山スキーと山歩き みやぶろぐ

山スキーと登山など、きままに書いてみます

大戸岳

2018-09-30 | 2018山登り
山域山名:会津・大戸岳(福島県)
期  日:2018年9月29日(土)
参 加 者:みやぶー(単独)
行動記録:闇川395m(8:10)→荒俣林道登山口490m(8:25)→5合目850m(9:05)→中ツ手清水1060m(9:30/9:35)→風ノ三郎(10:10)→大戸岳1416m(10:15/10:35)→闇川(12:00)
<天候:曇り>

またまた週末に合わせて強力台風が接近中(泣)
梅雨がなかった分は秋雨前線と台風で、と自然は必ず帳尻合わせをしてくる。

この週末は紅葉のロングルートを準備していたが、行動できそうなのは土曜日のしかも東北地方の午前中のみなので、ここは諦めて偵察に変更。

大戸岳はつい最近まで知らなかったが会津若松市の最高峰。
ガイド本には「全山ブナに覆われた奥深く静かな山へ」とあり、地形図を見ると登山道が付けられている尾根は魅惑的(笑)で、標高差もしっかり千メートルある。

となれば、地形図に出ない地形やアプローチの確認も含めて登って来ました。

芦ノ牧温泉から細い道を走って闇川集落に到着。集落入口の大宮神社前の駐車場に車を停める。










荒俣林道は法面防護柵が壊れてから一般車を入れなくなったようだ。




昔はここが登山口。




クヌギやミズナラの尾根。市民によく歩かれている道だ。




だんだんブナが増えてくる。




5合目。昔小屋があったらしい。




この辺りにはアスナロの木がたくさん生えている。




登山道はここで尾根から分かれる。尾根上をまっすぐ登る路は廃道になっている。




中ツ手清水で喉を潤す。




稜線に出ると紅葉が進んでいた。




二岐山と奥には那須旭岳と三倉山。




風ノ三郎の登り。地元で二百十日頃の風を三郎と呼んでいたようで、風の神様の三郎様が由来らしい。
確かに季節の変わり目の9月は風が強い。




紅葉の色付きも濃くなってきた。




磐梯山と吾妻連峰、安達太良山。猪苗代湖はとても大きい。




岩峰には神様の祠が置かれていた。




廃道となった1291m尾根がメインでしょう。




一等三角点の大戸岳山頂。




展望は雄大。




若郷湖に下る桑原コースも崩落で廃道になっていた。




雨が降り出す前に下山しよう。


途中でたくさん落ちていた栗。猿か熊が食べているのだろう。




山頂から見えていた赤い屋根から大戸岳の頂きを確認できた。




会津の山はいいですね。




下山後は芦ノ牧温泉へ。




昭和にタイムスリップ~(笑)




昔から変わらないお湯は最高でした。







飯士山

2018-09-29 | 2018山登り
山域山名:越後・飯士山(新潟県)
期  日:2018年9月23日(日)
参 加 者:みやぶー、ふくせんぱい、らがー
行動記録:五十嵐口登山口490m(9:00)→負欠岩880m(10:00/10:10)→西峰(10:45/10:55)→飯士山1111m(11:05/11:20)→南峰1025m(11:30)→鋸尾根→尾根左曲点(12:30/12:40)→神弁橋(13:20/13:30)→湯沢駅(13:45/14:14)=<上越線>=石打駅(14:21)=<タクシー>=登山口
<天候:晴れ>

巻機山、谷川岳、日白山、神楽峰、、、標高は低いが魚沼平野の最奥にキリリと聳え、周りの山に登るたびに必ず方向の目印としていた飯士山。

南アルプス、丹沢、奥秩父から眺める富士山のような感じだろうか。

噴火活動でできた山で、山名の由来も山頂部に穀物の神様を祀ってあるから「飯」、富士山の姿に似ているから「士」で飯士山となったらしい。

岩原スキー場から登れば簡単だが、今日は経験者向きといわれる負欠岩を経由する五十嵐口から登って、鋸尾根から湯沢の街に下山する周回ルートで登って来ました。

石打五十嵐集落から狭い舗装林道を走って、今は使われなくなったテニスコート下の登山口から入山。




登山道は昨年に地元の方が下草を刈ってくれて、間違えやすいポイントには赤テープを張ってくれたので明瞭。




しかし、鉄砲登りの連続。




負欠スラブを見上げるところまで来た。




ここからが今日のハイライト。負欠岩の左側に下がったロープ伝いに登るが、昨日の雨で湿っていて嫌らしかった。




高度感抜群だ。




読み方は「おいかけいわ」「ふっかけいわ」「ふかけいわ」といろいろ云われているがどれが正しいのだろうか。
クライマーはトレーニング気分で簡単に登ってしまうらしい。




まだまだ気が抜けない斜面が続いて、灌木やロープを掴みながらスラブを登る。逆層なので足場は乏しい。




確かに山慣れた人以外は危険だ。




稜線もやせた岩稜。




尾根コース分岐。




魚沼平野一望の西峰に立つ石仏。





展望を楽しみながら本峰を目指す。




飯士山山頂。




三角点がある南側のピーク。こちらはハイカーで賑やかでした。




国境稜線の眺めは素晴らしい。




三国街道。




南峰からの本峰。




鋸尾根に入る。




こちらも小ピーク越えるたびに急斜面の登下降が何度も現れる。










負欠岩とスラブがよく見える。尾根コースも凄い場所に道が付けられている。




山毛欅の森に入ってやっと緊張から解放される。




稲穂が輝く里に向かって下る。




鋸尾根は古い標識が多い。一般ルートではあまり紹介してないようだ。その方がいいでしょう。




神弁橋で登山道はGOAL。




しっかりと登山してきました(笑)




魚沼川は鮎釣り人がたくさん。




湯沢駅へ。










せっかくなので少し待って上越線に乗る。




車窓から負欠スラブ!!




