山スキーと山歩き みやぶろぐ

山スキーと登山など、きままに書いてみます

秋色

2016-09-30 | 日記
強い冷え込みはないですが、順調に紅葉は進んでいるようです。

9/9~11 新穂高~三俣ベース~鷲羽岳~高天原~雲の平~三俣ベース~新穂高





































9/25 上州武尊山













9/27 燕岳































9月はなかなか天候が安定しませんが、その分、10月から秋本番でしょう。




志賀日本中央分水嶺to岩菅山

2016-09-08 | 2016山登り
山域山名:志賀・赤石山、岩菅山(長野県、群馬県)
期  日:2016年7月30(土)
参 加 者:みやぶー(単独)
行動記録:硯川1690m(5:20)→草津峠1960m(6:00)→鉢山2041m(6:20/6:30)→赤石山2108m(7:40/7:55)→金山沢の頭(8:55/9:05)→最低鞍部(9:50/10:00)→岩菅山2295m(10:30/11:05)→一ノ瀬1650m(12:50/13:04)=バス=蓮池乗換(13:21/13:41)=硯川(13:54)
<天候:曇り、午後にわか雨>

志賀エリアはほぼ全山がスキー場で開発されているが、横手山から北方に連なる鉢山から赤石山、岩菅山周辺はまだ手つかずのまま残されている。
裏岩菅山は滑ったことがあるが、どんな雰囲気だろうかと山スキー偵察も兼ねて登ってきました。


硯川駐車場に車を駐めて、横手山スキー場に入る。




地図にある場所には登山道らしきものはなく、100mほど登った先に入口があった。標識は何もなかった。




草津街道の名残か、ところどころコンクリートが打たれていた。




左が鉢山方面、右が草津峠方面。




草津峠の標識。思いのほか寂しい。




この笹藪トンネル(獣道?沢ヤ?作業道?)の向こう側がガラン沢。




鉢山山頂は樹林で展望なし。(ガスって何も見えないが)




昔の地図には道がないので、この中央分水嶺ルートは比較的あたらしい道のようだ。




笹藪ははるか2mを超えていて激しい藪。




昔の標識だろうか?




赤石山山頂。




赤石山は文字どおり赤い岩がたくさんあった。雲間から横手山が見える。




ここが野反湖への分岐。




仰々しい警告看板。野反湖縦走路は次回に。




寺子屋峰の一角、金山沢の頭。ここから西に向かえば、寺子屋ゲレンデはすぐだ。




やっとガスが晴れて、野反湖縦走路の山が見えた。




立派な岩菅山。




縦状に連なる岩層。




歩いてきた赤石山、寺子屋峰稜線。




岩菅山山頂へ。




休んでいたら、ガスが渦巻いた。




一ノ瀬の道はしっかりと管理されている。




上条用水路。




途中で激しいスコールに降られた。




バスが待ち遠しかった。




蓮池バスターミナルで乗り換え。




右が志賀高原シャトルバス、左は長野駅行き。硯川に着く頃には雨は上がった。




魚野川源流域にどんなシュプールを刻もうか。このエリアは2月から3月でしょう。




帰りは久しぶりに志賀草津道路を通ってみた。白根山の北斜面から噴煙がいくつも上がっていた。どうか、お山の神様はおとなしくしていてほしい。



丹後山中ノ岳周回

2016-09-05 | 2016山登り
山域山名:上越国境・丹後山、大水上山、兎岳、中ノ岳(新潟県)
期  日:2016年7月24(日)
参 加 者:みやぶー(単独)
行動記録:十字峡450m(4:25)→林道→尾根取付(4:50)→4合目1250m(6:15/6:24)~丹後山1808m(7:30/7:50)→大水上山1831m(8:05/8:10)→兎岳1925m(8:45/8:50)→鞍部(9:50/10:00)→中ノ岳2085m(10:50/11:20)→7合目(12:05/12:10)→日向山1560m→(12:40/12:50)→2合目(13:40/13:50)→1合目(14:20/14:25)→十字峡(14:45)
<天候:曇りのち晴れ>

大水上山の利根川源流の碑が見たくて、十字峡からの周回ロングルートに行ってきました。
後半の稜線アップダウンと中ノ岳急登を回避できる時計回りの方が定番のようですが、ここは敢えて反時計をチョイス。そんなことより暑さに参りました。


