現代って、忙しいよね。テレビとかスマホとかで情報も入り放題だし、禅みたいな生活なんて、夢の夢だよね? なーんて疑問もってる人、いませんか?
幸福の科学の大川隆法先生は、『凡事徹底と静寂の時間──現代における“禅的生活”のすすめ』(幸福の科学出版)のまえがきで、次のように述べておられます。
政治家系の本を出し続けたり、政治マターにかかわりすぎると、心が薄汚れてくる感じもする。ということで、時には、宗教的な感じの本を出したいと考えて、本書を編んでみた。
宗教も大きくなると、この世的な仕組みから完全遊離できなくなるので、精神修行の面を“意図”して“意識”しなければならなくなる。
本法話をお聞きになって、「心が洗われるようでした。」とおっしゃる方もあり、私も少しだけホッとしている。
「凡事徹底」という言葉は、二つの面で忘れやすい。
一つは、偉くなり、経験を積んでくると、雑事は若手がやってくれるので粗略になりやすいこと。二つは、機械文明の進化により、新しいものを追いかけて夢中になっているうちに、“本来の自己”を置き忘れやすくなること、である。
この忙しい現代に、「静寂の時間」を取り戻すことの大切さを、もう一度、思い起こしてみよう。
(5~6ページ)
宗教も大きくなると、この世的な仕組みから完全遊離できなくなるので、精神修行の面を“意図”して“意識”しなければならなくなる。
「凡事徹底」。
「静寂の時間」を取り戻すことの大切さ──。
たしかに、たしかに。
このブログの記事も、政治に関するものが増えて、精神修行に関するものはかなり少なくなっていたようです。
それは、幸福の科学と大川隆法先生が打ち出される活動の重点に応じてだったのかもしれません。
しかしそんなとき、大川隆法先生はすかさず本書のような書籍を出されて、私たちに中道に戻ることを促されるわけです。
「凡事徹底」を積み重ねているか。
「静寂の時間」をとっているか。
本書を読みつつ、改めて私も自らの生活を深く省みて反省しているのです。
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『凡事徹底と静寂の時間』
大川隆法著
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