石打駅へ到着。




フォームがオーストリーっぽい。




バブルの時は賑わった駅前だが。。




時間が止まった駅前。







石のドラえもん!




飯士山は昔から変わらず、地元に愛されてます。




石打駅からタクシーで登山口まで1850円でした。




キリリと聳える飯士山は名山でした。





雨降山

2018-09-25 | 2018山登り
山域山名:西上州・雨降山(群馬県)
期  日:2018年9月22日(土)
参 加 者:みやぶー(単独)
行動記録:御荷鉾スーパー林道美原トンネル先(14:00)→石碑906m(14:30)→東峰(14:40)→雨降山1013m(14:55/15:00)→御荷鉾スーパー林道展望台(15:35)→美原トンネル(16:00)
<天候:曇り>

朝方の雨が上がったのでふらっと西上州の山へ。

ガイド本には「多くの石碑が立つ信仰と修験の山」とある。

御荷鉾スーパー林道美原トンネル先が登山口。車も4,5台置けるスペースあり。




荒れた林道行き止まりに鳥居。ここが本当の登山口。




急な杉林をつづら折れに登っていく。材木価格が安かった頃は見向きもされず山は荒れ放題だったが、最近、木材価格が急謄して盗難まで起きているというから何が起きるかわからない。これで日本の林業が復活してくれればいいのだが。。




尾根下にある「蛙のオンブ岩」、確かにそう見えるね。




906m峰にある石碑。




東峰下にある四連のご神体。ちゃんと人が入って手入れされてます。




NHK電波塔が立つ東峰へ。




祠と石碑。隣には休憩舎とトイレもあった。




電波塔脇は棘のある草が生い茂っていたが掻き分け(痛…)、鞍部から登り返して雨降山山頂へ。三角点はあるが杉林でまったく展望なし。




西に下った先から左に折れる。




登山道は植林作業道を通ったりショートカットしたり、、踏み跡をたどる…と突然ソーラー発電現場に出くわす。




どうも登山道はソーラー建設で消失したらしい。




現場下に放り投げられた指導標。県違い隣町発注の発電所開発らしいが、諸々の管理はしっかりされているのだろうか。




林業作業道も入り乱れていたので、少し周りを歩いて標識を見つける。




植林帯を抜けて天然林に入れば、あとはしっかりとした道を下って林道に出た。




登り出した美原トンネルまでは単調な林道歩き30分ほどだった。




様々な山林開発や作業道、獣道が入り乱れる低山は舐めてかかると道迷いになりますね。勉強になりました。





至仏山

2018-09-24 | 2018山登り
山域山名:尾瀬・至仏山(群馬県)
期  日:2018年9月9日(日)
参 加 者:みやぶー、じゅんちゃん
行動記録:戸倉=鳩待峠(8:30)→オヤマ沢田代(9:50)→至仏山(10:50/11:20)→戸倉(13:10)
<天候:霧のち晴れ間>

高校時代の同級生と尾瀬至仏山へ。

せっかくなので戸倉温泉に前泊しました。







今日の昼までマイカー規制なので戸倉からバス。




天候が今ひとつとあって、鳩待峠は閑散。




ナナカマドの実はいつもより多いような。酷暑のお土産?




午後は回復する予報だが。







一瞬だけ青空も。




小至仏をバックに。




小至仏から山頂までこんなに長かったっけ?スキーだとピークはみんな巻いてしまうからね。




至仏山山頂。残念ながら霧は晴れず。




稜線の紅葉は始まったばかり。酷暑だった割には秋の訪れは順調だ。




オヤマ沢田代はすっかり草もみじ。




下山途中で尾瀬ヶ原が見えた。よかった。




静かな初秋の尾瀬ハイクを楽しめました。





榛名水沢山

2018-09-02 | 2018山登り
山域山名:榛名山系水沢山(群馬県)
期  日:2018年9月2日(日)
参 加 者:みやぶー(単独)
行動記録:水沢観音上P640m(15:04)→水沢山1194m(15:51/16:05)→水沢観音上P(16:50)
<天候:霧>

先週は休日出勤、今週は悪天で沢登り中止。
2週連続で山に行かないと大腿四頭筋がうずいて(笑)、午後から榛名水沢山に行ってきました。

雨上がりの昨年9月にも同じように来たが、登山口の水沢観音までは北本から上武道路でちょうど2時間。白毛門よりは標高差は少ないが、急な登りは引けをとらないので筋トレにはちょうどいい。

自分はトレランナーではないので、ザックはいつもの日帰り装備を背負い、水も1.5Lは持って、呼吸を乱さずに歩いて登るのがマイルール。




水沢山までは標高差554m、距離は約2キロほど。登山口までは林道。




お休み石から一気な急登。




十二神将石仏が並ぶ肩。ここまでは登り一辺倒、地形図では1140mなので駐車場からちょうど500mを38分。




水沢山山頂まで47分でした。




晴れてたらスカイツリーまで見えるのに、、




下山も登りとほとんど変わらないタイムでした(笑)


大型台風襲来で登山道や渓相が変わらなければいいですが。