おいしい国ブルガリアでのフボボな生活

ブルガリアのこと、まだ忘れ難く・・・
でも、アラフィフからまた新たな挑戦をはじめます!!

バス停周りの「パビリオナ」!① ナッツ屋さん

2010-03-10 02:20:53 | まち歩き

春の声が聞こえ始めた、と思った3月8日、ブルガリアでは「女性の日」を大々的に祝う(といっても女の人に花をプレゼントする、もしくは女の人が自分で花を買っちゃう)のですが、朝から吹雪・・・ そして今日も吹雪・・・ 今年もまた「氷の世界」(でも今年はby陽水ではなく「筋少」版?)が頭の中をグルグルと駆けめぐる・・・ ちなみに今週中ずっと雪で気温も0度前後までしか上がらないらしい、そんなブルガリアの首都、ソフィア市リューリン地区の片隅・・・

そんな日に外出しなくちゃいけなくなると・・・ 冷たい空気を吸って、何だか胃まで冷えちゃって・・・ で、「ブルガリア人はどんな対策をしてるの?」とよく観察してみると・・・

対策その① カフェに入って熱いコーヒーやお茶を飲んで温まること。そして対策その②は、口の中に何か入れておくこと。ガムは一般的ですが、こうマイナス気温の日が続くと、硬くなるガムはちょっとネ~。

Pavilionayadkiipitsi で、人気なのが、各バス停に一軒はあるナッツ屋さん!!

Pavilionayadki 主な商品はナッツですが、店によってはドライフルーツやキャンディーもあっておもしろい!! 以前にも書きましたが一番人気は「スルンチョグレッド」、文字通りには「太陽を見る花」つまり、ひまわりの種のことです!! そしてカボチャの種も人気!! これらの種、特にひまわりの種を手を使わずに食べれるようになるとあなたも立派なブルガリア人!!(笑) そして特にカボチャの種は体にもいいので努めて食べてます。口寂しいときのお供なのにお腹は決して一杯にならないし、ひまつぶしに最適!なので旅行のお供にピッタリ!! ただ、散らかるのでカラ袋は必須ですが・・・(ブルガリア人は、「殻は鳥が食べるからゴミじゃない!」と言ってそこらへんにペッ・・・だからバス停や電車の床によく落ちてるんですよ・・・)

そのほか、ピーナッツ(ファスタッツィ)も、薄皮つき、なし、糖衣つき、チョコボールタイプなど、最近はバラエティーに富んでるな~。あとヘーゼルナッツ(レシュニッツィ)、アーモンド(バデミ)、ピスタチオ(シャム・ファスタッツィ)なども、ちょっと高めですが置いてあります。日本でいう「おのろけ豆」に当たると思われる、ビリンキというしょっぱい衣のついたナッツ(中は普通はピーナッツ)もいろいろな種類が!! ビリンキはその名の通り「ビール(ブルガリア語でビラ)のお供」!! ピリ辛、チーズ味、パプリカ味などなど!!

たいがいキャンディー類もあって、この季節にうれしいミント味のキャンディーはいろいろあります。さすがにハーブの国だけあって結構おいしい・・・ キャラメル味やフルーツ味、チョコレートもあったり・・・

最近は、こういう店でスナック類も置いています。油で揚げた「スピン」のようなお菓子やポップコーン(プカンキ)、小袋のポテチも売ってたりします。で、こないだ見つけて思わず買っちゃったのが・・・

Kakinotane コレ!! ブルガリア語では「オリソビ・ヤドキ」、ええっ、「米の種」?・・・ 「柿の種」なんです!! ウレシ~!! こういうしょうゆ味のおせんべ類、食べたかったんだ~!! もっとこっちに進出してくれ~!! (余談ですが、写真に一緒に写ってるのはブルガリア国鉄の携帯版時刻表、柿の種も旅のお供ではありますが、特に深い意味はありません・・・)

ちなみに、これらのナッツ類、普通は50gからの量り売り。柿の種は50gで1レバ!でした・・・ 

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3 コメント

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むうちえさん、こんばんは。 (室長)
2010-03-12 00:42:32
むうちえさん、こんばんは。
 このorisovi yadkiは、本当に今は醤油味ですか?小生の記憶では、ブル版の「柿の種」は、85年頃セルベーゾフ元駐日大使(70年代前半、東京で大使、その後、ハスコヴォ県共産党第一書記、軽工業大臣、中欧協同組合=TsKS議長)が、自分の発案で、協同組合企業を使って作らせたのが始まりです。
 その頃は、ビニール袋に、「柿の種」の漢字の文字のデザインがあって、一袋2Lvほどだったか。味の方は、小生の感じでは、醤油がないので、塩で味付けし、色はパプリカ粉で赤く付けた、と思われました。一時ソフィア市内のスラトカールニツァ(喫茶店)などで売っていたと思うけど、さほど売れなかったのか、原料の米が十分入手できなくなったのか、すぐに消えた商品です。
 誰か、当時の製造工場の職人とかが、記憶していて、再度製造するようになったのではないでしょうか?それにしても、ばら売りしているとは驚き。
 まあ、小生がソフィアに居た02--05年には、スーパーでインドネシア産の醤油が安く売られていたから、今では醤油を使って製造することは可能でしょうが。ともかく、あなたがおいしく感じるようなら、昔塩味のみでごまかしていた頃より、大進歩です。
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「室長」様、こんにちは。 (むうちえ)
2010-03-16 14:47:29
「室長」様、こんにちは。
ブルガリアの柿の種にはそんな歴史があったんですねえ・・・ ナッツ屋ではばら売りだったので正確にはわからないのですが、ウチの近所のお店でも柿の種入りのあられミックスがあって、店のおじさんが「ウィスキーとあうゼ!!」と勧めてきました。その袋には、ブルガスで作っているか、中国から輸入したものをブルガスで袋詰めしているのか、どちらとも取れる表記が・・・ さすがに漢字で「柿の種」とは書かれていませんでした。日本のものよりうすい気がしますがしっかり醤油味はしましたよ!
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むうちえさん、こんばんは、 (室長)
2010-03-18 02:01:44
むうちえさん、こんばんは、
 あなたの回答で、ぴんと来ました。恐らくは中国から輸入してブルガスで袋詰め、或いはブルガス在住の中国人が製造、のいずれかではないか、と思う。

 じつは、柿の種は、欧米人が日本のお菓子の中で、一番好むものとの報道が日本でありました。土産物として持ち帰る訪日欧米人も多いそうです。
 柿の種の、ぴりっとした唐辛子の部分と、米に合う醤油味のコンビネーションが、意外と欧米人にも人気らしい。セルベーゾフ元大使の「気まぐれ生産」という試みは失敗に終わったけど、現代になって中国人が柿の種を商売にしている、ということでしょう。

因みに、日本人としては、柿の種にはピーナッツが混じっていて欲しいですよね。ピーナッツとの比率は7:3くらいだったと思うけど、この比率にも長年のノウハウがあるそうです。
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