米をどうやって使うんだろう??っととても不思議でした。お米を水で下ゆでして、牛乳で柔らかくなるまで煮て、砂糖などを加えました。
こ、これは、はたしてどんな味がするんだろうか??

試食は、どれもこれも美味しかったです
特に、ドーム・フランボワーズが私はさっぱりしていて好きでした。
今日は3個の試食、ちょっと胃が思いです...

実習は、組立てが難しかったです。これがなかなか綺麗に出来なくって。
さらに難しかったのは、切る事でした。なぜか包丁が真っ直ぐ入っていってくれなくて斜めになってしまうのです。ナッツが固くて固くて。
おまけに指まで切ってしまって...
コルドンの包丁ってやっぱり立派だからなのかすごくよく切れて、プサッといってしまいました...。血がしばらくとまらなくって大変でした。
それでも急いで仕上げて採点してもらいました。

    

やはり切り方を注意されました。気を付けなくちゃ。
今日のは、久しぶりに以前勤めていた会社の人達に送ります。
喜んでくれるかなあ~~。

フルーツカクテルのタルト&クレームブリュレ入りリュバーブとイチゴのタルト

2005-08-30 | ル・コルドン・ブルー通学日記
  
今日もまた難しそうです。
フルーツカクテルのタルトはタルト生地が縞々なのです。
どうやってやるんだろうーっと不思議に思っていたけれど、手間がかかるだけで簡単でした。
以前、ダミエを作った時のように重ねたものをスライスすればいいだけでした。
でも飾りのフルーツがとっても難しそうです
シェフはいとも簡単に飾り付けをしていき、あっという間に素敵なタルトが出来上がりました。
すごいなあ~。
リュバーブとイチゴのタルトでは、初めてリュバーブを見ました!
イチゴなどと煮るとすごく美味しかったです。野菜の一種だなんて知らなかったよ。
リュバーブとイチゴのコンポートの上にクレーム・ブリュレの生地を流して焼き、
カソナードをふってキャラメリゼします。手がこんでるなあ~。
でも美味しそう!!

試食はフルーツの方は私には普通に思えたけれど、
リュバーブの方はすっごく美味しかったですこれはお家でも作ってみたくなりました。

実習ではフルーツのタルトの方を作ります。
やはりフルーツの飾り付けがすごく難しかったですけれどやり始めると結構早く出来ました。自分ではまあまあ上手く出来た気がするんだけどなあ~。

採点は、良かったです飾り付けはオリジナルでなかなか良いようです。
わ~い

                

今日も楽しかった~。
これはお友達に送ります。喜んでくれるかな~

 


シナモン風味のシブースト入りリンゴのタルト&ヘーゼルナッツとオレンジのタルト

2005-08-29 | ル・コルドン・ブルー通学日記
 

今日は先週大失敗をしたクレーム・シブーストを使ったタルトです。
今日こそは絶対上手に出来るように、といつもよりも真剣に見ました。
このお菓子はよく本でも見たことがあったけれど、なんとなく難しそうで作った事がありませんでした。
でも一度習ったら、またお家でも作れそうな気がします
去年パリでせっかく焼きごてを買ったのに、一度も使った事がありませんでした。
これでやっと使える~~。
これはまず、ブリゼ生地にリンゴのコンポート、アパレイユを流して焼きます。
それから冷やし固めたシブーストを上にのせて焼きごてでカラメリゼします。
とっても美味しそう!!
ヘーゼルナッツとオレンジのタルトの中には、オレンジのコンポートとチョコレートのクレムーが入っています。
上にはビスキュイ生地がのせてあります。
今日はこのタルトの飾りでチョコを使ったのですが、これまたすごい
テンパリングも初めて見ましたが、こんなふうにクルンとカールさせるテクニックにびっくりでした。すご過ぎるよ~~。

試食は、シブーストの方が、すごく私好みで大満足でした
早く作りた~い!!