暗闇のなかスタート。




断崖の林道。春には雪で埋まって斜面が川までが一直線になるので、確かに通過は核心だ。




丹後山登山口。




一気に登る。




ネコブ山と下津川山。




中ノ岳。




7合目から森林限界。




丹後山避難小屋。中も綺麗だった。雨水も満タン。




丹後山山頂。







大水上山に続く稜線。







利根川水源の碑。これが見たかった。




この辺りが源流か。




遠くの荒沢岳に続く稜線。最近は、中ノ岳、越後駒とつなげば裏越後三山縦走と呼ばれるが、自分も4年前にトレースしたが、奥山の趣きがたっぷりでした。




大水上山山頂。







兎岳からは中ノ岳まではアップダウンが連続するが、ちょうど中間なのか時計回りの単独5名とすれ違った。やっと中ノ岳が見えた。




中ノ岳山頂。




6合目から中ノ岳を振り返る。




ここから晴れて暑さもUP。水分は3L持ってきたが、どんどん乏しくなって、下るほどに目眩がし出して、ほとんど熱中症一歩手前(なっていたかも)。
最後は転倒しないように、小刻みに休み休みで。駐車場が見えて、ホッとしました。




真夏のロングルートで全部尾根トレース。いつも水は最後まで余るほど持っているが、今日はまったく足りなかった。水は本当に重要だ。反省。




南岳新道(槍平から南岳、槍ヶ岳周回)

2016-09-04 | 2016山登り
山域山名:北アルプス・南岳、槍ヶ岳(岐阜県、長野県)
期  日:2016年7月17日(日)~18日(月)
参 加 者:みやぶー(単独)
行動記録:
7/17 新穂高温泉1100m(12:35)→白出沢出合1540m(13:55/14:05)→槍平1990m(15:55)<テント泊>
<天候:雨>

海の日3連休だが、肝心の中日が寒気低気圧で荒天予報。
稜線で悪天候に掴まったら辛いので、天気が回復する午後から歩き始めてテン泊、翌日にアルプス稜線歩きができるルートを練って、
以前からトレースしたかった南岳新道に決めて、ちょうど正午に雨が上がった新穂高温泉に着いた。


下山してくる登山者は雨具を着ているがびしょ濡れで疲労の色濃い。




このあとまた雨が強まって自分も結構濡れてしまったが、滝谷は問題なく通過できた。







熊さんがお出迎え。




10分足らずで設営完了。




すぐにこれ。




槍平冬季小屋は17~18年前に初冬の槍ヶ岳を登った時に泊まったが、ほとんど記憶がない。




夕方になってやっと天候も回復した。




7/18 槍平1990m(4:00)→南岳新道2560m(5:30/5:40)→南岳3032m(6:50/7:05)→中岳3084m(7:50/8:10)→大喰岳(8:30/8:35)→槍ヶ岳山荘(8:55/9:10)→槍ヶ岳(9:25/9:35)槍ヶ岳山荘(9:50/10:10)→西鎌尾根→千丈沢乗越(10:50)→飛騨沢2550m(11:05/11:20)→槍平(12:15/13:20)→白出沢出合(14:55/15:05)→新穂高温泉(16:10)
<天候:快晴>

3時頃起きたら満天の星空。今日は行けるぞ。

夏とはいえ午前4時はまだ真っ暗。南沢横断箇所で白々し始めた。




沢を渡って西尾根に取り付く。




他のアルプス三大急登をはるかに凌ぐというほどの急登の連続。




朝日が笠ヶ岳、抜戸岳に当たる。




群落ではないが、花もチラホラ。







穂高も陽が当たってきた。




涸沢岳とジャンダルム。







2631mピーク手前の救急箱。




遭難対策で最近設置されたのだろうか。




白山も見えた。




やっと南岳が近づく。




沢沿いに付けられていた旧道跡が分かる。




南沢のお花畑。







新道開通は1999年だそう。




若者4名パーティが下っていった。




例年より1ヶ月も早く雪渓は消えていた。いつもならアイゼンがいるトラバース。







どう見てもカール地形なのだが、認定されていないらしい。







この見上げる角度の槍は新鮮だ。




大キレットと北穂高。




稜線を行けば、




南岳山頂へ。




三角錐の常念岳と雲海上に浮かぶ浅間山。




天狗原もほとんど雪がない。




これぞ槍。




中岳山頂。




コルには雷鳥の親子が。







中ノ沢もそそる。(何のことか)







大喰岳山頂。




槍ヶ岳山荘と立山。




槍の肩へ。







槍ヶ岳山頂。何回目だろうか。




次はこの尾根から登りたい。




天丈沢も1本滑りたい。




天気も最高で、絵はがき的景色。




山荘と笠ヶ岳。




3連休最終日とあって空いていました。




久しぶりに西鎌尾根を行こう。




夏山JOY♪だね。みんな笑顔で昨日の登山者と対照的だ。やっぱり山は天気。




千丈沢乗越。




飛騨沢上部。今日は秋のような乾燥した空気で、雲も沸かない。




秋なら奥丸山もいいな。




飛騨沢のお花畑。




飛騨沢ルートと合流。




ここにも救急箱がありました。




槍平へ。こんなに眺めがよかったんだ。




テントを乾かす。これで家での作業がひとつ減る。




槍平からの下りが暑くて地獄でした。




夏はのんびりとテント泊がいいですね。