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JAZZ最中

考えてみればJAZZばかり聞いてきた。いまもJAZZ最中。

ファンだから 4 REUNION COUNT'S JAM BAND / STEVE MARCUS

2016-09-19 16:19:47 | 聞いてますCDいいと思う


ファンだからというタイトルでステーヴ・マーカスのアルバムを見つけると買って記事にしてきました。この前かったのはLPの「SOMETIME OTHER THAN NOW」で1976年の録音、それもカウント・ロック・バンドの名前がついていましたから、これはどうしても欲しかった。まだいくつかマーカスのアルバムは残っているけれど、これは持ってなきゃというのがあったのでびっくりしました。カウント・ジャム・バンドとしていますがクレジットでは4名名義、何とうれしいことはラリー・コリエルがギターを弾いていることです。2000年の録音ですからカウント名でも24年ぶりのリユニオンです。



前のカウント・ロック・バンド名義のアルバムでもかいたけど1960年代のカウント・ロック・バンドとは同じではないけれどそれはしょうがない。前のアルバムよりも、またちがうけど、まず嬉しいのは、コリエルが昔みたいにギンギンにひいてくれる。大人になって若者やっているのが楽しい。
80年、90年、エレ・マイルスとフュージョンを通過した音だけれどこれはしょうがない。老人の昔コピーバンドにしないのは前回も一緒なのでしょうか。エレベのラインの変化が一番顕著な違いでしょうか。
そんな中懐かしい“Tomorrow Never Knows”がメチャクチャハードになっていて、前もしっているからこれは興奮します。イヤ~若い。
ピアノの人がジャケの写真に入っていなかったけどこの人。ジェフ・キメンティって人でGrateful Deadに入っていたみたい。



マーカスのアルバムはあと3枚あってファンだからかうべきなんだろうけれど1枚はバディ・リッチのところで吹いているものと、「SMILE」なんかやっているスタンダード完全ジャズで上手いけどこれはいいか。もう一枚がフライング・ダッチマンからでている1992年のがあるからこれは持ってたいかな。

REUNION COUNT'S JAM BAND / STEVE MARCUS

Larry Coryell Guiter
Steve Smith Soprano Sax
Kai Eckhardt Bass
Steve Marcus Drums
Jeff Chimenti Piano 1,3,6,7

Scotland
Reunion
Rhapsody & Blues
Pedals And Suspensions
Foreplay
Blues For Yoshihiro Hattori
Tomorrow Never Knows
Ballad For Guitar And Soprano
Jammin' With The Count
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泥酔懺悔

2016-09-17 07:38:35 | 


図書館でハードカバーを借りて、ショップで読みたくなった文庫を同時進行で読み始めた。駐車代を払いたくないから2000円以上本を買うことにして3冊選んだけれどその一冊。
タイトルが凄い、痛いというか怖いというか、他の本は置いといて、これは襟をただしてきちんと相対した。
浅生ハミルンのこんなイラストがあって、同じような写真を幾つかにオクサンにとられているこちらはこの段階で落ち着かない。



こんなことをする度にペナルティをもらっているから、ザマミロ的喜びをタイトルからもとめたけれど書いているのは12人の女性作家でした。

朝倉かすみ、中島たい子、瀧波ユカリ、平松洋子、室井滋、中野翠
西加奈子、山崎ナオコーラ、三浦しおん、大道珠貴、角田光代、藤野可織

の12名、知っているのは4名で2人の方は下戸と明言しているし、酔っぱらって消えてしまいたいほどのことをしたみたいな武勇伝的?懺悔は
ないだろうな~と読み始めたけど、それにしても素晴らしいタイトルです。
そんな中、三浦しおんさんと角田光代はさすが文豪、大物です。内容は書かないけど。

気に入った平松洋子さんの一節

 ああ、またやってしまった。飲み過ぎてしまった。「うっかり」という言葉がうらめしい。
    ~ 中略 ~
 そんな自問自答を重ねてきた。酒を飲みはじめたのが十八のとこだから、四十年になる。そうか、四十年も。嘆息しながら酒の後悔を指折り数えると、自分に絶望してしまいそうだ。いや、せめて落胆にとどめておこう。絶望すべきことがらはほかにも山ほどあるので、自分をなぐさめるときのために酒ぐらい味方にとっておきたい。 

