ブルガリアでの高血圧に関する常識からすると、スヴィンスコ・メソ(豚肉)とカフェ(コーヒー)はいけないらしい・・・ そしてチェスン!! つまりニンニクが効くらしい・・・ でも、とにかく病院できちんと調べてもらわねば。まず何がわたしの高血圧の原因なのかを知りたいゾ!!
今年はじめにしておいたリーチェン・レカルの登録と健康保険(ブルガリア語でオスィグロフカ)をやっと使う機会がきた!! ブルガリアの健康保険は日本とはちょっと違っていて、リチュナ・カルタ(IDカード)をもらえる人はすべてブルガリア人扱い。ブルガリア人、非ブルガリア人関係なく会社などが健康保険を払っていると加入できるようです。写真はその健康保険証(俗にズドラブナ・クニシュカ)。まず、医者のところに行き、リチュナ・カルタを出してリーチェン・レカル(ホーム・ドクター、というところでしょうか)としてこの健康保険の登録を行います。お医者さんのところには必ず端末があって、登録するとブルガリア全国、どこのお医者さんに行ってもすぐに情報を取り出せるようになります。検査や入院が必要になったときにはこのリーチェン・レカルの出してくれる書類が必要だから、はじめにこのリーチェン・レカルが親切でいい医者でないと、そのあとが大変!! 私の場合は前出のビオレッタの紹介で彼女のリーチェン・レカルである女医のゲルギノバ先生を自分のリーチェン・レカルとして登録させてもらいました。
でも不安なのでやっぱりビオレッタについてきてもらおう!! 場所は以前に肺炎でお世話になった、ペルニックで一番大きくて古い病院内。一ヶ所に15コくらい診察室があって、ドアには「皮膚科」、「心臓科」、「歯科」などと専門と診療時間が表示されています。ゲルギノバ先生は日本でいうところの内科かな?女医さんでやさしいゲルギノバ先生の診療時間はいつも何人もの人が待っています。このときもずいぶんと待たされました!
さて、わたしの番!! ビオレッタはまず先生とメディリンスカ・セストラ(ナース)の二人に「差し入れ」をします。「わたしが作ったかぼちゃのバーニッツァよ!!」 先生達は大喜び!! ずいぶんビオレッタはゲルギノバ先生とは親しいようですね~。 まず事情を説明したらすぐに、「じゃあ、横になって、安静にした状態で測ってみましょう。」 心電図を採り、両手で血圧を測ります。
「今日は140-100ね。」 おおっ、先回よりちょっと低いぞ!! 「でも下が100は高いわね・・・ 次の金曜日もう一度来てね。で、今回は塩ヌキ!! あ、あと血液検査もして帰ってネ」
ええ~っ!!? 塩ヌキで1週間!? 何を食べたらいいの!?