前回、統一教会の開祖の文鮮明って方は、イエスさまの生まれ変わりじゃなさそうな話だったよね。で、その続きはどうなってるの? なーんて疑問もってる人、いませんか?
幸福の科学の大川隆法先生は、『宗教決断の時代-目からウロコの宗教選び①』(幸福の科学出版)で、文鮮明氏の守護霊の言葉(霊言)を、司会者と質問者Aとの対話の形で、このように伝えておられます。
司会 そのあと、地上で何か悪いことをしたことがありますか。
文鮮明守護霊 え? 地上で悪いこと?
司会 地上で何かされたことがありますか。
文鮮明守護霊 地上で……。ああ、そうだね。ユダっていう……。
A── ユダ?
文鮮明守護霊 いやあ……。ユダに取り憑いて……。
A── 思い出してください。
文鮮明守護霊 嫉妬させた感じがするな。
イエスがマグダラのマリアとあんまり仲良くやってるので、「あれはいかん。あれは堕落している。ああいうことをしておったんでは、神の怒りを買うから、マグダラのマリアを近づけてはいけない。あれは、おまえのもんじゃ」と、ユダに囁いたことはある。
司会 ああ。
文鮮明守護霊 ああ! 何で、わしがこんなことを言わなきゃいけないんだよ。君ら、妖しい催眠術師だろうが。何かおかしいぞ。
司会 いやいや。そのあとは、また何かされていますか。
文鮮明守護霊 「そのあとの偉大な業績として何があるのか」って言うのか。
司会 はい。
A── “救済”の歴史を教えてください。(中略)
文鮮明守護霊 そうだな。そのあとの偉大な業績としてはだなあ……、ローマの時代は、まだ、だいぶ続いておったから、やっぱり、ローマの皇帝に取り憑いたことはあるような気がするなあ。
司会 何と言う皇帝ですか。
文鮮明守護霊 カリー……、え、いや。カリギュラだったかな? あれ? ネロ? カリギュラ? ネロ? ん? カリギュラ? ネロ? いや、何だか、いつもいたような気がするなあ。
ハハ、まあ、イスラエルとローマは続いてるからねえ。わしは勤勉だから、いつも働いておったような気がする。うーん。
司会 ローマでは何をされていたんですか。
文鮮明守護霊 宮廷に入り込んでだな……、いやいや、宮廷を指導しておった。「ローマ皇帝はどうあるべきか」ということをいつも指導しておったな。
司会 目的は何ですか。
文鮮明守護霊 だから、まあ、「みんなから捧げ物を集めさせて、貢がせる」ということをやっておったな。うん。
司会 貢がせるのがお好きなんですね。
文鮮明守護霊 うーん、そうだねえ。まあ、どちらかと言ったら、貢がせるのは好きだなあ。権力や、血を見るのも好きだった。
司会 血を見るのが好き?
文鮮明守護霊 剣闘士の戦いもやらせた。コロッセウムで剣闘士にライオンと戦わせたり、ライオンにキリスト教徒を追い回させたりしたな。人をライオンに食わせたり、人を殺したりするのを見世物にしたんだ。
そういうことをローマ皇帝にさせるために、わしが指導をしたなあ。うーん。(中略)
司会 「自分にひざまずかせたい。貢がせたい」ということですか。
文鮮明守護霊 いや、そんなことはない。単に、大勢の人が喜ぶ姿を見たかったんだよ。
司会 ああ。
文鮮明守護霊 だから、イエスを十字架に架けたときも、みんなが「ワーイ、ざまあみろ」と言って、手を叩いて喜んでるのを見るのは、気持ちよかったなあ。
司会 ああ。
文鮮明守護霊 ん? ん? ん? ちょっとおかしいかなあ。
司会 いやいや、全然、おかしくないです。
文鮮明守護霊 なんか、おかしいこと……。わし、何かおかしいことを言ったかなあ。
A── 全然、おかしくないです。歴史を教えていただいております。
文鮮明守護霊 いやあ、だから、もう、十字架に架けてブスブスッと刺すのは、快感だったなあ。あれは、ほんとに。
(147~155ページ)
このやり取りをみると、文鮮明氏の守護霊は、裏切りのユダをそそのかしたことがあった。
イエスが十字架にかかる(死刑になる)のを煽動していたことがあった。
それから、悪名高きローマ皇帝が、キリスト教徒を残虐な方法で虐殺していたのを指導していたことがあったことが、分かります。
要するに、文鮮明氏がイエスさまの生まれ変わりなんてとうていあり得ないことを、改めて確認できた気がします。
でも、だからといって、いま世間で話題の「宗教法人解散命令」については、簡単に出されてはならないと幸福の科学はコメントしているようです。
つまり、ある一つの宗教が邪教かどうかという問題と、政府が安易に「宗教弾圧」してしまっていいのかは全く別の問題であると、大川隆法先生は教えておられるのだと私は理解しているのです。
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『宗教決断の時代』
大川隆法著 |
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