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花は25

2016-09-16 21:57:01 | 
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「大家」の要件 ENRICO INTRA FRANCO AMBROSETTI Live in Milan

2016-09-15 21:45:00 | 聞いてますCDいいと思う


ショップで見ていたら安心印のアルボーレレコードが並んでいた。これは持っていない、新譜かなと思って買ってみたらデイスクNOが006だからごく初期のものだった。別に持っていなかったし、安心印だから問題ない。
イタリアのENRICO INTRAは名前はしっているけれどきちんと聞いていなかった。Ambrosetteはこの2年前の2007年のenjaのアルバム「The Wind」なんかで知っている人だった。

イントラさんと意気投合した豊田さんがギリシャの小島に住むアンブロゼテッイ氏に連絡してできたアルバムだそうです。
1曲目、とても落ち着いた、優雅なピアノ・トリオでエリントンのTake The “A” Train”。
2曲目はそこに少し尖がったミュートのペットが入った曲。
3曲目はちょっとフリーインプロっぽくする曲。4曲目はハードに進展させる演奏。
ちょっとハードにしても、録音されたのがミラノの16世紀ごろの歴史的な建物、余計な音はすべて吸い取られてしまったような格調が漂います。
5曲目美しいピアノで始まってペットがそれを引き受けて歌う曲、このアルバム2,3,4になっているけれど、デュオがぢれだったかと気が付かなかった均整のとれたこれ。
6曲目、目立たずにシンプルだけどはっきりとリズムをつけるリズム隊、ここでドラムスがソロ。
7曲目聴衆もいるのでドラムスの後はベースのソロから始まる、落ち着いたピアノ・トリオ。
2009年らしいちょっと尖がったところも入れますが、何とも独特の落ち着きがある演奏が全体をつつみます。
この時イントラ氏は74才アンブロゼッティ氏が68才、イントラ氏は50年代にアメリカのジャズの語法に頼らない、ヨーロッパの文化にもとずく独自の「イタリアン・モード」を確立した人だそうで、そのごジャズを離れていたこともありあまり聞いていなかったのでしょう。
13曲目最後はしっとりとしたピアノ・ソロ。
ジャズと一寸距離を置いていたということですが、思い浮かぶ言葉は「大家」上手い人はたくさんいるけれど、「大家」にはつながらない。
だから「大家」の要件ってなにかって考えてしまう。
イントラのこのピアノを聞いていると、左手の作っていくハーモニーの流れ方に絶妙のメロディが合わさっていくあたり、独自の音楽世界が出来ている様に思います。

2009年のアルバムだったけれど、これは出会えて良いアルバムでした。
それにこれが新譜じゃないかと調べにアルボーレに行ったところで今度は本当の新譜、ベースの人のアルバムだけどピアノはずっと名前を思えているひとだったので、こっちは外さずにすみそうなのでそちらも良かった。

ENRICO INTRA FRANCO AMBROSETTI Live in Milan

Franco Ambrosetti (tp)
Enrico Intra (p)
Lucio Terzano (b)
Tony Arco (ds)
Recorded at la Sala Certificati del Comune di Milano, via Rastrelli, Milano Italy, on March 4, 2009

1. Take The “A” Train
2. Audiotattile
3. Momento Tre
4. Intramood
5. Collages
6. Waltzing For Flavia
7. Il Mi di Corso Venezia
8. Lullaby For Sveva
9. Bewitched
10. Bluestop
11. Mariko
12. Via Larga
13. Fiory



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新戦力

2016-09-13 21:21:27 | チェロ無難
チェロを始めて2年が経った。始めるにあたって買ったものが楽器と松脂はもちろんだけど、楽器ケース、音合わせのチューナー、レコーダー、それに譜面台とずっと付き合ってきた。
大きな不満はないのだけれど、譜面台は一番安いのを買ったのをおぼえている。




2年もお付き合い願ったのだけれど一寸軟なのでまがった部分が出てきました。楽譜を2冊載せようとすると2冊目が毎回落ちてします。譜面をおさえる金具も視点がなくて機能していません。
オクサンもこのごろこれを使うので、新しいものを買うことになって楽器店に行ってきた。
それほど高くない(倍以上だけれど)ものでよさそうなものを選んできた。