 今日こそは、と張り切ってクレーム・シブーストを作りました。
今日は綺麗に混ざって成功でした
ブリゼ生地の敷き込みもチクタージュもなかなか上手く出来ました。
焼きごては意外に難しくって、少し焦がしすぎてしまったところがありました
ちょっと汚いです...。シェフのはとっても綺麗だったのですが...
採点は良かったです。

             
楽しかった~

ミゼラブル&ジャヴァネ

2005-08-27 | ル・コルドン・ブルー通学日記
  

今日は基礎の最後の授業です。
ミゼラブルは簡単そうでした。でもジャバネはチョコレートのグラサージュがけや文字書きがしてあって、すごく難しそう。デモだけで良かったー。
オペラに少し作り方が似ているそう。中級でオペラをやるそうなので、楽しみ~~

実習は、ミゼラブルです。
今日は生地もバタークリームも完璧!仕上げも丁寧にしました。
採点は、良かったです
生地も仕上げも全部綺麗です、との事。
ただカットが斜めになってしまっているところがあるので、気を付けるようにとの事でした。
良かったーー最後の授業はいい点数で!

          

明日は終了試験です。
明日、試験30分前にくじ引きで何を作るかが決まります。
今10種類程、試験科目がでているのだけど、その中の3種類が試験にでるそう。
一体何があたるんだろう...。恐いなあ~。
昨日の洋梨のシャルロット絶対でそうだなあ
私は昔からこういう時は運が悪くて必ず最も嫌なものにあたってしまうのです。
ああ、心配だよ...。

洋梨のシャルロット&赤い実のフルーツのシャルロット

2005-08-26 | ル・コルドン・ブルー通学日記
   

今日はシャルロット2種です。
今までも作ってみたくて憧れていたけれど、難しそうで作った事がありませんでした。
なので今日はすごく楽しみ!
洋梨の方は絞りがすごく難しそう...シェフみたいにマーガレット模様にはたしてなるのだろうか...。
赤い実のシャルロットは出来上がりがすっごくかわいらしい
これはお誕生日とかに作ってあげたいなあ~ やっぱり赤いお菓子はかわいい。

試食は、洋梨のタルトが美味しくってパクパク食べれました。
でも、少しお酒が苦かったから、実習では少なめにしなくては。
赤い実のシャルロットは、あんまり甘くなくてさっぱりした感じでした。

実習は洋梨のシャルロット。
生地の泡立て方が足りなかったのと、もたもたと絞りをしていた為、生地がだれてきてしまいました。なので、マーガレット模様に絞らないといけないのに、なんだかわけの分からないものに仕上がってしまいました
焼き上がりを見た瞬間に、今日の採点も最悪だ、と思い、やる気をなくしてしまいました...。
なんとかムースは仕上げたけれど、今日も嫌だーー。
マーガレットになるはずだったフタをかぶせると、なんとも変なお菓子に。毒キノコに見えるよ

                

あんまり出来が悪いので、シェフの綺麗なシャルロットを載せました。私のだけだと、何が何だか分からないものになってしまうので...。
採点は、やっぱり昨日と同じでした。
もう嫌です、ジェノワーズ生地やらこんな生地は

明日は基礎の最後の授業。
明日こそはいい点数をとって終わらなきゃ!!

今日は道具屋さん&お菓子屋さんへ

2005-08-26 | ル・コルドン・ブルー通学日記

今週は土曜日に学生時代からの大阪の友達と遊ぶ為、神戸にいました。
なので今日は、道具屋さん&お菓子屋さんに行く事にしました。
道具屋さんは、元町商店街を少し入った所で、元町ケーキの近くにある大阪屋商事という所に行ってきました。ここはクラスの人が言うには、神戸のお菓子屋さんが行く所だそうです。
なので、かなり期待して行ったのですが、あんまり...でしたこれなら地元にもあるかも...。今日は少しだけ買って終わりました。
やっぱりインターネットで買った方がいいのかなあ??
たくさん売ってる道具屋さんて一体どこにあるんだろう??

