塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

F・マリノス、元日に汚名返上なるか

2013-12-30 20:49:10 | 日記
 横浜F・マリノスにとって元日は名誉挽回の大きな機会となります。

 彼らにとって最悪のシナリオとは

 1・無冠でシーズンを終える事
 2・齋藤学がブンデスリーガ移籍をめざし、退団すること
 3・クラブの高齢化を見据えて、現状の戦力を解体する事

 になるのでしょうか。

 優勝で終われば現有戦力の入れ替えは最小限で済むかもしれませんが、もし無冠で終わればドラスティックな入れ替えが行われ、
新戦力の大幅加入が来季のキャンプで樋口監督を悩ますかもしれません。

 つまり

 「見極める戦力が多すぎる」

 事が、中村、栗原、中澤という既存戦力といかに波長を合わせるかが難しく、時間がかかってしまう危険性があるからです。

 そして広島。

 地方クラブが2冠を目指して戦える事は本当に素晴らしいですし、94年以降2012シーズンまで無冠でいたことが嘘のようで
すね。

 今広島は

 「J1のロールもデル」

 といっても大袈裟でないサッカーを描き、森崎兄弟に代表される生え抜き選手の扱いも参考例として注視するクラブが多いことで
しょう。

 広島はアントラーズが2007年から3季連続で達成したリーグ3連覇に挑める、ただ一つのクラブです。

 ただチャンピオンズ・リーグとの兼ね合いは厳しいですし、西川が森脇、駒野のようにレッズに去るようであれば屋台骨が大きく
揺らぐことになります。

 僕は今の調子が保てるならば、日本代表は彼を第1GKに指名しても不思議ではないと思っています。

 元日決戦は現状の国立競技場で行われる最後の天皇杯ですし、両クラブの2014シーズンの展望を占う、重要な一戦になるはず
です。
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反目しあうこと、自己主張の果てにあるものは

2013-12-30 20:38:04 | 日記
 大抵の方は動物はかわいい、ゆとりがあるならペットを飼ってみたいと思うでしょう。

 事実、日本はペット産業が充実していますし、中国は経済力が向上したおかげでペット市場が格段に広がっていると聞きまし
たが、ペットの存在は世話をするだけの時間と資金にゆとりがある証明なのですね。

 でも、動物は僕たちが思うほど可愛らしいものではなく、むしろ残酷な一面を覗かせます。

 我が家では僕が小学生のころから幾度か猫を飼っていて、今も2匹います。

 その「我が家」という範疇で括るだけでも

 1・野良猫との喧嘩
 2・家の中での縄張り意識
 3・子猫が対象であっても自己意識を隠すことは無い

 と言う形で、生存競争を痛烈に感じさせます。

 「3」について補足しますと、我が家でネコが出産した際、子猫を一匹ご近所に貰って頂いたのですが、その家で飼われている
ネコからいびられ続け、耐えられなくなり逃げてしまい、行方がわからなくなってしまいました。

 「こんなことなら里子に出さない方が良かった」

 と母はため息を付きましたが、それだけ動物の世界で新入りは「いじめ」の対象になりやすいのです。

 サッカーの世界でも新入りや移籍して間もない選手は、いかに環境に馴染むかが大きな鍵を握ります。

 「銀河系選抜」

 と称された時代のレアルは、常に更衣室での会話と人間関係が憶測として記事になり、選手たちが疲れ果ててしまうという事態に
なりました。

 「スペイン人とブラジル人の折り合いが悪い」
 「ジダンとフィーゴが反目している」
 「オーウエンは英語がわかるベッカムだけと仲が良い」

 など、その記事は多岐にわたりましたが、それだけ地位と名声、高い報酬が約束された選手が集まる事は、周囲の好奇心を集める
と言う形だったのです。
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オムライスの議論からサッカースパイクを思う

