気になるピアニストはマークするようにしているけれど、見落としてしまうことがある。ベースがリーダーのこのグループ、結構凄い演奏をしていて、ちょっとまじめすぎる演奏ではあるけれど気にっている。今年の4月ごろに出ていたアルバムにきがつかなった。まあ今年のアルバムなので聴いてみたらこれが凄い、今までの演奏を吹っ切った演奏に思う。
1曲目ベースとドラムスのリズムに対峙する形でピアノが旋律を加えていく始まり、それぞれの楽器が反応し合って進んでいく演奏、形はトライソニークににています。
2曲目はピアノソロから変拍子の現代的ジャズ。
3曲目、ドラムスにベースのアルコとピアノふぁフリー・インプロの様に入ってきてミステリアスな進行、ベースがメロディを作ってそれぞれの楽器がぴったりと反応して曲が進んでいくのが素晴らしい。
4曲目は叙情性が加わったメロディ、どの演奏もグループとして3者の反応が要だけど、このピアノのイヴォ・ネームも現役ジャズ・ピアニスト100人に参加してもらっても良いように思う。
5曲目のピアノを聞いてもそう思う。このピアノMarius Nesetのアルバムにも参加していたし、こんどリーダーアルバムも当たってみよう。第一待機シート入りかな。
6曲目のインター・プレーもたいしたものです。
グループ・サウンドが結構テクニカルな感じなので好みがわかれるところですが、有機的なサウンド・作りをしているとうことでは今あるグループの特別な地域にいるグループだと思います。
そんな聞き方をすれば、このアルバム、このグループでは吹っ切れたようにやりたいことをしているような感じで、これはチェックの対象になるし、イヴォについては、来年の夏まで覚えているか、記憶に書き入れましたから検討します。
PARALLAX / PHRONESIS
Jasper Hoiby (b)
Ivo Neame (p)
Anton Eger (ds)
2016年作品
1. 67000 MPH
2. OK Chorale
3. Stillness
4. Kite For Seamus
5. Just 4 Now
6. AYU
7. A Silver Moon
8. Manioc Maniac
9. Rabat
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