午後は、雑貨屋さんに行ってきました。神戸の雑貨屋さんはお洒落だなあ~。
見ているだけでもとっても楽しかったです。

最後は、お目当てのお菓子屋さんへ。
ここは雑誌に載っていた、元町商店街の近くにある「2eme」というお店です。
ここはガスコーニュというお菓子が美味しいそうです。
何でもオーナーが販売権の獲得から本場フランスの味を再現するのに3年もかけたそう。
日本で初めてプロデユースし販売しているそうです。
店内に入るとなんだかすごくパリっぽい!
こじんまりとしたお店なのですが、とてもかわいらしかったです。
さっそくガスコーニュセットを注文しました。

              
ワクワクしながら、ナイフで切れ目を入れると...。
薄い生地の中から、熱々のリンゴとプルーンのコンポートがトロリと出てきました
下にはアーモンドクリームが敷いてあります。皮はパリパリです。
美味しい~~これは私は絶品だ!っと思いました。
添えてあるキャラメルとバニラのアイスクリームと一緒に食べるとこれまた美味!
とっても幸せです。
来週はお土産に旦那さんに買って帰ってあげなくちゃ。
他のお菓子もすごく美味しそうだったから、また来よう~~。
でも南京町にも本店があるなんて知らなかったな。シュークリームも食べてみた~い。

http://www.estroyal.co.jp/index.html


サントノレ&モンブラン

2005-08-25 | ル・コルドン・ブルー通学日記
  

今日は2種類です。
サントノレのクリームは、クレーム・パティシエールとイタリアンメレンゲを混ぜ合わせたクレーム・シブーストです。絞りが難しそうだなあ...。
モンブランの中には、100℃で3時間も焼いたメレンゲとシャンティ、マロンクリームがたっぷりと入っています。モンブランもすごく手が込んでいます。
たぶんお家では作らないかな...。

試食は、今日はものすごい甘さでした
モンブランはとっても美味しかったのですが、かなり甘かったです。
それにも負けないくらいサントノレは甘いのです。
頑張って二つとも食べたけれど、かなり気持ち悪かったです。

実習では、サントノーレを作ります。
一番下にフイユテ生地、その上にシュー生地を絞って焼きます。
ここまでの作業は上手くできました。
問題はここからでした
クレーム・パティシエールとイタリアンメレンゲも上手く出来たのに、私は何を思ったのか、パティシエールを全部いきなりメレンゲの中に入れて混ぜてしまい、最悪な事になってしまいました...。綺麗に混ざってくれないのです。
そりゃそうですよね...。本当は、パティシエールにメレンゲの一部を加えて、よく混ぜ合わせてから、メレンゲの中に加えなければいけないのです。
私のクリームはブツブツの残ったとっても不味そうなクリーム...
すっかりやる気がなくなってしまいましたが、なんとか最後までやり終えました。
絞りもまあなんとか出来たのですが、最後に小さいシュー生地をくっつける時に、外側にくっつけ過ぎてなんとも不格好なものになってしまいました。
隣の料理のクラスのシェフがたまたま遊びに来ていて、私のサントノレを見て、笑っていて、
「これはサントノレではなくて元町なんとかいうやつでは??」と冗談を言っていました

採点は、私も笑っていたのですが、シェフも笑っていて、点数を何点にするかしばらく考えていました。今日は全体的にかなり点数が低めだったのですが、考えた末の私の点数はなんとかみんなと同じにしてくれたようです。「僕は優しいから」と笑っていました。
良かったあ~~、すごい点数じゃなくって!
こんなにすごい作品を作ったのは初めてです...

なので、今回は写真はあまりのひどさに載せる事ができません...。
写真はもちろんシェフの作品です。

来週からはなんだかまた難しくなりそうだし頑張らなきゃ!
明日からお休みだ~
明日はクラスの人に教えてもらった道具屋さんに行く予定です。
何かいいもの買えるといいなあ~楽しみ!

ピティビエ・コンベルサシオン・クリーム入りコルネ

2005-08-24 | ル・コルドン・ブルー通学日記
  

今日は3種類。
昨日準備しておいた逆折り込み法フイユテ生地を使います。
もうこの生地の扱い方にも慣れてきました。
ピティビエは基礎の時に習った、ガレット・デ・ロワに似ていますが、
中にはアーモンドクリームとクレーム・パティシエールを混ぜたフランジパーヌを入れて焼きます。
コンベルサシオンも同じのを詰めます。
ピティビエのように模様をつけるのは好きなので楽しみです。
今日はめずらしく早く終わりそうだなあ。

