山スキーと山歩き みやぶろぐ

山スキーと登山など、きままに書いてみます

水根沢谷

2014-07-20 | 2014山登り

山域山名:奥多摩・多摩川水系、水根沢谷(東京都)
期  日:2014年7月20日(日)
参 加 者:みやぶー、AZ、くりペア
行動記録:水根駐車場(6:15)→水根沢入渓(6:30)→半円の滝(11:00)→水根沢林道下降→水根駐車場(11:40)
<天候:曇り時々小雨>

今シーズン初めて沢登りへ。当初は土曜日に那須井戸沢だったが、梅雨明け前のゲリラ豪雨にやられたらヤバイので迷わず中止。
翌日、半日行動でお手頃な沢ということで水根沢へ向かった。

水根バス停駐車場から出発。

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三連休のキャンプ場は子供達がたくさん。
キャンプ場の人に聞いたら、昨日の午後は大雨で沢は濁流だったらしい。

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人気の沢だけあって、こんな看板があった。

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斜面を下りて、水根沢に入渓。

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昨日の大雨の影響か、水量はかなり多い。第1ゴルュジュの(ガイド本では)「容易に登れる滝」も、水流に押されて退却…なので巻く。

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立派な橋を抜けて。この辺りは美渓の雰囲気。

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第2ゴルジュへ。

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小滝をヘツる。

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水量が多いのでヘツリも深い。

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秋には綺麗な紅葉が見られるだろう。

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ここまではまぁ順調に。

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4mナメ滝。壁取り付きの足場が深くて、這い上がるのに難儀。

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3m連爆。AZリーダーが右岸を巻いて見たが、下りた先にある2段10m滝の水流が激しくて登れそうもないで、戻って左岸を高巻くことにした。

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残置ザイルがあったが、その少し上から高巻く。足場が悪く、左下は崖なのでかなりの高度感…マジモードでした。

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沢床まで約50mはあったか。

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最後は垂直の壁15mを懸垂下降。
今日は、まったくお手頃ではなかった。毎度のことながら、沢をなめてはいけません…。

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なんでこんな場所に?わさび田と小屋がある。

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お助け突破。

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最後に半円ノ滝。

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水流が凄く、直登は却下。ここも巻く。

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天然の滑り台ですね。

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今日はここで遡行終了。予定よりずいぶん時間がかかったが、沢は水量次第。

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作業道を下山。初沢登りしては、かなりハードでした。

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白毛門

2014-07-13 | 2014山登り

山域山名:谷川連峰・白毛門(群馬県)
期  日:2014年7月13日(日)
参 加 者:みやぶー(単独)
行動記録:土合690m(4:15)→1154m(4:56)→松ノ木沢ノ頭1484m(5:32/5:40)→白毛門1720m(6:06/6:25)→松ノ木沢の頭1484m(6:52)→土合690m(8:05)
<天候:曇り>

山スキーも先月で終わったので、今日は気持ちを切り替えて、夏山体力トレーニングで白毛門へ。

例会後そのまま水上に向かい仮眠。
西黒尾根を登ろうと思ったが、雨が予報より早く降りそうな気がしたので、急遽白毛門に変更。(午前9時過ぎに雨雲に入ったので大正解でした)

空が白々しかけた午前4時15分に駐車場を出発。曇天だが樹林帯は蒸し暑くてびっしょり汗をかく。
今日はトレが目的、負荷をかけるようにガンガン登る。目標は休憩込みで2時間だ。

樹木の合間からマチガ沢。まだ、たっぷり残雪がある。

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急登がひと段落する1154mピークからの白毛門大滝。
ここまで1時間700mペースで来た…が、登りなのに右膝が痛み出す。
今日はサポータータイツを履いていないからか?、オーバーペースに膝が悲鳴を上げたか?…仕方なく、膝をいたわるようなペースに落とす。

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松ノ木ノ頭で初めての休憩。簡易な1本サポーターを巻いて気を取り直して出発。

