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JAZZ最中

考えてみればJAZZばかり聞いてきた。いまもJAZZ最中。

ファンだから 5 Steve Marcus & 201

2016-09-25 22:21:56 | 聞いてますCDいいと思う


スティーヴ・マーカスがラリー・コリエルとカウント・ロック・バンドのリユニオン版を演っているアルバムはこれは知らないで驚いたけど、ファンだからすぐに購入した。
もちろん当時のような興奮は得られないけれど、いいとこらがみつかるから楽しい。
それでマーカスで現存するアルバムで持っていないのが3枚になったけどあと一枚はきいてみたくなったのでポチリました。
カウント・ロック・バンド名義の最後の1976年から16年たった1992年に久しぶりに出たアルバムでメンバーもまるで知らない人たちだからどんなことしているか解らない。

1曲目、出だしロック・バンドからは時代が経ってフュージョン・バンドと読んだ方がいいかもしれません。
2曲目も軽やかで、マーカスだったらもうすこし泥臭い方が良いと思う。
3曲目ファンキーなんだろうけど一寸間が抜けている。
4曲目、ここにきてマーカスのソプラノの疾走感がすごい、そうなるとRave Tesarのキーボードも同じように走るし、John Cariddiのギターも完全にプログレになってカッコイイ。
5曲目も雰囲気が引き続いて、リズム&ブルース調のマーカスのテナー、やっぱりマーカスはテナーの方が迫力あり、その後ギターがギンギンに弾いてくれるから、このアルバム気に入りだしました。
6曲目もこれはシンセの発達のおかげでしょう、ちょっとT-スクェアみたいなところもあったりしてこれは当時はありかな、意外なソプラノの迫力です。
7曲目はタイトルからしてソプラノでメローに吹くバラッド、これが間にあるのは許す。
最後は“Pick Up”だからもう一度プログレに戻るかと思ったけど3曲目のシンセと同じ人の曲で出だしはフュージョン・バンドに戻ってしまってる。最後もギンギンになってほしかったけど、後半のギターはそうなっているからこれはこれでいいか。
4曲目か7曲目、今聞いても古さなどないメチャカッコイイサウンドをしていて、ファンだから必ずいいとこが見つかるのです。




Steve Marcus & 201

Steve Marcus (soprano saxophone, tenor saxophone)
John Cariddi (guitar)
Rave Tesar (synthesizer)
Jim Young (drums)
VinceFay (Bass)

1 Sneaky
2 Dude
3 Oatmeal
4 Three Day Sucker
5 Greasy Spoon
6 Whose Bag Is It
7 First Kiss
8 Pick Up


コメント
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