試食は焼きたてですごく美味しい!!今日も満足です

実習ではピティビエを作ります。
1時間30分で作り上げて、1時間かけて焼き上げます。
なので、今日は余った時間は、来週あたりにあるオペラの為の文字書きの練習をしました。
シェフの見本を見ながらしたのですが、どうにもこうにも上手く書けません...
何回やり直してもだめでした。こんなんでオペラ大丈夫かなあ??
採点は良かったです

        

今日は文字書きのおかげでかなり疲れてしまったけれど、楽しかった~。
今日のは冷蔵してもらって、明日のサントノレと一緒に実家に送ろう~っと。

マーブル模様・ヘーゼルナッツとミルクチョコのミルフィユ

2005-08-23 | ル・コルドン・ブルー通学日記
  

今日はミルフィユです。 
昨日大変だった逆折り込み方フイユテ生地を使います。
フォンダンを使った模様がすごく綺麗!こういうふうにすると出来るんだあ~。
ヘーゼルナッツの方もお菓子屋さんでよく売ってそう~。本格的だあ~

ミルフィユを切る時は、いつも失敗して汚くなってしまっていたけれど、コツがありました!
初めて知りました。
2段だけクリームを塗って重ねてしまい、1枚だけ重ねずに残しておいて切るのです。
それから、一枚一枚少しだけ隙間をあけて並べて置いていきます。
そうすると、綺麗に切れるそうです。驚きです。

試食はすっごく美味しい~~幸せです。

実習は、マーブル模様のミルフィユを作ります。
フォンダンで模様をつけるのは、簡単だったのですが、白いフォンダンを塗るのが難しかったです。でもなんとか上手く出来たような気がします。
採点は良かったです

         

今日のは実家に送ります。久しぶりだからきっと喜ぶぞお~。
昨日のパン・デピスも一応とっておいてあるから、一緒に送ろう~っと。
さすがにこれだけで送るのは申し訳ないもの。

今日から授業!

2005-08-22 | ル・コルドン・ブルー通学日記
 

今週から授業が始まります。休み明けでなんだか頭がついていきません...
今日のお菓子は、ファー・ブルトン、ブルターニュ風ガレット、ボルドー風カヌレ、オレンジ風味のパン・デピス、逆折込法フイユテ生地です。
今日ももりだくさんの内容。
ファー・ブルトンとパン・デピスを実習では作ります。
ファーブルトンはプルーンとレーズンをぎっしり詰め込んで、アパレイユを流し込んで焼いたシンプルなお菓子です。見かけはまあ素朴そうな味で美味しそうな気がするけど...。

パン・デピスは4種類のスパイスがたっぷり入ったものです。
これもなんだか私が苦手な味のような嫌な予感がします ...。

逆折り込み方フイユテ生地とは、バターでデトランプを包み込んで折り込んで作った生地の事です。こんなやり方初めて知ってびっくりしました。
この生地だと、普通のフイユテ生地よりも焼き縮が少ないそうです。
でもかなり難しそう...。

カヌレはシンプルなお菓子に見えてなかなか手間がかかるお菓子でした。
型は銅製の物が他の型よりも断然美味しく出来るそうで、しかも使い古した型の方がいいそうです。でもフランスでは1個1,700円もするそう。
そんな高価な物たくさん買えないよ

焼いてる途中からすごくいい匂いがしていました。
久しぶりのコルドンのお菓子早く食べた~い

さっそく試食タイムです!
わくわくしながら、たっぷりプルーンの入ったお菓子から食べてみると...。
ん??なんだろう...この味は...。なんだか生のような感じ。
パン・デピスはもう私にはダメでした。スパイスが強すぎてちょっと。
クラスの人達もみんな同じ事思ったみたいです。初めてコルドンに来てマズイと思うお菓子に出会いました。日本人にはきっと合わないよ...。
でもカヌレはびっくりするくらい美味しかったです!!やっぱりコルドンのお菓子は最高だわ!
でも実習はあのいまいちなお菓子二つなんだよなあ...残念
カヌレ作りたかった~。

実習は、フイユテ生地以外は簡単に出来ました。
やっぱりバターで包み込むなんて難しいよお。シェフに少し手助けしてもらってなんとか出来ました。でも4回も4ッ折をしないといけないので大変でした。

採点は良かったです。でもこのお菓子どうしよお。
これだけで送ったら、文句言われそうな気が...。
明日のミルフィーユと一緒に送ろうかな...。