山スキーと山歩き みやぶろぐ

山スキーと登山など、きままに書いてみます

日白山

2020-03-26 | 2019-20山スキー
山域山名:越後・日白山(新潟県)
期  日:2020年3月14日(土)
参 加 者:みやぶー、Az、あらいぐま、栗嫁、りんぼー
行動記録:二居880m(8:50)→地王堂川左岸尾根→稜線(11:45/12:15)→日白山1631m(12:35/13:00)~地王堂川左岸尾根1270m地点(13:30/訓練/15:20)~二居(15:50)
<天候:雪>

再び日白山でアル熊と熊トレの合同山スキー訓練。
当初は昨年と同じく蓬沢の予定だったが、寡雪で沢がまったく埋まっておらず、今日の視界不良もあって危険と判断し、ルートが明瞭な日白山に変更した。
少雪に合わせて?参加人数も少なくなってしまったが、山は何よりもモチベーションが大事でしょう。

アクシデント対応が可能な駐車場でビーコンチェックを行い、入山前にルート確認。




地王堂川を渡る林道は融雪が進み流れが出ていた。




このあたりの積雪は2週間前とあまり変化なし。




急斜面はハードバーン。




昨年はルート取りや装備選択など適宜アドバイスを挟んだが、今回は敢えてなし。自分で考えることに力点を置く。




悪条件に苦労したが急斜面を登り上げて稜線を行く。ここまで来たら山頂を踏もう。




日白山山頂。今日は最後まで誰にも会わなかった。




雪崩、雪庇、クラック、シュルンド、滑落、地形の罠、アイスバーンと粉雪の積雪変化、隠れた枝トラップ、気象によるツリーホール、メンバー間での確認と安全マージンを取りながらのルート取りなどなど。山スキーは配慮すべき事項が文字通り山ほどある。




登高時にめぼしを付けておいた場所で訓練。
時間があまりなかったので、メンバーが雪庇を踏み抜いて見えない斜面下に落ちたと想定して、墜落者の確認方法と引き上げシステムをおさらい。
セルフレスキューが困難な場合、墜落者の意識がない場合の救助要請はどんな点に留意しなければならないか。
天候、時刻、遭難場所、メンバー人数とビバーク装備、ヘリ救助を想定した準備や伝達、、、、、




支点が取れない時はスキーを埋めれば十分だった。




これからのシーズンは降雨や融雪による雪割れと降雪による罠と、不意なアクシデントもより多くなる時期。

プチパウダーを楽しみながら下山。










寒さに震えながらの訓練でしたが麓の温泉で暖まろう。お疲れ様でした。






雨飾山P2

2020-03-25 | 2019-20山スキー
山域山名:頸城山群・雨飾山(長野県)
期  日:2020年3月7日(土)
参 加 者:みやぶー、ino
行動記録:小谷温泉851m(7:30)→林道1127m(8:35)→尾根取付1150m(9:00)→稜線1550m(10:20/10:30)→雨飾山P21838m(11:15/11:55)~尾根取付(12:25/12:40)~小谷温泉(13:20)
<天候:快晴>

山麓にはまったく雪がなかったが、山田旅館まで上がるとそれなりの雪はあった。




林道の除雪はまだですぐにシールで。




大渚山はしばらく登ってないな。




栃の樹亭。




ここからの雨飾山はどこか気品がある。




期待していた昨日の新雪はすでにクラスト。昨日のうちに日射があったようだ。




大海川の雪も少ないので消えるのも早いだろう。




尾根取付の急斜面は薄い新雪下のアイスバーンに苦労した。




雨飾の癒しのブナ林。




稜線に上がる。




最近はキャンプ場から沢を詰めるルートの方がメジャーなようだ。







天狗原山、金山西面。




最後のダケカンバ斜面。




P2は久しぶり。本峰は圧巻の景観。




北アルプス白馬岳から雪倉朝日稜線。今年の蓮華温泉は雪が極端に少ないのでGWは開けないそうだ。初だとか。







雪温上がって気合のターンで。







雪が良ければ文句なしのツリーランでしょう。




今日はパワーターンで滑る。







下部急斜面は雪崩を落としながらの滑降。




暑過ぎだ。




林道はまったく滑らず。




お疲れさん!




下山後は山田旅館へ。




名山と名湯。まったりだ。







貴重な写真。




談話室裏がゲレンデ入口だったようだ。




玄関を出るときに、今はご主人となった誠司さんとお会いして話しをさせていただいた。
今日は鎌池まで雪山散策でお客さんを案内したとのこと。
10年くらい前までは毎年のように泊まらせてもらっていたが最近は訪れていなかったので、
また名湯通いを復活させようと思いました。














宝川源流ナルミズ沢(大烏帽子山・朝日岳)

2020-03-24 | 2019-20山スキー
山域山名:上越国境・大烏帽子山、朝日岳(群馬県)
期  日:2020年2月29日(土)
参 加 者:みやぶー、はしけん
行動記録:宝川温泉700m(6:00)→理水試験地787m(7:10/7:20)→林道終点1000m(8:20/8:25)→布引山1627m(10:10/10:30)~ナルミズ沢1380m(10:40/10:55)→大烏帽子山1819m(12:15/12:40)~ナルミズ沢右俣滑降~ナルミズ沢左俣1490m(13:00/13:25)→朝日岳1945m(14:35/15:00)~大石沢支沢滑降~ナルミズ沢出合1250m(15:30/15:40)→広河原1200m(16:00)→布引山稜線1500m(17:00/17:10)~理水試験地(18:00/18:15)→宝川温泉(19:00)
<天候:快晴>