重量もばいいじょうか、安定していて昨日から使い始めた。



こんなところに重量をおいていてこれはなかなかいい。


譜面をおく部分も倍ぐらい広くなって2冊以上おけるし、チューナー、レコーダーも置けそう。



昨日からとても気持ちがいいのだけれど、うまさは変わらない。


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引けを取らない NEARNESS JOSHUA REDMAN & BRAD MEHLDAU

2016-09-12 22:06:19 | 聞いてますCDおすすめ


ジョシア・レッドマンとブラッド・メルドーのデュオ・アルバムは作られるべくしてできたのだろうけれど、今年のリリースされたアルバムのなかでもかなり存在感が大きなものでしょう。大量にゆにゅうしたのだろうから結構お手頃な値段で手に入った。
ジョシュアのソロからスタートはパーカーの曲。ホーンが主の曲だからこれは良い塩梅のスタートです。
2曲目はメルドーのメルドーらしい曲。ここはメルドーのピアノの方に耳がいく。
3曲目はモンクの曲。1曲ずつ二人が見せ合ってここにきて互角の演奏、思い浮かんだ言葉が引けを取らない。
とはいっても、2011年のツァーのベストナンバーを集めたものだから曲順は上手くならべたもの。
だけどこの3曲目からどんどんと二人の互角に引き込まれていきます。
5曲目“The Nearness of You ”というのも何ともたのしい。
引けを取らないという言葉は、あるものを褒める時に優れたものを引き合いに出して劣ってないことをいうような使い方をするけれど、この二人の場合どっちがどっちを引き合いにだすのだろうか。
1969年生まれのジョシュアが47才、メルドーが70年の46才だからメルドーをほめるのにジョシュアを使うのがすじかもしれないけれど、業界の流出度はメルドーのほうが高いからその逆かもしれない。どちらにしてもファン度で入れ替わるかってそんなこと実は何の関係もない素晴らしい反応度合で6曲目の最後になだれ込む曲順も絶品でした。
メルドーがトリオ、ソロのアルバムを出していますが、ジョシュアとそれぞれ違う立ち位置で互角、ふぃり幅が大きい分それが素晴らしいアルバムとなったと思います。
ですから雰囲気としては、ジャケの写真と言うよりか、裏面のこのしゃしんの方がワあたし的にはぴったりくるのであります。




NEARNESS JOSHUA REDMAN & BRAD MEHLDAU

Joshua Redman, saxophone
Brad Mehldau, piano

PRODUCTION CREDITS
Produced by Joshua Redman and Brad Mehldau
Recorded and Mixed by Paul Boothe
Track 1 recorded November 12, 2011, at Teatro Fernan Gomez, Madrid, Spain
Track 2 recorded November 16, 2011, at Kultur Casino, Bern, Switzerland
Track 3 recorded November 14, 2011, at De Oosterpoort, Groningen, Netherlands
Track 4 recorded November 24, 2011 at Alte Oper, Frankfurt am Main, Germany
Track 5 recorded November 23, 2011 at Tonhalle Dusseldorf, Dusseldorf, Germany
Track 6 recorded July 7, 2011 at Kongsberg Church, Kongsberg, Norway

M-1 Ornithology / オーニソロジー
M-2 Always August / オールウェイズ・オーガスト
M-3 In Walked Bud / イン・ウォークド・バド
M-4 Mehlsancholy Mode / メルザンコリー・モード
M-5 The Nearness of You / ザ・ニアネス・オブ・ユー
M-6 Old West / オールド・ウエスト



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stitt 16

2016-09-11 21:43:50 | 聞いてますCDいいと思う


ごくたまにだけど無性にソニー・ステットが聞きたくなる。いくつかCDは持っていて凄く良いアルバムだけれど知らないのを聞きたい。
著作権切れのアルバムを集めた安価なアルバムが出ていて前もそんな時にVOL.1を買ったのだけど、ショップで見たらVOL.2がでていた。
丁度良いのでかったらとてもリラックスできる。
合わせて16枚のアルバムになってだからステットのアルバムは20枚を超えるのだからサックスのアルバムではコルトレーンの次に多い人になった。
普通新しいものを選んで聞いているけれど、こうやって古いいい演奏も楽しい。ただしこれはどうなるかわかっている展開なのでそのことを楽しむことになるのでしょう。
ステットのテナーは選んで聞かないから、今度聴くことになるけれど、やっぱりアルトを負けずに演っていたらもう一つ名演が残ったと思います。



