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しろみ茂平の話

郷土史を中心にした雑記

もしかしたらロシア領土になっていたかも? 北関東・東北・北海道

2022年02月25日 | 令和元年~
ロシアがウクライナに侵攻した(2022.2.24)ニュースを見ていると、
もしかしたら日本でも、東日本まで、ほんとうにその可能性があったように思えてくる。



(読売新聞WEB)




昭和20年8月のスターリンの北海道分割案は、トルーマンに即決の拒否されたが、
本心は北海道は当然として、なるべく本土の奥深く、帝都東京付近まで侵攻したかったはずだ。

日本の指導者にとっては「天皇」を守ること以外眼中になかった。
国民は衣食住に事欠き、厭戦気分が充満していた。
”ご聖断”がなかったら、
いったい日本は、民も領土もどうなっていたのだろう?
(まさか、無理やりの一億総特攻・総玉砕して人口ゼロ?)


・・・・

本土決戦・生活の崩壊と戦意の低下

一億国民を本土決戦に総動員しようとするこのとき、
支配者の期待したような国民の戦意の燃え上がりはまったくみられなかった。
本土の軍隊と工場要員の需要増は、食糧事情を窮迫させた。

支配者が憂慮したのは、飢餓状態が現出し、治安上楽観を許さない事態が生まれることであった。
士気の低下、戦意の喪失は一般国民の間の現象だけではなかった。
兵器も行きわたらなく、毎日が陣地構築のための壕堀りか、食糧あさりに明け暮れて、教育訓練の余裕もなかった。

「岩波講座日本歴史21近代8」  岩波書店 1977年発行



・・・・

保阪正康は「本土決戦幻想--オリンピック作戦」で、
8月15日に降伏しなかったら、
ソ連軍は北海道と東北に侵入する。

火炎瓶、手投爆雷による特攻作戦をおこなふ。
このあとが民間人による戦闘で、
刀、槍、竹槍、鎌、ナタ、玄能、出刃包丁、鳶口を用ゐて腹部を突き刺せと教える。

「星のあひびき」 丸谷才一  集英社  2010年発行

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