宝川源流詣でもちょうど10回目。
今年は寡雪シーズンのため早めに入らなくてはと、天候が約束された2月閏日の入山となった。


宝川温泉の積雪はたった20センチ。林道には辛うじて雪がのっていた。







トンネル入口も嘘のように雪が少なく、氷柱もなかった。




キノコの山帽子も小さい。




試験地の積雪は例年の半分くらい。




林道終点から布引尾根に取り付く。




藪は予想していたとおりそれ程酷くはなかったが、前日に積もった新雪ラッセルが深い。










雨ヶ立山。




布引山稜線に上がると朝日岳東面がドーンと。




大烏帽子山がナルミズ沢最奥に聳える。




まずはナルミズ沢へGo~!







ナルミズPowder~ゲット。







いつもはない沢割れ。




ナルミズ沢左俣を見ながら右俣を遡る。







何度来ても来ても素晴らしい。




これぞ山スキー別天地。




大烏帽子山山頂。







昨シーズントレースした朝日岳稜線。




柄沢山稜線。この先の巻機山までもトレースしたい。




越後駒、中ノ岳、荒沢岳、平ヶ岳。




ナルミズ沢をGo~!




至福の1本。




自然と笑みが。







このまま帰ってはもったいない。天候は終日問題ないので朝日岳に向かおう。

越後烏帽子斜面をトラバース。







ナルミズ沢左俣は雪砂漠。













グングンと快適に高度を上げる。




小雪のため斜面の雪の付き方が違った。いつもより岩もずいぶんと高く3m以上は少ないか。




左俣を登り上げる。




シュカブラ地帯。




ジャンクションピーク。




朝日岳山頂へ。




白毛門への稜線と谷川岳。芝倉沢には多くのシュプールが見えた。




武能岳から蓬峠稜線。




素晴らしいスカイラインを見ながら。




ナルミズ沢左俣にエントリー。




尾根を越えて、




大斜面に飛び込む。




これぞ山スキー。




最高だ。




そのまま大石沢支沢を滑降。













記録的な寡雪も問題にしない朝日岳。




ナルミズ沢本流は割れ割れ。







広河原でブリッジを渡る。




布引からの沢もまったく埋まっていない。




疲労と腐れ雪ラッセルが拍車をかける布引山地獄の登り返し。。




振り返ると朝日岳が。




左手には大烏帽子山がまことに遠い。




陽が落ちた後はお決まりのバリバリモナカ。地獄の滑りが待っていた。




林道で日没。雪も消えて半分くらいは歩いて宝川に下山した。







日白山

2020-03-07 | 2019-20山スキー
山域山名:越後・日白山(新潟県)
期  日:2020年2月24日(月)
参 加 者:みやぶー(単独)
行動記録:二居830m(6:20)→地王堂川左岸尾根→稜線(8:50/9:00)→日白山1631m(9:30/10:05)~二居(10:45)
<天候:晴れ>

令和の天皇誕生日は2月に。
昨日は大荒れで山に入れなかったので今日はサクッと行ける日白山へ。


新雪が慰めだが、積雪は4月並みと寂しい限り。




下部の植林地帯。




アイスと新雪が目まぐるしい。




東谷山稜線。




最後の急斜面は雪付き悪くアイゼンで登り上げる。










今シーズンは毛渡沢方面は厳しいだろう。




最後のリッジを登ると日白山山頂。
何度来てもこの頂きは特別。
日白山は高校山岳部でGWに通った思い出の山です。




東谷山方面から登山者が登ってきた。




トレースして来た稜線。




山頂をあとに。




この斜面も滑ってみたい。










稜線下のアイスバーンをやり過ごせばパウダーラン。










アッという間だった。この後は林道を流して二居へ下山。








月山・姥ヶ岳

2020-03-06 | 2019-20山スキー
山域山名:月山・姥ヶ岳(山形県)
期  日:2020年1月22日(水)
参 加 者:みやぶー、キム兄、カサカサ、ガク
行動記録:志津温泉710m(8:50)→車道ショートカット→姥沢1170m(10:40/10:55)→リフト山頂駅1530m(12:10/12:35)→姥ヶ岳1670m(13:00/13:50)~姥沢(14:20/14:45)~志津温泉(15:10)
<天候:晴れ>

月山2日目はメインの姥ヶ岳へ。

昨日の吹雪も上がって天候も回復。




清水屋旅館前にある積雪計は昨日だけで50センチ増えて今季初の2m越え。




昨日の降雪は今季一番だったそうで、ずいぶんと雪の壁も高くなった。




先行者のトレースを追う。ファイヤーマンの血が騒ぐ!




ショートカットで追い付いてラッセル交代。




姥が岳。




月山本峰。













リフトもやっと埋まりそうな積雪に。




1月とは思えない穏やかさ。




朝日連峰。




青空最高!










姥ヶ岳山頂。




雪原を行く仙台の単独女子。根性あるね。素晴らしい。




湯殿山。




品倉山。




鳥海山!大展望を満喫。







キン○○ング現る(笑)




月山パウダーを頂きましょう。






















ガク!飛び過ぎ(笑)







貸し切りでした。大満足!




湯殿山には大きな破断面。




姥沢を後に。楽しませてもらいました。