2013-12-30 00:02:31 | 日記
 テレビ朝日が水曜日23時15分から放送している「怒り新党」

 先日の放送で

 「昔ながらのオムライスが食べたいが、巷間で親しまれているのは卵がふわっとしたトロトロ・オムライスで怒っている」
という投書が寄せられました。

 僕個人はオムライスを普段食べることはまず無い為、この意見そのものに共感はしません。

 でも僕はこの意見を聞いて

 「本革のサッカースパイクが欲しいのに、人気商品の多くは合皮」

 という現在のスパイク市場に似ているなと感じました。

 例えばフロンターレのファンでなくとも、中村が常にミズノの「モレリア」、つまり昔ながらの黒に白地のラインを愛用
している事は有名ですよね。

 モレリアは当然ミズノの看板商品ですが、本田が愛用する「イグニタス」のように、オレンジがまぶしく同時に強烈な縦
回転を与えられるスパイクもあります。

 しかし、機能と発色では勝てなくとも、本革には

 1・職人の手仕事が感じられる
 2・革が馴染む感触を味わえる
 3・ブランドの伝統を伝える

 というメリットもありますね。

 ミズノは高校サッカーで群を抜いて愛用者が多く、冬の選手権はプーマが支援していますがこれには苦笑いを浮かべている
かもしれません。

 本革は当然合皮よりも繊細ですから、日頃の手入れが欠かせません。

 コーチや顧問からすれば

 「用具を大切にする意味」

 を伝える為にも、合皮ではなく本革の方が都合がよいかもしれません。

 またミズノだけでなく、自社の職人を育成、雇用するためにも本革スパイクの人気があることは有意義に違いありません。
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来季、セレッソは大きな注目を集めるのではなかろうか

2013-12-29 23:34:20 | 日記
 業務が一段落して休憩のために社員食堂へ行くと、天皇杯準決勝FC東京対サンフレッチェ広島の映像が流れていました。

 厳密に言えば

 「映像が垂れ流されていた」

 というもので、僕が席に着くまでは誰も無関心な様子で、弁当を食べる者、携帯電話をいじる者、他の従業員と会話する者
など様々な様子でした。

 広島もFC東京も、解説の早野さんが語っていたように、ラインを下げる事なくアグレッシブな姿勢を最後まで崩しません
でした。

 僕は延長前半の途中から観戦しましたが、広島は佐藤が既にベンチに退いており、途中高萩も途中交代で下がりますが、P
K戦の末に決勝進出を果たしたのは、それだけ自力がある証拠でしょう。

 一方のFC東京は無冠で終える形になりましたが、彼ら、特に太田や長谷川アーリアジャスールを見ていて思ったことは

 「ポポビッチ監督を指名したセレッソは、2014年かなりの確率で好成績を残すのではないか」

 という物です。

 米本が守備面で奮闘していたことも大きいのですが、石川がサイドを疾走し、高橋が丁寧に中盤を支えるFC東京のサッカー
は見ていて溌剌とした印象を受けました。

 縦の速さとマイボールの保持

 セレッソにも足下の技術に秀でた選手が多く、ポポビッチ監督の思考がキャンプから上手く浸透すれば、、セレッソが開幕
から首位戦線の主役になる気がします。

 クルピ監督退任に伴い、現在在籍するブラジル籍の選手は全員が退団します。

 ポポビッチ監督が外国籍選手の補強をどのように考えているかはわかりませんが、僕は来季のセレッソはダービーを含めて
大暴れしそうな気がしてなりません。
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否定しないことで生まれる強さ

2013-12-29 23:26:37 | 日記
 理解を産む周囲の言葉

 高校生でサッカー強豪校に進学したいと思う時、難しいのがその学校が遠方にある場合です。

 長友祐都のように、思い切って引っ越すという案もありますが、通常の場合は自宅から長時間かけて通う形になりますね。

 当然親御さんとしては

 1・遅くなる帰宅と早まる家を出る時間
 2・強豪校はそれだけサッカーを志す生徒が多く、試合で使って貰える保障は全くない
 3・週末も試合が続けば、体を休める時間が無い

 そして何より馬鹿にならない交通費の負担だけでなく、当然用具だって自分で揃えなくてはならず、遠くの強豪校よりも
地元の学校という案に変えて欲しいと思うでしょう。

 入学前、どんなに熱意を持っても

 「やっぱり駄目だ」

 という形では意味がありません。

 仮にサッカーを止めたとしても、高校そのものを変えることは出来ませんから、結局い交通費を3年の間支払う義務が
生まれます。

 親御さんとしてはため息を付きたくなることも多いと思います。

 そこを我慢して、否定的な言葉を一切口にしないことで、お子さんは随分救われるでしょうし、何よりお子さん自身が
マイナスの考えを持たなくなります。

 人間はどんなに意思が強くとも、周囲から

 「止めちまいな」
 「あの時、もっと慎重になればよかったね」

 という、否定的な言葉をかけられ続けると、自分の判断に迷いが生じるものです。

 ですから、お子さんが通学時間を有意義に使い、懸命に汗を流しているならば、3年間付き合ってあげて欲しい、そんな
気持ちが僕にはあります。

 実際は難しい面が多いのでしょうが。
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