山スキーと山歩き みやぶろぐ

山スキーと登山など、きままに書いてみます

旭岳中央ルンゼ&裏旭岳レンゲ谷

2014-06-23 | 2013-14山スキー

山域山名:白馬旭岳・裏旭岳レンゲ谷(長野県、富山県)
期  日:2014年6月15日(日)
参 加 者:みやぶー(単独)
行動記録:猿倉1230m(6:10)→白馬尻1500m(6:45/7:05)→大雪渓2310m(8:40/9:00)→2460m(9:25/9:35)→稜線2750m(10:15/10:20)→鞍部(10:25)→旭岳2867m(11:05/11:10)→レンゲ谷源頭2810m(11:20/11:35)~裏旭岳2733m(11:40)~レンゲ谷2330m(11:55/12:20)→レンゲ谷源頭2810m(13:35/13:40)→旭岳2867m(13:50/14:00)~中央ルンゼ滑降~柳又谷源頭2640m(14:10/14:20)→稜線2750m(14:35/15:05)~白馬尻1500m(15:25/15:45)→猿倉1230m(16:15)
<天候:晴れ後時々曇り>

さすがに6月となると、山スキーができる山域が限定される。しかも、山に行ける週末の天候が当たらないとそのまま板納めとなる。
ちょうど梅雨の中休みとなった日曜日、今シーズン2回目の旭岳へ向かった。今回のメインは未踏の旭岳裏側の西面滑降だ。

いつもの場所で仮眠して登山口の猿倉に向かう途中、今日は焼けそうだな?とちょっと寄り道。
道路100選に選ばれている白馬大橋から、朝焼けの白馬三山。

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猿倉から白馬尻の景色はすっかり初夏になった。

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建設中の白馬尻小屋。大工さんが10人以上は来ていた。

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大雪渓。今日は快晴の空が澄みわたる。

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いつものペースで大雪渓はノンストップで登る。雪が融けて夏道が出ていた。

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避難小屋の屋根も少し顔を出したところ。

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稜線まで雪を拾いながら登る。村営小屋下で1カ所切れていた。

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稜線からの旭岳。

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東面ルンゼを確認する。何とかつながっているが、岩の間は狭くてシュルンドがあるかも。

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今年は稜線の残雪が多い。西面にもまだたっぷり。

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旭岳山頂に着いてまずは斜面の状況を確認…、やっぱり西面のレンゲ谷へ行こう。
山頂から雪が出てくるまで標高差50mほどガレ場を下る。
手前の細長い稜線が裏旭岳、真ん中のうねったピークが小旭岳、奥の台形状が清水岳。

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裏旭岳からの旭岳西面。山頂直下の雪斜面からトラバース気味に裏旭までジェットコースター滑降。

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裏旭岳は夏道がしっかり出ていた。遠くは剱立山と毛勝三山。

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レンゲ谷源頭部と雪倉朝日。

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誰もいない斜面にまっすぐシュプールを付ける。

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意外と広い斜面だった。前旭岳と清水岳も近いね。次はあの斜面を行こう。

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どこまっでも滑っていきたいが、登り返しがあるので、この壁の下2330mでおしまい。
旭岳山頂までちょうど500mのアルバイト。

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レンゲ谷源頭部は、すばらしい斜面だった。5月の定番ルートにしよう。

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裏旭岳北面に刻んだシュプール。

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シールで旭岳直下まで、あとはガレ場を登って。

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再び旭岳山頂へ。

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中央ルンゼへGo。

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目が眩むほどの急斜面。Max45度はあるか。

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ターンしたら大量のスラフが流れていく。止むまでしばし待つ。

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中央ルンゼをバックに。

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岩の間は急すぎて上から目視が出来なかったので、途中からスキーヤーズライトの大斜面を滑った。ここも最高でした。

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下山は小雪渓と大雪渓をのんびりと。

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小雪渓は締まった快適ザラメで、斜面の状態はベストでした。

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大雪渓はさすがに石を避けながら滑る。でも6月としては、スプーンカットも縦溝も少なく、これまでで一番条件が良かった。

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稜線から白馬尻までたった20分ほど。スキーの機動力は凄い。

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6月にこれだけ滑れれば言うことなし。旭岳は定番になりそう。

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下山後は八方温泉へ。
何と第1郷の湯は立て替えのため、このお風呂の営業は今日で最後でした。

