おいしい国ブルガリアでのフボボな生活

ブルガリアのこと、まだ忘れ難く・・・
でも、アラフィフからまた新たな挑戦をはじめます!!

今度こそズドラーバな車を買うゾ!!②

2006-11-09 19:42:04 | ブログ

あんなに「もう、こんな車はブクルク(ゴミ)だな!」なんて言っていたブルガリア人の友人たち。でもいざ車を買おうとすると

「どうして?! 車はレモント(修理)しながら乗るもんだろう? あんなに直しながら乗ってたのにもうあきらめるのか?」と反対されました。まったく、どうせいちゅうんじゃい!!(怒)

一番怒ったのはウチの「頼りになるけどアテにならない」大家のゴショでした。まあ、気の向いたときに大修理してくれたりしたけどね。でも、別の車を買おうと決意したのは、この車があまりにも周りに迷惑をかけているような気がしたからなのになあ・・・みんなはそうは思ってなかったのかな?アレレ??

Carmagazine 何とかペルニック地元民のロザンとバリュにはわかってもらい協力してもらうことにしました。まず、まだこのボルボが動くうちにソフィアに出かけてアフト・クシュティ(自動車販売店)を見て回ることにしました。同時にブルガリアの中古車雑誌や中古車情報サイト「ギョベチ」もひんぱんにチェック! 相場を調べます。そして私が唯一信頼をおいているマエストル、イヴァンにも協力を仰ぎました。どうしたらズドラーバな中古車を見つけられるの?

彼曰く、まずはメーカーを選ぶとよいとのこと。あまりいい車には乗る必要がないとのことです。「まずはドイツ車の小さな車を探せ。できれば最新のものではなく何年か前の型のほうがいい」とのこと。なぜならブルガリアは道がボコボコなので高い車に乗ってもしょうがないし、第一そういう車は燃費も悪くて部品も高い。最新の車よりも少し前の型のほうが修理しやすいそうです。でも、安くても80年代後半の車になると古くてまた故障が出てくるし・・・ 

一瞬、日本人はやっぱり日本車かな~ と思ったけど、イヴァン曰く、「チャスト(部品)がすごく高いから修理が必要なときに大変」とか。途上国では安く部品が手に入らないと敬遠されるのかな・・・ (いい車なのに・・・日本車は・・・)

今回、予算は6000レバ(約40万円)。先回一番安いレベルの車を買って苦労したので少しゆとりのある予算を組まなければなりません。保険や登録に1000レバ取っておいて、5000レバ以下でなるべく将来的に問題の少なそうなものを選ばないといけないなあ。そこでもう少し深く、広く考えることにしました。

Skoda Seat ヨーロッパの自動車会社も提携が進んでいます。たとえばチェコのシュコーダという会社はVWと提携しています。シュコーダの「ファビア」という車は中身はゴルフと同じ。「オクタビア」はパサートと同じです。またスペインのセアト・イビスという会社は、昔はイタリアのフィアットの車を作っていましたが、いまはVWと提携しています。これらの車はネーム・バリューの差で少し安く見つけることができます。そうして探してみると、たとえばVWゴルフなら88年式しか手に入らない値段でシュコーダ・フェリシアの98年式を手に入ることができることがわかりました。

こんな感じで日本ではあまり聞かなかったメーカー名に目がいくようになりました。特に旧東欧の車。ルーマニアのダキア(フランスのルノーと提携)、チェコのシュコーダ、新しいラーダ(ロシア)は韓国のメーカーと提携しています。などなど・・・ (つづく)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする