山スキーと山歩き みやぶろぐ

山スキーと登山など、きままに書いてみます

立山(山崎カール・内蔵助カール・富士ノ折立南東シュート)<5/26>

2013-05-31 | 2012-13山スキー

5/26 雷鳥沢ヒュッテ(7:35)→大走り2480m(8:25/8:35)→2800m(9:25/9:30)→真砂岳2860m(9:45/10:15)~内蔵助カール滑降2680mまで→稜線(11:05)→富士ノ折立コル(11:40/12:30)~御前谷2410m(12:50/13:05)~鉄塔上尾根2140m(13:20/13:40)~黒部平駅(14:00)=扇沢
<天候:晴れ>

今朝も快晴の室堂。

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朝食も暖かい卵焼きにウィンナー付き。
朝食時間が7時(実際には6時45分)と遅めなのを除けば、朝風呂を浴びて至れり尽せりの山小屋◎。

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冬は里に下ろすブル。4月には半分雪で埋まった巨大な小屋を掘り出す働き者。

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テン場と雷鳥沢。

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穏やかな立山。アルペンルートの職員も言っていたが、立山は5月15日を過ぎて、やっと春山の柔らかい空気に変わる。

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奥大日岳をバックに。

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大走りからの真砂岳。

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気温が高く、クトーなしで登行。

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立山三山と山崎カール。

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最後は雪が消えた夏道を登る。

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ガレ場をつめて山頂へ。

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真砂岳山頂にて。

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山頂にいて雷鳥。今年の立山稜線では何度も出くわした。

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内蔵助カールと後立山連峰。

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いざ、内蔵助カールへ。

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YouTube: 20130526内蔵助カール滑降

素晴らしい大斜面。

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刻んだシュプール。

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富士ノ折立をバックに。

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稜線へ登り返す。

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稜線からの富士ノ折立。

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ガイドツアーが登ってきた。カールへ滑り込むのだろう。

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富士ノ折立コルへ到着。昨年に続いて、南東シュートから御前谷へ滑り込もう。

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こちらは4名いるので、神戸のスキーヤーに先を譲る。

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吸い込まれるように南東シュートへ。

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では、我々も。行きますよ~。

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この瞬間がいい。

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素晴らしいシュート。

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岩峰と雪庇の間を滑る。

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まるでスイスアルプスのよう。

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YouTube: 20130526富士ノ折立南東シュート滑降

まだ御前谷ははるか下。

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急峻な斜面は至る所にスラフ道の凸凹だらけ。

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でも、この景観のなかスキーができるだけで最高。

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最後は扇状斜面。

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南東シュート全景。

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みんな充実感が。

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岩盤を磨く雪。

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YouTube: 20130526御前谷滑降

御前谷はクルージング。

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鉄塔尾根へのトラバース。このあたりの残雪も多い。

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尾根までステップを切って。

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鉄塔とたんぼ平。

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今年は縦溝もなく、たんぼ平もまっさらな極上バーンでした。

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ロープウェー下を滑る。

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黒部平駅からの立山東面。

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立山稜線と南東シュートが輝いていた。

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全員で記念写真。

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ダムからの立山三山。ここからもシュートがよく見える。

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里に降りたら、いつも立ち寄る昭和軒へ。

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★★★★★のソースカツ重。

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最高の天気に恵まれて、滑って、飲んで、入って、またまた楽しい2DAYSでした。

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立山(山崎カール・内蔵助カール・富士ノ折立南東シュート)<5/25>

2013-05-29 | 2012-13山スキー

山域山名:立山・浄土山、雄山、真砂岳、富士ノ折立(長野県、富山県)
期  日:2013年5月25日(土)~26日(日)
参 加 者:みやぶー、ふくせんぱい、はなもりん、らがー
行動記録:
5/25 江南(4:00)=扇沢(7:10/7:30)=室堂2420m(8:55/9:40)→2750m(10:35/10:50)→浄土山南峰2840m(11:10/11:30)~御山谷2600m(11:45/11:50)→一ノ越2700m(12:00/12:25)→雄山3003m(13:15/14:10)~山崎カール~雷鳥平2270m(14:45)→雷鳥沢ヒュッテ(15:00)
<天候:快晴>

昨年に続いて5月最終週は立山へ。
今年は残雪も多く、しかも2日とも最高の天気に恵まれて、山頂からのカール滑降と温泉を楽しんできました。


黒部湖と赤牛岳。

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立山稜線がまぶしい。

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ダム下は新緑のさかり。

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快晴無風の室堂。暑さも半端でなかった。

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浄土山のトラバース。

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一ノ越に登る登山者の列。我々はトレースを外れて、浄土山カールを登る。

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富山大の研究所がある浄土山南峰。

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野口五郎岳、水晶岳の奥に槍ヶ岳も見える。

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五色ヶ原の向こうに、薬師岳、黒部五郎岳、遠くに笠ヶ岳。

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いざ、滑降へ。

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1本目は眼下の御山谷へ向かって~Go!

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YouTube: 20130525浄土山滑降


雄山を正面に広いバーンを滑る。

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いや~よかったね~

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龍王岳をバックに。

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御山谷に滑り込む。

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一ノ越まで登り返し。

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さっき登った浄土山南峰をバックに雄山を登る。

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雄山山頂まではガレ場を登る。普通の登山靴で登ったらあっという間なのに。

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龍王岳、鬼岳、獅子岳とカール群。

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御山谷も下の方まで雪がつながっている。

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雄山山頂。

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今年は除雪してあった社務所前の通路。

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御山谷と爺ヶ岳、鹿島槍、五竜岳。

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雄山山頂祠からの社務所。

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サル又のカールと黒部湖。

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大汝山稜線。東と西と斜面はまるで違う。

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真砂岳の奥に、剣岳。

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山崎カールに滑り出そうとするスキーヤー。

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雄山山頂の祠にて。

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夏道から山崎カールへの斜面を降りる。

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すぐ下には雷鳥のつがいが遊んでいた。

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山崎カールは上から見ても素晴らしい。

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山崎カールのシンボル、ニードルの脇を滑る。

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YouTube: 20130525山崎カール滑降


大斜面はどこを滑ってもOK。

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みんなにっこりです。

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風の凄さを物語る雪壁。こんなのが至る所にある。

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室堂山荘とターミナル。

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雷鳥平と奥大日岳。雪庇崩壊がすごい。

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称名川へ滑り込む。

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山崎カールを振り返る。何度見てもこのスケールに圧倒される。

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称名川沿いにつけられた春限定のブル道と、奥には浄土山。

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今年も雷鳥沢ヒュッテへ。

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まずは乾杯~

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次はお楽しみの露天風呂へ。3日前に地獄谷から引いたばかりだった。

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露天風呂は、直前に入った人が水でうめすぎたようで、超ぬるめでした。
内湯は超熱めで大変でした。ほっかほっかになって~

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再び生ビールで乾杯~!

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酔っぱらって夕食へ。食堂には、今年は我々4名のほかに3名の泊まり客がいました。

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夕食は弁当形式で、十分な量です。

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今日も最高でした。

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中央アルプス三沢岳カール&宝剣岳三ノ沢

2013-05-20 | 2012-13山スキー

山域山名:中央アルプス・三沢岳、宝剣岳(長野県)
期  日:2013年5月17日(金)
参 加 者:みやぶー、ふくせんぱい
行動記録:北本(3:45)=菅の台P(6:30/7:15)=しらび平(7:45/8:00=千畳敷2640m(8:07/8:50)→極楽平2830m(9:15)→三沢岳宝剣岳分岐(9:30/9:50)→伊奈川源頭2550m(10:00/10:10)→三ノ沢岳2846m(11:20/12:00)~三ノ沢カール~伊奈川源頭2520m(12:15/12:25)→分岐(13:30/13:40)→宝剣岳2931m(14:05/14:15)→分岐(14:40/15:00)~宝剣岳三ノ沢滑降~千畳敷(15:05)
<天候:快晴>

快晴が約束された絶好の1日、白馬岳か富士山にしようか迷ったが、まだ山スキーで行ったことのなかった中央アルプスに向かった。

自宅から駒ヶ根まで2時間40分、圏央道の恩恵はすごい。(高速料金は6500円×0.5深夜割)
駒ヶ根インターを出て千畳敷を見上げる。まだ雪はたっぷりある。


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菅の台バス停から始発バスに乗ったのは、たったの10人だけ。うちスキーは5人とあまりの閑散に拍子抜け。

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千畳敷ロープウェーはとっても速い。

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中御所谷にある2250m滝は完全に割れていた。

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約7分で雪世界に運んでくれる。バスロープウェー代往復3800円を高いと思うか、安いと思うか。

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振り返ると南アルプス全山がズラリ。

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スニーカーから兼用靴に履き替えて千畳敷を出発。

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駒ヶ岳神社の脇から、まずは極楽平を目指す。

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アイゼンを履いての急斜面ハイクアップ。今日は楽勝だが、強風や視界がなかったら、そう簡単ではないだろう。

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極楽平に到着。稜線の雪はすっかり消えている。

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駒ヶ根盆地は田植えのシーズンで、里では水の季節になった。
仙丈から白嶺三山、塩見岳、奥には富士山。

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荒川三山、赤石岳、聖岳、さらに南には上河内岳と光岳。
南アルプスで一番雪が積もるのは荒川岳から聖岳あたりのようだ。降雪のほとんどが南岸低気圧によるものだからだろう。

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稜線は出来るだけ雪上を行く。

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中央アルプスの美しい縦走路。

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ピラミダルな三ノ沢岳。あの斜面を滑れると思うとわくわくする。

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西には、霊峰・御嶽山。

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まずは1本目。稜線から伊奈川源頭斜面を滑る。

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正面には三ノ沢岳の素晴らしいロケーション。

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伊奈川源頭はなるほど「西千畳敷」と呼ばれているらしい。

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2620m小尾根にて。

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小尾根を越えて2570mまで滑る。

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檜尾岳から熊沢岳に続く美しい稜線。

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沢底からスキーを担いで登行開始。
美しい三ノ沢カール。

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西千畳敷をバックに三ノ沢カールを登る。

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カールから稜線に上がり一歩一歩登る。

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乗鞍岳も雪が多い。

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三ノ沢岳山頂と飛行機雲。
羽田から関西に向かう航路になっているようだ。

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ニセピークから細い稜線を登る。

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山頂はドーム状だ。

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三ノ沢岳山頂から伊奈川へ落ちる東斜面は特大バーン。
これを見てしまったら、次回はこれを狙わずにはいられない。

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三ノ沢岳山頂にて。

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三角点はドームより少し降りたところにあった。

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主稜線から外れた三ノ沢岳はまさしく中央アルプスの大展望台。
木曽前岳、木曽駒ヶ岳、中岳、宝剣岳。西面の落ちる沢は滑川源頭の谷。

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檜尾岳、熊沢岳、空木岳、南駒ヶ岳、越百山。夏に縦走したのでなつかしい。

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御岳山麓、木曽川流域もまばゆい新緑の季節。

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大桑村の中山道野尻宿あたりだろうか。

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槍穂高連峰と常念岳、大天井岳、一番奥は後立山連峰。こんな角度で見えるのか。

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無風の山頂でくつろぐ。春山はのんびりしてしまう。

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いざ、三ノ沢カールへ。

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最高です。

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2段目のモレーンを滑ってトラバース。

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2530mまで滑ってから、伊奈川源頭斜面の登り返し。

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登り返しはあの稜線まで。

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天を突くような三ノ沢岳をバックに。

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暑く辛い登り返しだが、雄大な光景が楽しませてくれた。

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稜線に登り上げると、目前には宝剣岳がとても近い。

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時間もあるので、分岐にザックをデポして宝剣岳を目指す。

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鎖場を何カ所も通過。兼用靴は自由が効かず、しんどい。

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宝剣岳山頂。

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反対側を見ると、宝剣山荘がすぐそこに見える。

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眼下には千畳敷カールと南アルプス。

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南へ続く稜線。雪上にデポしたザックがよく見える。

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さっきまでいた三ノ沢岳。格好いい山だ。

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デポ地まで戻って、いざ千畳敷へ~~。

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二ノ沢より、明るく開放的な三ノ沢を滑降することにした。

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出だしはMax40度+の急斜面。

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雪質は柔らかめのザラメ。

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落ちるようにショートターンで滑る。

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思わずバンザーイ!

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下部のインゼルは雪面がきれいなスキーヤーズレフトを滑る。

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千畳敷から三ノ沢を見上げる。

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千畳敷カールにはスキーヤーのためのロープトーが設置されている。
正面の大きな沢が二ノ沢、三ノ沢は右側の岩峰の向こう側。

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千畳敷ホテル。

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宝剣岳と乗越浄土。
ロープウェーの待ち時間の間、のんびりとこの景色を眺めた。

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16:00発のロープウェーで下山。

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菅の台に戻って、早太郎温泉こまくさの湯へ。
駒ヶ根に来たら、ソースカツ丼を食べずに帰れない。
地元のおばちゃんにお勧めの店を聞いたら、絶対に「きらく」と「ガロ」の2軒だよと。
それではと、こまくさの湯から歩いていける「ガロ」へ向かう。

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ヒレカツ4枚がそそり立つ形は、まるで宝剣岳。
味もよくこのボリュームで1260円は安い。
週末には行列が出来るらしいが、金曜日の夕方は空いていた。

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満腹になって、夕暮れの宝剣岳を見上げる。
最高の天気のなか、楽しい一日だった。

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裏燧

2013-05-14 | 2012-13山スキー

山域山名:尾瀬・燧ヶ岳(福島県)
期  日:2013年5月10日(金)
参 加 者:みやぶー、ふくせんぱい
行動記録:北本(4:15)=御池1500m(8:05/8:40)→林道→東田代1800m(9:55/10:10)→2150m(11:15/11:25)→燧ヶ岳2346m(12:00/12:50)~熊沢田代1986m(13:00/13:10)~広沢田代1750m(13:35/13:40)~御池1500m(13:50)
<天候:晴れ>
山スキーの帰りに美味しい蕎麦が食べたくなったので、残雪期定番ルートの尾瀬裏燧に行ってきました。

御池駐車場。3年前にはあった駐車料金千円を徴収する精算機がなくなっていた。

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沼山峠のバスは5月中旬から運行とあった。

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夏道のある熊沢田代には行かず、いつも滑降ルートに取る東田代を経由して登ることにしたので、林道歩きからスタート。

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林道から樹林帯に入る。

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樹林帯に大きなデブリがあった。GW前半の大雪のものだろう。

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東田代手前の急登で、あまりの暑さで消耗。

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東田代は裏燧の好展望地。

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風もなく猛烈な暑さとGW靴擦れ再発で、まったくペースが上がらない。

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ダケカンバ帯に入ると翼を広げたような会津駒が見える。

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今年は残雪が多く、山頂まで雪が繋がっていてスキーで登れた。

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今日も山頂で景色を楽しむ。

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尾瀬沼もまだ氷に覆われたまま。

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柴安嵓の奥に尾瀬沼と至仏山。

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平ヶ岳の奥に中ノ岳と越後駒。まだ雪がたっぷりある。

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山頂からの滑り出しから湿気たっぷりの重雪↓。登り返すどころか、トラバースも滑らず苦行になるので、最短ルートで下山することに決める。

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笑ってはいるが、滑りを楽しめる条件ではなかった。

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何とかスキーの形にして滑る。

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熊沢田代からの裏燧。

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広沢田代と会津駒。

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御池の樹林帯も1m以上の残雪とまだまだ豊富。

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御池の気温はなんと23℃!もあった。暑かった訳だ。


七入から燧ヶ岳を見上げる。

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山スキーは楽しめなかったが、温泉はいつでもまったり~。

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檜枝岐はまだ桜の季節。

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いつも立ち寄るやまびこ山荘は閉まっていたので、まる家へ。

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美味しい裁ち蕎麦を食べられたので、今日はこれで満足。

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今年は5月末まで裏燧は楽しめそうだ。


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北アルプス朝日岳正面ルンゼ&金山沢(5/5)

2013-05-11 | 2012-13山スキー

5/5  蓮華温泉1470m(7:00)→振子沢1700m(8:10/8:20)→天狗原2180m(9:50/10:10)→乗鞍岳2450m(11:00/11:30)→船越ノ頭2612m(12:15/12:40)~金山沢2300m(12:55/13:10)~大雪渓出合1380m(13:55)~猿倉1230m(14:20)=栂池スキー場
<天候:快晴>

最終日は、雲ひとつないド快晴。

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雪倉、朝日を目指すパーティは足早に出発していったが、
一日中晴天が約束され、金山沢を滑降するだけなので、朝食後ものんびりと準備。
登路は、硬い急斜面が続く天狗の庭尾根を回避して、シールですべて登れる振り子沢を詰めることにする。

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朝日岳正面ルンゼもくっきりと。今日滑りたかったな~と思ったが、天気ばかりはどうにもならない。

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朝、何度もヘリが雪倉岳東面を旋回していたが、事故でもあったのだろうか。

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小屋前で、赤男、五輪を従えた朝日岳をバックに。

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今日の雪倉は行列が出来ているだろう。

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振子沢の入口。

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振子沢も朝の冷え込みでガチガチだった。

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日なたは暑くて堪らないので日陰で休憩する。

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トレースを外れ、雰囲気がよかった1700mラインの湿原地帯を登る。

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強い日差しを浴びて、無風の沢はサウナ状態。

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乗鞍岳北東面も魅力的な斜面だ。

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今日も天狗原から乗鞍岳に登る列が出来ていた。

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乗鞍岳山頂と白馬三山。いい画になっている。

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船越ノ頭へ続くライン。

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急登を登りきれば、

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船越ノ頭に到着。

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雪倉岳と朝日岳。

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白高地沢と朝日岳山頂への登路がよく見える。

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雪庇の切れ間から金山沢へ。

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雪質は重めで下地と結合が弱く微妙でしたが、そんなの関係なく気持ちいい。

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どこまでも続く白い雪原に向かって。

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何度滑ってもこのスケールは素晴らしい。

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今日はなぜか金山沢はガラガラで大斜面を4人占め。

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2301mピークでひと息入れる。

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白馬鑓をバックに。

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春らしい景色。

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ひと際高い白馬鑓と杓子岳。

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まだまだ猿倉まで標高差1000mもある。

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素晴らしい斜面が続く。

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とにかく広い。

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今年はデブリが出ていなかった。

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特大斜面をかっ飛びました。

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途中で一緒になった兵庫のカジさんと。
兵庫から一人で金山沢を滑りの来たというから、ガッツな女性です。

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最後はデブリが出ていた。

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左岸側を横滑りで通過。

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みんなご機嫌です。

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最高の滑りを堪能して。

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杓子岳にもたくさんのシュプール。

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大雪渓合流点から金山沢を見上げる。

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白馬岳と大雪渓の巨大なデブリ。

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長走沢も流れはまったく出ていなかった。

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いつも振り返る林道の撮影ポイントから。

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猿倉山荘が見えた。

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最後までスキーで滑降。

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猿倉山荘から栂池までタクシー代はちょうど5000円。
栂池ゴンドラで下るより安く上がりました。

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当初計画した旭岳北面と鉱山道はトレースできなかったが、朝日岳正面ルンゼと金山沢の滑降は最高に楽しめたので、よしとしよう。


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