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じじ岩とばば岩。

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白毛門沢を見下ろす。沢登りで遡行もしてみたい。

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出発から1時間55分で到着。膝を引きづりながら、よく登れたほうか。

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下山も膝をいたわりながらで、夏の縦走に不安が残ってしまった。
対策を考えなければ…。



富士山(白草流し)

2014-07-12 | 2013-14山スキー

山域山名:富士山(山梨県)
期  日:2014年6月29日(日)
参 加 者:みやぶー(単独)
行動記録:御庭2240m(8:25)→御中道→白草流し雪渓末端2530m(9:10/9:30)→2860m(10:30/10:40)→富士山頂稜線3750m(13:35/14:25)~白草流し滑降~雪渓末端2530m(14:55/15:20)→御庭2240m(15:45)
<天候:晴れ時々霧>

6月最終末、シーズン滑り納めは今シーズン初めて富士山へ。
途中の谷村PAで仮眠、午前2時過ぎに起きるも雨雨雨。雨域レーダー見たら、これから強い雨を降らせる帯状の雲が通過するので二度寝を決める。
目が覚めたら雨は上がったので、河口湖ICに向かう。まだ6合目から上は雲の覆われていたが、スバルラインに走っていくと、どんどん雲が上がっていく。

御庭駐車場から北面をチェック。白草流しの雪渓はかなり下までつながっている。
夏道を登って吉田大沢か小御岳流しルートも考えてはいたが、夏道はたくさん人がいそうだし、白草流しはまだトレースしていないので、偵察も兼ねて今日は白草流しに決める。

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準備をしているうちに快晴になった。御中道につながる夏道を登る。ここから眺める富士山は格好いい。

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御中道から。

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途中から砂礫斜面を登って雪渓末端へ。この時期に2530mとは残雪が多い。

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白草流しは全体的に片斜面で、しかもこの時期になると雪面も締まっている。斜めの斜面でシールを効かすのは消耗するので、なるべく沢底の砂礫の際を登る。

2800m付近には岩場があるのかクラックが入っていたので、30mほど板を脱いで登る。結局、山頂まで板を外したのはここだけ。

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3100mにはさらに大きなクラック。ここは真ん中を通過。滑降時は要注意ポイント。
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3200mを越えたところで振り返る。

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3500mあたりで雪渓は左手に屈曲。御庭から見えていた斜面だ。この先はつながっているか…

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たった2mだったがつながっていた。「では行かねば~」
とさらに上部を目指す。

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左の尾根は白山岳から落ちる尾根か。右のラインを上れば山頂稜線に出られる。

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最後までシールで登り上げた。しんどかった。山頂稜線までは10mほど。

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ワォ~!まだ火口にはこんなに雪が残っていた。あと2日で7月だというのに。

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この大きな岩の向こうが白山岳。右手から回り込んでみたが、兼用靴では無理そうなので諦めた。

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昼食を食べて、いざ滑降へ!!見えている斜面は途中で行き詰まるので、ガスっている時は要注意。
雲のでき方を見ると、富士山の気流もよく分かる。

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素晴らしい一直線バーン。

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斜面がフラットになった場所を選びながら滑る。

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苦労して登った斜面もあっという間だ。

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屋久島を思い出した。富士山版豆腐岩(厚揚げか?)。

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2800mのクラック。

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白草流し全景。素晴らしかった。この時期に1200mもランできて最高でした。

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御中道の東屋から白草流しを見上げる。2mのノドもよく分かる。

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次回はもう少し早い時期に来よう。

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5合目駐車場からの小御岳流し。こちらも、残雪がたっぷりでした。

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これで2013-14シーズンは板納めとしました。
長らくご覧になってくれた方々、ありがとうございました。
時間があれば、シーズンを振り返ってみたいと思います。

来シーズンはおそらく11月立山からです。
その頃にはOCNブロクは運用しないらしいので、秋頃に新しいサイトに引っ越しします。