山スキーと山歩き みやぶろぐ

山スキーと登山など、きままに書いてみます

東谷山

2018-12-29 | 2018-19山スキー
山域山名:越後・東谷山(新潟県)
期  日:2018年12月26日(水)
参 加 者:みやぶー(単独)
行動記録:貝掛温泉入口720m(9:00)→東谷山1553m(11:20/11:45)~貝掛温泉口(12:45)
<天候:曇り>

クリスマスが過ぎてもほとんど雪が降らない。
今シーズンはどうなるんだろう、と言っても何も始まらない。
行ける時には山に行く、で今日は東谷山へ。








濡れ雪の上に昨晩の新雪が10センチ。ないよりはマシ。




斜面に取り付くと思ったよりはちゃんと雪がある。




尾根に上がる。今日も藪か。




何とかなりそう。




二居峠からの坪足トレースに合流。新雪が20センチ、笹も除ければ滑れるくらいになった。




東谷山山頂。真冬は雪原になるところ。




ターンできた~(笑)




何とか。




しっかり山スキーできました。山は来てなんぼ、ですね。




年末寒波で一変したでしょう。






赤倉山

2018-12-29 | 2018-19山スキー
山域山名:妙高山系・赤倉山(新潟県)
期  日:2018年12月23日(日)
参 加 者:みやぶー、くりペア、らがー
行動記録:妙高池の平スキー場カヤバゲレンデTOP1430m(10:35)→林道1590m(11:00/11:25)→赤倉山前衛1920m(12:35/13:10)~池の平スキー場(14:10)
<天候:曇り一時雨>


今日も暖かい。ホントに12月か。。







朝風呂入って、食も贅沢な。




常宿がまたひとつ。




雪質が良ければ神奈山に向かうが、昨日の時点で諦めムードが圧倒。。
楽しさは度外視しでとにかく山スキーができればと、池の平スキー場に移動。

トイレに警告のチラシ。金額が入っていると受ける側の実感が何倍も違う。保険は必須です。




カヤバゲレンデTOPから閉鎖コースを登る。




地獄谷から引湯するパイプ。




大谷ヒュッテに向かう林道をちょっと偵察。アバランチパスあり。しかも全層が落ちてきたら100%。見ただけで成果は十分で即引き返す。




さぁ、藪に入る。




藪。ずっと藪。




アクシデントあり。




1920m前衛峰も藪。




唯一のオープンバーン。




藪藪藪。




スイッチバック滑降&階段、時々気合でボーゲン、、、




ケガなく´降りて´きた~




藪と悪雪を堪能(笑)







山スキー訓練

2018-12-28 | 2018-19山スキー
山域山名:妙高山系・燕温泉(新潟県)
期  日:2018年12月22日(土)
参 加 者:みやぶー、はしけん、Kino、くりペア、らがー、ino

シーズン始めのアル熊山スキー訓練。
今年は、昨シーズンに偵察してあった妙高山燕温泉で実施。
ここまで異常な少雪ですが、豪雪の頸城山群の中でも筆頭格の燕温泉だけは別格です。




まずはロープワーク。全員個人装備としているフローティングロープで急斜面を下りる想定。







15m、20m、25mがあるので、それぞれの連結バージョンも試しました。




次は支点がない場合の確保。




土嚢袋も十分に使える。




次は積雪内部の観察とコンプレッションテスト&バープテスト。




今年は降雪頻度が少なく、雨も降って浸透したので結合具合は完璧(笑)




6人のピットでは出なかったが、一番北向き斜面側の1カ所だけ滑り面層が出た。




最後はビーコン探索。
訓練中も降雨と高温により、大倉谷方面から底雪崩の音が聞こえていたが、訓練上斜面でも小規模な泥混じりの全層が頻発。




見えない場所から探索を始めて、状況分析、シグナルtoコースtoファインサーチへと移行し、的確なプロービングとマーキングを復習。
掘り出しはV字コンベアベルト・メゾット。




8名パーティで2人埋没の想定訓練を2セット実施。

ビーコン探索はいち早くコースに乗った2人もしくはプラスフォローで1人、残りはプロービングやスコップの準備を始める。

一人目のサーチ&プロービングと特定した時、二人目のサーチへの移行のタイミングと誰がビーコン探索に行くのが効率的かを、みんなで議論しました。

一人目の埋没深と他の捜索者が二人目のラインに入っているのか、または両者の距離、捜索者が何名いるか、埋没が三人だったら、、、などなど
想定される状況をシュミレーションしました。

これらは机上での訓練ではできないし、やっぱり少しの移動も大変な雪山でやらないと。

降雨と高温、重腐れ雪と山に入るには最悪の条件だったので、未練なく訓練に集中できました(笑)


