塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

人間、物事はそんなにうまく運びませんよね

2020-12-30 14:29:59 | 日記
 地球最高の野球が披露される米国大リーグ。

 しかし猛者が集う最強のリーグでも、滑稽なプレイは当然ありますよ。

 誰高は覚えてませんが、投手だったと思いますが、打者が3塁に向けてドラッグバントをした際、丁度ボールが線上を歩み切れるか切れないかの瀬戸際だったんですよ。

 当然外に切れたなら「ファウル」ですから、ドラッグバントは不成立ですし、次の投球では使えません。

 そこで投手がどうし高と言いますと、いきなりかがみこんでボールに息を吹きかけて線上から何としても外にはみ出させようとしたのです。

 ただ結果はセーフだったと思いますが。

 1989年から91の3年間、連続でワールド・シリーズに出場したオークランド・アスレチクス。

 盗塁王のリッキー・ヘンダーソンと共に人気を博したのが、ホゼ・カンセコでした。

 しかし、その彼ライトの守備を担っていた際、何とボールを後方に「ヘディング」していまい、ボールは何とそのままスタンドインでホームランになってしまったんですよ。

 名手だって人間である以上、ミスもしますし滑稽な形をみせてしまうものです。

 チェルシーに移籍したドイツ代表のティモ・ヴェルナー。

 ランパードははっきりと

 「彼の動きは物足りない」

 と指摘していますが、その背景には

 シェバ、トーレス、デンバ・バなど自分が選手として在籍していた時代、思うように馴染めないFWをたくさん見てきた
 肩を叩くよりも、思い切って心情を吐露すべきと、彼成りに判断した
 同時に300億円も費やした以上、みっともない展開は見せれれない

 という理由がるのでしょう。

 当然、幾らクラブにっ貢献してきた選手とはいえ、そこは指揮官としての違いなのでしょう。

 ただ、調子が上がらないのも、馴染むことに時間差がある事も人間の特性ではないかと庇いたくなりますが、それは無駄なあがきかもしれませんが。
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パリ・サンジェルマン、トーマス・トッヘル解任を認める

2020-12-30 14:13:41 | 日記
 パリ・サンジェルマンは指揮官、トーマス・トッヘルを解任したことを認めました。

 今季、契約違約金無しでチェルシーに移籍したブラジル代表のチアゴ・シウバ。

 トッヘルは彼が残留することを希望していたようですが、移籍市場を牛耳るレオナルドはチェルシーへの譲渡を認めました。

 専門サイト「QOLY」でも記されていますが、前指揮官は

 「クラブに政治的な出来事が多すぎる」

 と漏らしていたといいます。

 逆にレオナルド、アル・ケライフィは

 国内3冠は既にロラン・ブランが獲得している
 チャンピオンズ・リーグで決勝に進んだことは確かに進歩だ
 だが最大にチャンスだったことも確かではなかろうか

 と考えたのではないでしょうか(単なる僕の推測にすぎませんよ)

 この意思疎通の無さが、解任の前兆だったと思います。

 フランスに日本で指摘される「同町圧力」「世間体」があるのかは定かではありません。

 しかしながら、チャンピオンズ・リーグ優勝をもたらしたならば「4冠」の監督だったトッヘルですが、現実には3冠と準優用ということで、ある意味解任した今

 「世間がざわつく可能性」

 は低かったと考えたのではないでしょうか。

 後任人事にはマウリシオ・ポティチェーノの就任が見込まれていますが、監督業は難しいですよね。

 アーセナルはミケル・アルテタ政権が浮上の兆しを見せている
 ユナイテッドも地道に勝ち点を稼いでいる

 事を考慮すれば、モナコ、リール、マルセイユにレンヌ、リヨンなどより選手層を資金で圧倒的な差があるパリ、サンジェルマンはもっと構えてても良さそうにさえ思えません。

 彼らからとって欧州における躓きはもはや苦痛でしかなく、2021年クラブがカタール資本に入って10年の節目には頂点に立つという意気込みなのでしょうか。
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ノー・トレード条項について

2020-12-30 14:01:33 | 日記
 シカゴ・カブスに在籍し、今季のナショナル・リーグ最多勝を受賞した、ダルビッシュ有がサンディエゴ・パドレスへ移籍します。