A LITTLE BIT OF STITT


THE SONNY SIDE OF STITT


STITTSVILLE


SONNY SIDE UP


BOSS TENORS


STITT MEETS BROTHER JACK


BOSS TENORS IN ORBIT


FEELINS

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HANA24

2016-09-09 21:54:33 | 


これってどう見てもお葬式の花みたいで、とてもきれいだけど私の枕元にいえられるというのが結論です。



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最近のCELLOのアルバム

2016-09-08 21:30:13 | チェロ無難
チェロを始めてから、チェロのCDをいろいろ買ってきたけれどこの頃止まっている。と言うのチェロでの演奏が有名な曲はだいたい揃ったようで、新しくこれは良いという曲になかなかめぐり合えない。
でもまるで買ってないわけではないので、とりあえずの最近購入盤です。



これは新譜、アメリカで凄い人気のピアノ・ガイズの日本バージョン、カーネギーの録音と野外でのDVD、それにクリスマスソング集をセットにしたものです。
これはポップのアルバムの範疇でした。



あとは中古屋さんげっとだけど、この2枚は完全に知らないけどチェロの独奏ということで買いました。東欧の近代もしくは現代音楽家の作品集で美しい流れの曲に出会いたかったけれどやはり現代、演奏会で弾いても人気はでそうもない。



シュタルケルのひているバッハのソナタの方がやはり安心する、ってどちらにしても演奏会では弾けない。



ジュリアン・ロイドの演奏は結構もっているのだけれど、このベスト集はほとんどかぶっていない、ディヴ・グル―シン、リー・リトナーと演っている曲もある。幾つか弾けそうなのもあってここら辺が安心して聞くことができます。



最後はだいぶ前に買ったアルバムだけど棚から出している。来週この方たちとは初めてお会いすることになっています。
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次の夏には PARALLAX / PHRONESIS

2016-09-07 23:00:49 | 聞いてますCDおすすめ


気になるピアニストはマークするようにしているけれど、見落としてしまうことがある。ベースがリーダーのこのグループ、結構凄い演奏をしていて、ちょっとまじめすぎる演奏ではあるけれど気にっている。今年の4月ごろに出ていたアルバムにきがつかなった。まあ今年のアルバムなので聴いてみたらこれが凄い、今までの演奏を吹っ切った演奏に思う。
1曲目ベースとドラムスのリズムに対峙する形でピアノが旋律を加えていく始まり、それぞれの楽器が反応し合って進んでいく演奏、形はトライソニークににています。
2曲目はピアノソロから変拍子の現代的ジャズ。
3曲目、ドラムスにベースのアルコとピアノふぁフリー・インプロの様に入ってきてミステリアスな進行、ベースがメロディを作ってそれぞれの楽器がぴったりと反応して曲が進んでいくのが素晴らしい。
4曲目は叙情性が加わったメロディ、どの演奏もグループとして3者の反応が要だけど、このピアノのイヴォ・ネームも現役ジャズ・ピアニスト100人に参加してもらっても良いように思う。
5曲目のピアノを聞いてもそう思う。このピアノMarius Nesetのアルバムにも参加していたし、こんどリーダーアルバムも当たってみよう。第一待機シート入りかな。
6曲目のインター・プレーもたいしたものです。
グループ・サウンドが結構テクニカルな感じなので好みがわかれるところですが、有機的なサウンド・作りをしているとうことでは今あるグループの特別な地域にいるグループだと思います。
そんな聞き方をすれば、このアルバム、このグループでは吹っ切れたようにやりたいことをしているような感じで、これはチェックの対象になるし、イヴォについては、来年の夏まで覚えているか、記憶に書き入れましたから検討します。


PARALLAX / PHRONESIS

Jasper Hoiby (b)
Ivo Neame (p)
Anton Eger (ds)
2016年作品

1. 67000 MPH
2. OK Chorale
3. Stillness
4. Kite For Seamus
5. Just 4 Now
6. AYU
7. A Silver Moon
8. Manioc Maniac
9. Rabat

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