日没迫ったなか、今宵のロッジへ向かう。




玄関でホットワインサービス~




自分は3回目となる燕ハイランドロッジ。




ロッジ先代オーナーは、第1期デモンストレーターの宮澤英雄氏。




ヨーロッパアルプスの雰囲気でまったり。




常連らしき沖縄の米人さんも到着してインターナショナルでした。






201811立山②山崎カール

2018-12-21 | 2018-19山スキー

11/25 雷鳥荘(8:10)→賽の河原(8:15/8:30)→山崎カール2710m(9:55/10:10)~浄土沢(10:25/11:00)→室堂(11:40)
<天候:曇り時々晴れ>


最終日。




室堂側斜面はどこも地雷だらけなので、山崎カールを覗きに。










う~ん。







とりあえずはカール底へ。




見た目はまずまずにと思えるが、シールでもガリッと当たる。。




なるべく良さそうなラインを探るが、、




ここもそろーり滑降。







今日はここまで。3人の板が病院行きになりました。。




室堂に戻る。







雪少ない割には楽しめたな。










そう、来週末で54年間走り続けたトロリーバスは引退!隣には交代する電気バス。




普段は何の気なしに乗っているが、今日だけはお疲れ様でした!





201811立山①真砂岳内蔵助カール

2018-12-20 | 2018-19山スキー
山域山名:北アルプス立山・真砂岳内蔵助カール、雄山山崎カール(富山県)
期  日:2018年11月23日(金)~25日(日)
参 加 者:みやぶー、Kino、らがー、くり♂
行動記録:
11/23 室堂(12:10)→雷鳥荘(12:40)…雷鳥荘下斜面1本
<曇り時々雪>

恒例の11月立山詣でも14年目(連続)、もはや年1度のお祭りみたいなものですね。
雪が有っても無くても立山に来ないとシーズンが始まらない(笑)

2000年から顕著になった温暖化は、
立山の降雪時期が確実に遅くなって、おのずと積雪量も明らかに減ってきている。
ここ数年は立山でも11月下旬になっても満足に滑れない、がほぼ当たり前になってきました。

100年後にはアルペンルートが通年営業なんてことがあるかもしれない。

やきもきしたが、やっと水曜日から降雪があってダム上も雪景色。




どうせ雪も少なく、天候も悪いのが分かっていたので、室堂にはのんびり昼着。




今日の行程は雷鳥荘へ移動のみ。




初スキーのメンバーの足慣らしに雷鳥荘下斜面を1本して、、乾杯!




11/24 雷鳥荘2370m(8:00)~賽の河原2260m(8:10/8:20)→大走り→真砂岳2861m(10:15/10:40)~内蔵助カール2720m(10:50/11:15)→真砂岳(11:40/11:50)→大走り2800m(12:00/12:15)~賽の河原(12:50/13:20)→雷鳥荘(13:45)
<天候:快晴>


快晴の朝。




雷鳥荘下斜面。ガリッガリー(冷汗)に気を使いながら、そろーり滑降。




雷鳥沢と山崎カール方面にはたくさんの山スキーヤ―が取り付いているが、大走りに向かう人はなぜかいない。




昨日の坪足トレースがあったが、このすぐ上で引き返していた。




山スキーに来たね。モチベーションUP。




ラッセルも楽し。




眼下に雷鳥平と奥大日岳。




休みなしでガンガン行く。なぜか灌木帯の雪付きがいつもよりいい。不思議だ。




最後まで雪を拾ってシールで真砂岳へ。




稜線は烈風の洗礼。




シュカブラ。




立山三山をバックに真砂岳山頂。




雪庇の弱点から内蔵助カールにご機嫌のシュプールを刻む。




雄たけび全開で立山のメインディッシュを頂きました!




内蔵助カールは何度来ても期待を裏切らない。




さらにもう1本。




最高でした。




登り返し。




ここはアイゼン&シートラで。




ドロップ!







大走り尾根上もGood!




山崎カール下斜面はガイドツアー御用達。




登行時になかった大走沢源頭部急斜面に1カ所デブリあり。30㎝下層にある旧雪が滑り面で、幅20m、走路は100m。
安全マージンをとって尾根上にルートをとって正解でした。







大走り下部では地雷にヒット(泣)されながらも賽の河原へ帰還。




シュプールがよく分かる。今日は自分達だけでした。




これだけのシュプールがあるとさすがに驚きですね。




山崎カールにも。




夕照。




日没後にもかかわらず、室堂山荘からTKYプロが訪ねて来てくれました!また、ご一緒しましょう。