 この移籍は1対1ではなく、複数の選手が関わる形で彼は来季、西海岸で投げることとなります。

 大リーグには

 「ノー・トレード条項」

 とよばれる文面を、契約構成の際に代理人が求めることがあります。

 これは決して移籍しない、という意味ではなく、あくまでチームがトレードを考慮する際、選手が了承しなければトレードの対象にはならない、という仕組みです。

 よく指摘されるのは、LAエンゼルス・オブ・アナハイムのアルバート・プーホルスです。

 彼がセントルイス・カーディナルス在籍時、記者から

 「リーグMVPの名称を、アルバート・プホルス賞に変更すべきだ」
 「彼の存在はそれくらいの価値がある」

 と指摘されたものです。

 しかし、移籍後は年齢の関係もあるのでしょうが、成績は下降気味でエンゼルスも彼に支払う報酬額の大きさに直面しているはずです。

 サッカーでも、バルセロナがパリ・サンジェルマンに対して
 
 「ネイマールを譲渡してほしい」
 「僕たちはウスマヌ・デンベレを差し出す準備がある」

 と掛け合いましたが、このフランス代表が了承せず破談となりました。

 バルセロナとしては、確かに能力は素晴らしい事は事実だが、怪我があまりに多く練習に遅刻する日が多すぎる、という面を判断し、パリに話を持ち掛けたのでしょう。

 ただ、デンベレに限らずトレード対象の選手は、当然良い気持ちはしませんよね。

 僕も勤務先で5度も部署移動しているからわかりますが、心にはいつも「屈託」があり、どうして他に人間が一度も部署移動せずにいられるのか、さっぱりわからないためです。

 トレード対象の選手にはチーム、クラブがしっかりと説明し、わだかまりを解消するという当たり前の事をすべきだと思うのです。
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サッカーの世界におけるジャーニーマン

2020-12-29 22:46:04 | 日記
 ニコ・コバチ解任から、ハンジ・フリック暫定政権の発足、以後怒涛の快進撃でチャンピオンズ・リーグは11連勝。

 極め付けとして暫定指揮官は正規監督となり、賞金を満額得る形での3冠獲得。

 宮藤官九郎のような優れた脚本家でも、2019-20シーズンのバイエルン・ミュンヘンの姿は描けないほど、突出したものでした。

 その3冠にレバンドフスキのUEFA最優秀選手賞が、更に華やかな形を呼び寄せませす。

 しかし、これだけクラブが劇的な展開を果たしても、フェリペ・コウチーニョの気分は晴れなかったでしょうね。

 結局、彼はバイエルンに留まる事が出来ず、バルセロナに戻るしかなかったわけですから。

 バイエルンに共通していることは、

 ハメス・ロドリゲス、フェリペ・コウチーニョを「お試し」の形でレンタル
 しかし、いずれもレンタルバックの形で買取はしない
 一方でアルフォンソ・デイビス、キングスレー・コマンなど、若い選手を見る目は確か

 ということでしょうか。

 以前にもお話したように、コロンビア代表、ブラジル代表の両選手が、どうしてこんなに所属クラブを転々としなければならないのか僕にはさっぱりわかりません。

 一例ですが、クラブが放出を検討している選手として

 バンジャマン・メンディ マンチェスター・シティ在籍 故障が多すぎて戦力として計算しにくい
 ウスマヌ・デンベレ バルセロナ在籍 時間にルーズで練習への遅刻が頻繁、同時に怪我が絶えない
 
 というように、選手が何かを改めれば(それが難しいことも確かなのですが)放出されにくいものです。

 コウチーニョ、ロドリゲスは恐らく、自分を心から必要とするクラブと出会えていない時期が長かったのでしょう。

 後者はエバートンで敬愛する指揮官アンチェロッティと再会し、それはナポリから移籍したブラジル代表のアランも同様です。

 コウチーニョがユルゲン・クロップと再会することは無いと思いますが、彼ほどの実力者が宙ぶらりんの形は、見ていてやはり残念に思います。
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裏と表の関係性

2020-12-29 22:21:12 | 日記
 明日TBS(長野県では信越放送)は午前7時30分から「恋は続くよどこまでも」を、禅話放送すると聞きました。

 来年1月3日にも「MIU404」を同様に全話放送するとのことで、今から楽しみにしている方は多いと思います。

 このように昨年末から今年、TBSが企画したテレビドラマの多くが、脚本、演出、配役にいたるまで好評でしたね。

 その代表例が「半沢直樹」なのでしょう。

 しかし、一方で「クレイジージャーニー」でやらせが発覚したように、全てを手放しで賞賛することはできません。

 サッカーに限らず、勝負事には勝ち負けがありますし、八百長や無気力試合でない限り、ファンは敗北を受け入れなくてはなりません。

 しかし、「やらせ」は僕たち(視聴していない方は除きますが)をだましてますよね。

 ただ陳謝するだけでなく

 1・どうしてそのような形が起きてしまったのか
 2・責任者は誰なのか、どのように責めを負うのか
 3・解雇なのか、左遷なのか、減給なのか、減給ならばいかほど給料を減らされるのか

 それは説明すべきだと考えます。

 サッカーは移籍金が高ければそれだけ活躍が見込まれ、指揮官も選手も衆人環視の形ですぐさま罵声が飛び、GM、GD,SDの地位も決して安泰ではありませんが、彼らは僕たちを騙してはいません。

 お金の使い方を間違えた、移籍したリーグ、クラブの選択をもっと慎重に行うべきだった、と言う観点はあるでしょうが。

 メスメディアとうまくやりなさい
 選手とマスメディアはお互い様

 とクラブの広報は言います。

 しかしマスメディアも過ちを犯しますし、彼らの意見がすべて正鵠を得ていません。

 当たり前ですが僕の意見もそうですし、そこにアマチュアとプロの垣根はないに等しいと考えています。

 少なくとも、マスメディアが誤りを「訂正と削除」ではなく、書いた記者や編集長が頭を下げ、その記事を書いた経緯や処罰について言及しない限り、選手がマスメディアに歩み寄ることは難しいはずです。

 裏と表、陰陽など対になる言葉はありますが、快進撃の背景には「裏」があるものでしょう。
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