ゆーぱの部屋 ~幸福の科学の教えから~
幸福の科学の教え(大川隆法先生の書籍)で、みなさまの人生の悩みや疑問などを解決するお手伝いをします。
 



アニメの巨匠・宮崎駿って、引退したはずだったけど、また映画作って大ヒットしたんだってね。でも、なんで毎回毎回、あんなにヒットする作品ばかり創れるのかね? なーんて疑問もってる人、いませんか?

幸福の科学の大川隆法先生は、『「宮崎駿アニメ映画」創作の真相に迫る』(幸福の科学出版)で、その宮崎駿監督の守護霊の言葉(「霊言」)を、インタビューの形で次のように伝えておられます。

竹内 実際、宮崎駿監督が、創作のいちばん肝になるところを描いているとき、あの沈黙のなかで、何が行われているのですか。

宮崎駿守護霊 まあ、でも、やっぱり、基本のテーマはあるよ。何か、基本のテーマはあるのと、あと、観る側をいつも意識しているからさ。
 「今は、もう大きくなったけど、昔は、夏休みになると、孫娘たちがおじいちゃんのところに遊びに来ていて、そのときに、『こういうのを見せたいな』とだいたい思いつく」っていうようなものを想像することのほうが多かったな。
 だから、孫に見せたいようなアニメを、よくつくってきたよ。
 これが、さっき言ってた、例の「不思議の国のアリス」か? あれを書いたのは、数学者なんだよな。確か、イギリスのオックスフォードの数学の先生が、夏休みだかなんかに、小さい女の子に物語をつくって、語って聞かせたものなんだよ。それがあんな話になって、まことに不思議な話が出来上がっているんだけども、まあ、ちょっとそんな感じで、「孫娘に見せたい」というようなインスピレーションが湧いてくるわけだ。
 例えば、山小屋とか、ログハウスとか、あるいは、山のホテルとかに行ったときに思いつくのさ。
 まあ、今回の映画にもあったと思うけど、ああいう軽井沢のホテルみたいなところに、家族と小さい子を連れていって、一緒に遊んだり、一夏を過ごしたりしてる間に、やっぱり、「ああ、こんなのをやったら面白いだろうなあ」というようなのが出てくるんだよ。
 だから、昔は、十歳か十一歳ぐらいの女の子を主役にしたのが多かっただろう?

武田 そうですね。

宮崎駿守護霊 「こういうのを経験させてやったら面白いだろうなあ」というインスピレーションはあったね。「観る人の視点」というかな。(中略)

竹内 意外と、マーケティングをしながらシナリオを考えておられるのですね。私は、もっとインスピレーションのみで書かれているのかと思っていたのですが、意外に、観る層のことを考えながら……。

宮崎駿守護霊 そう。観る層を考えないのなら、映画はつくれない。
(62~65ページ)

基本のテーマはある。

観る側をいつも意識していて、「観る人の視点」でインスピレーションはあった。

観る層を考えないのなら、映画はつくれない――。

本書の中でも短いやりとりの部分ですが、でも、宮崎駿監督の創作の秘密にけっこう迫った、とても大事な発言の部分ではないでしょうか。

宮崎駿監督の守護霊は、けっこう饒舌にさまざまな考えや見方を語ります。

それがどの程度、肉体を持った宮崎駿監督の考えと一致しているのかというあたりも含めて、興味は尽きません。

いろんな分野で創作に携わっている方は多いと思いますが、この秋、じっくりと読み込むに値する一冊でないかと、改めて私は思っているのです。
 

『「宮崎駿アニメ映画」創作の真相に迫る』

 大川隆法著


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