おいしい国ブルガリアでのフボボな生活

ブルガリアのこと、まだ忘れ難く・・・
でも、アラフィフからまた新たな挑戦をはじめます!!

ワイン造り2016!! 今年は久々に仕込みましたぜいっ!!

2016-10-02 09:49:56 | 食・レシピ

田舎のまま首都に組み込まれたナデジュダ区・・・ のんべぇオッサンたちは10月に入るとソワソワ・・・ なぜってワインの仕込みの季節だから!! 今年はなんとウチはタダでワイン用のブドウを手に入れました!! お友達の家に鈴なりになっていたぶどう、それも品種の違う2種類のブドウがっ!! 「蜂がいっぱい来るからヤなのっ!いっつも近所の人にあげてるんだから・・・」というので少しいただいて帰ることにしたのですが、最初はカウフランドの買い物袋くらいもらって帰るつもりだったのに、「もっと採って採って!!」とタダでぶどう狩り状態(笑)!! 

全部なんて採りきれないヨ~(涙) もう袋では持って帰れないほどたくさん採っちゃったので発酵用のプラスチックのビドン(樽)まで一緒にいただいちゃいました・・・ ありがとうございま~すっ!!! 超甘い感じがしたので砂糖も何も加えずとっととつぶして・・・ それこそ古代のように「ぶどうを踏んで」!!

先日遊びに行ったプレーヴェンの友人家族のところはちょうど仕込みしてました。近所のおじさんおばさんを手伝いによんで・・・ 

おじさんの持ち込んだ工具、これってセメントやペンキを混ぜるやつ?(笑) 

でもその勢いでぶどうをかき回せば速いっちゃ速いよね~。 そしてザハロメル、つまり糖度計を取り出して計ります。 

「ちゃんと計った?」 へっ?まァ、ぶどうを食べてみておいしいもんでいっかな~と思って・・・ 
「えーっ⁉ 計らないとダメよ~っ!!!」 じゃあ、その工具で混ぜたヤツ、ちょっと飲ませて~っ!! んん・・・と・・・ こっちの方がずいぶんと甘いような・・・ 

糖度計も24度を超えてメーターが緑のところから赤のところに入りつつあるほど・・・ うむむ、ウチのには砂糖を混ぜないといけなかったかな? 酢になっちゃう?よぎる不安・・・

とにかくすごい量!! ご近所さんたちはイスに座って、手でぶどうの実を軸から外し、バケツに入れて工具を回し・・・ 手元にはビール(笑) 

アテには友人たちが近所の湖で釣ってきた小ブナ的なヤツのから揚げ!! 

泥臭さもゼロでカリカリサクサクっ!! ウマッ!! ワタシもビール!!

ソフィアに帰ってきて定期的にマゼマゼ・・・ 友人曰く、「上の方がカビるから気を付けて!」 ハ~イ、気を付けまーす!! 白ワインかロゼになりそうな感じのブドウの方は2週間で炭酸水のペットボトルに移し、「滓引き」行程へ。 赤ワインのビドンの方はもう少し発酵させてみます。どうなったかはまた書きますね・・・ (失敗するんじゃないか、とちょっと心配・・・)

そうそう!! またまたワインの滓で作れそうなレシピ!! カウフランドで売っていた「ザワークラウト」は「白ワイン仕込み」って書いてあった・・・ ザワークラウトってブルガリアでいえば「キセロ・ゼレ」!! キャベツを漬けるのに薄い色の方の滓を使ってみようかな?
 
ブルガリアではこれからキノコの季節!! ポルチーニ茸やアンズタケを仕入れてクリームソースで・・・ それと一緒に赤ワインの滓の方はビーフシチューか・・・ ワインの滓はおいしい調味料!! 楽しみ~♪