おいしい国ブルガリアでのフボボな生活

ブルガリアのこと、まだ忘れ難く・・・
でも、アラフィフからまた新たな挑戦をはじめます!!

一番落ち着く(?)レストラン

2006-12-03 04:50:21 | ブログ

霧の立ち込める田舎町ペルニック。寒くなったのですぐに羽織れるカーディガンが欲しいなあ~。でもここは田舎なのでバラエティーがないこともあり、思い立ってソフィアのイリヤンツィにまたも行くことにしました。

Ilijantsi 以前にも書きましたが、ここはベトナム人や中国人が多く働く衣料品をはじめとするさまざまなものを扱う問屋街です。以前は安くて品質もよかったのですが、最近はあまり安くなくなってきているようです。にしても何百もの店が一同に会し、いろいろ見て決めたいときにはうれしいショッピングセンターのようです。

以前はソフィア市内のムラドスト1丁目に住んでいたのでレイサ(バス)が便利でした。86番のバスがすぐそばまで行きました。でも、今はペルニック方面からのアプローチになるので、トランバイ(路面電車)No.11が便利ということでそちらに乗りました。同じ目的地とはいえ、イリヤンツィの反対側に着くのでチョッと不安が・・・ でも、たくさんのお客が降りるのですぐにわかります。

その人の波とともにイリヤンツィに入りました。オオ~ッ! たくさんの店、店、店・・・ すぐに欲しかったジレットカ(カーディガン)が見つかりました。店のオーナーはベトナム人。チョッと話しかけてみました。

「もうここで7年商売しているよ。景気?まあまあだな・・・」

Pho 今日はいつもと違う入り口からこの問屋街に入ったこともあって、今まで見なかったところにレストランがあるのがわかりました。レストランというよりはカフェテリア。みんなウィンドウに並んでいる食べ物の前に列を作っています。よし今日はここでランチだ! と、列の最後尾に並びました。そこで気がついたのですが、前にはわたしと同じような顔をしたアジア系の人が。よくショーウィンドウを見ると・・・ 何と、チャーハンや野菜炒めが!! ここは「アジア料理のレストラン」と書かれているではないですか!前に並んでいる中国人らしき人は白いごはんとおかず、そしてスープらしきものを取っています。そのスープは、よく見るとブルガリア人の好きなシュケンベ・チョルバやボブ・チョルバではなく、なんとも中華っぽい。そこでわたしもこのスープを頼んでみることにしました。ブルガリア人の売り子さんは、「あー、”ミネ”ね!!」 ”ミネ”というのはどうも「麺」のことを言っているようです。「ダー!!(喜)」

Gohantomoyashi Rahyu 白いごはんとモヤシ炒め(ここではモヤシを見つけるのもけっこう大変!)に、豚肉と豆腐(これもなかなかお目にかかれません)を半分ずつ、そしてその「ピレシュカ・スパ・ス・ミネ」を受け取りました。熱々のスープの中にはベトナムのフォー!! ちょうどうまくゆでてあってコシもあります。ウマい♪!! テーブルの上にはどこのレストランでも置いてある塩、コショウだけでなく醤油、それに「ラー油」!! ブルガリアにはないエスニックな香草の香りのするフォーにこのラー油を入れるとめちゃめちゃおいしい!! ふと見るとまわりのアジア系の人の8割はこのフォーをすすっています。ここではわたしは一応「多数派」です。ブルガリア人のほうがキョロキョロしながら注文し食べていました。備え付けのお箸で麺をたぐり、スープをすすると、ここがどこだか一瞬忘れそう。

ソフィア市内にはたくさんの中華レストランがあるけど、わたしはイリヤンツィのこのレストランが一番のおすすめです!!!

コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする