日蓮大聖人って、他国侵逼難(たこくしんぴつなん)を説いて、元寇(モンゴルの侵略)を予言したんでしょ。その教えを奉じる宗派の人たちが、他国の侵略の危険がこんなに高い状況にあるいま、なんで日本の国防を固める政策にもっと賛成しないのかなあ? なーんて疑問もってる人、いませんか?
幸福の科学の大川隆法先生は、『日蓮が語る 現代の「立正安国論」』(幸福の科学出版)で、その日蓮の言葉(「霊言」)を、次のように紹介しておられます。
日蓮宗を標榜している「創価学会」が、公明党という政党をつくっているわけですが、日蓮の本心から見れば、外国からの侵略に対しては、「徹底抗戦」や「防戦」を言わねばならんはずです。
ところが、自分たちは、「日中国交回復に対して、歴史的な成果をあげた」ということが自慢であるわけです。(中略)
もし、中国が敵になるようであれば、彼らの教団史自体を書き換えなければいけなくなります。つまり、評価が逆になり、「弱っていた中国を復活させ、日本を占領させるための手引きをした。実は、日本侵略の橋頭堡になっていて、中国が日本を侵略するための、非常によい密偵役をしていた」ということになってしまうわけです。
だから、公明党は、国防なるものがほとんど説けません。
日蓮から見れば、こんなもの(創価学会)は、軟弱で、日蓮宗には当たりません。
外国の占領軍と戦う代わりに、本山(大石寺)と戦って、日蓮宗が内部割れするほうにエネルギーを注いだような感じですかね。つまり、「日蓮宗の内部割れにエネルギーを注ぎ、信仰ある者を混乱させた。そして、怪しげな信仰を立ててしまった」ということです。
「結局、利益団体にすぎなかったのではないか」ということが、あなたがた(幸福の科学)の勢力が拡大するにつれて、照らし出され、あぶり出されてきたわけですね。
だから、あなたがたが、日蓮による「現代の立正安国論」を説いて堂々と戦えば、その姿を見た創価学会の信者や公明党の支持層等に、「幸福の科学あるいは幸福実現党でなければ、国を救えない」という考えのスイッチが入る可能性はあると思います。
彼らも、(日蓮宗の)経典を読んでいるので、「(国防を説かないのは)おかしい」という感じを持っているだろうと思うのです。
自分たちの歴史を否定することは残念でしょうけれども、彼らには、やはり、“踏み絵”が来るでしょうね。
(103~104ページ)
日蓮の本心から見れば、外国からの侵略に対しては「徹底抗戦」や「防戦」を言わねばならない。
日蓮から見れば、国防がほとんど説けない人たちは、軟弱で、日蓮宗には当たらない。
彼らにはやはり、“踏み絵”が来るだろう──。
幸福の科学において、慈愛に満ちた霊言をたくさん降ろしておられる日蓮ですが、この種の話題になると、言葉の調子がかなり厳しくなるように思えます。
ここに、現代日本で語られた天上界の日蓮の言葉があります。
責任ある政権与党のみなさん、心ある議員のみなさん。
そしてそれだけでなく、日蓮の教えを奉じているはずのみなさん。
未来の日本を護るために、いまなすべき仕事を、ぜひとも決然と、また粛々と遂行して行っていただきたいものだと、改めて私は思っているのです。
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『日蓮が語る 現代の「立正安国論」』
大川隆法著
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