サンドヴィチキ(といってもサンドイッチじゃないよ。パンの上にチーズと、ハムやひき肉を乗せて焼いたもの)やブルゲル(ハンバーガー)、トステル(こっちがサンドウィッチ。ホットサンドのこと)も売っている町のパビリオナや田舎のカフェ。もちろんコーヒーもカフェマシンでエスプレッソを入れてくれます。でも、そんなお店によく置かれているのが、レモン汁とコショウ・・・ 「何に使うんだろう?」と最初は思ったものでしたが・・・
寒くなったころにそんなカフェに入ったとき、友人がたのんだメニュー、それが「ブリヨン」。その注文を受けた店の人は・・・
コンソメスープの素を「ポリっ」と半分に折ってプラスチックのコップに入れ、それにカフェマシンのカプチーノ用の蒸気を使って溶かし、ちょうど1杯分のスープにします。友人はそのカップを受け取り、くるくるとかき回しながらそこにレモン汁を数滴、そしてコショウをパラパラ・・・ そ~か、それでカフェマシンのそばにいつもレモン汁とコショウが置いてあったのね・・・
日本ではあまりそんな使い方、しなかったな~、「コンソメスープの素」。でも、考えてみればこれが一番正しい使い方、というか一番手軽なカップスープかも。ワタシも、寒い日は特に、パクッと食べれるお手軽ランチのお供がほしいけど、コーヒーやチャイ(お茶)って気分じゃないな、っていうときによくやります。これが意外と!お腹も温まるし、パン系のものとよく合うんですよ!!
ブルガリアだけでなくてヨーロッパ中だと思うけど、スープの素、コンソメだけでなく、チキン、ビーフ、そしてキノコ味などが、「マギー」や「カルフール」ブランドのものをはじめとして売られています。
そして最近ブルガリアの会社が売り出したスープの素、それには「野菜スープの素」、「チキンスープの素」などの普通のものから、何と「トマトスープの素」や「クリームスープの素」まであります!!
これで簡単にカップスープができるのかな?と思って、カップに入れて熱湯を入れてみたのですが・・・ クリームスープの素は薄~い白いスープ、そしてトマトスープの素はトマト、というよりは何ともストロベリーミルクのような、この世のものとは思えない色に・・・ そして、ギョエッツ!! とってもショッパイ!! ブルガリアのスープ、何か血圧が高くなるほどとても塩辛いのは何でだろう?