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気さくな管理人の方と温泉とスキーなど、ちょっとおしゃべり。
この建物は昭和62年に二股で温泉が見つかってすぐに建てられたとのこと。
地元の方にも愛されたようで、最後だよね、と老夫婦が入りに来たり、近所のお姉さんが管理人に挨拶に来たり。

なかなかいい場面に巡り会えて楽しかった。

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ちなみに新しい建物は12月オープンで、現在の3倍ほどの大きさ。
露天風呂からこの絶景が眺められるそうです。

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立山(山崎カール・内蔵助カール・富士ノ折立南東シュート)

2014-06-09 | 2013-14山スキー

山域山名:立山・浄土山、雄山、真砂岳、富士ノ折立(富山県)
期  日:2014年5月31日(土)~6月1日(日)
参 加 者:みやぶー、かね、くりペア、はしけん
行動記録:
5/31 熊谷(3:30)=扇沢(7:00/7:30)=室堂2420m(8:50/9:45)→2720m(10:40/11:00)→浄土山南峰2840m(11:20/11:55)~御山谷2640m(12:00/12:10)→一ノ越2700m(12:25)→雄山3003m(13:15/15:00)~山崎カール~雷鳥平2270m(15:25)→雷鳥沢ヒュッテ2300m(15:35)
<天候:快晴>

恒例になりつつある5月最終週の立山。
今年も残雪が多く、2日とも快晴無風の上天気で、
カール滑降と温泉を楽しんできました。


田植えをしたばかりの田んぼに常念山脈がきれいに映る。

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黒部ダムから立山を見上げる。富士ノ折立も眩しいばかり輝いている。明日はあのラインを滑ろう。

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そんなに混んではいなかったが、始発に乗ってそのまま最混雑期ダイヤで運ばれて室堂ターミナルには9時前に着いた。早い!いつもこれでお願いしたい。
立山は11月以来。準備をして外に出ると、見慣れた景色だがやっぱりいい。上天気のなか、多くのスキーヤーが一ノ越を目指していた。

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今日は、15年ほど後輩のかね君とふたり。久しぶりの山スキーで、この斜面を登るのにも苦労をしている。そんなこともあって、いつもよりスローペースで登る。

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シールのまま浄土山に登る。今年は龍王岳山頂からしっかり雪がつながっていた。
行きたい気もあったが、しばし…かね君待ちで…今日は、かわいい後輩の錬成に気持ちを切り替えよう。

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黒部源流域の山々はまだ真っ白。今日は黄砂?の影響か、遠くは霞んでいた。

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かね君も到着し、では今日の1本目、御山谷まで行こう。

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気温が上がって、軟雪バーンだったが楽しめた。
ゲレンデではテクニカルの技量を持っているので、滑りは早い。

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一ノ越まで登り返しがあるので、適当なところでトラバース。
ここから雄山までは担ぎで夏道の登り。がんばれ~。

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御山谷で遊ぶスキーヤーがやたらと多く、何とクロカンアスリート達が合宿をやっているようで、雄山にも登っていた。

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毎度のことながら、兼用靴でのガレ場登りはしんどい。慣れないかね君は靴づれで苦戦のよう。祠の脇でしばし待ち。
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明日下山で下る御前谷をチェック。雪は十分あるようだ。P5311298_2


剣岳と別山、真砂岳。前日入りのくりペアは、あの辺りで楽しんでいるだろう。

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雄山山頂へ。これが立山初登頂と聞いてびっくり。

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今年は雪が多く、エントリーポイントまでは入りやすかった。

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今日2本目は山崎カールへ。

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山崎カールの象徴、ニードル。

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山崎カールはいつ来ても素晴らしい。

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そのまま雷鳥沢ヒュッテへ。玄関テラスで生ビールおかわり(^_^)vして…すぐに…

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引湯したばかりの温泉へ~~ドボン~~。

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前日入りしていた
くりペアと乾杯!

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立山は真っ赤に染まった。

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6/1 雷鳥沢ヒュッテ(7:20)→雷鳥平2270m(7:25/7:35)→大走り2700m(8:50/8:55)→2800m(9:10/9:20)→真砂岳2860m(9:30/9:55)~内蔵助カール滑降2690mまで(10:15)→稜線(10:40)→富士ノ折立コル2980m(11:30/12:30)~御前谷2530m(13:00/13:15)~鉄塔上尾根2180m(13:45/14:00)~黒部平駅1830m(14:40)=扇沢
<天候:快晴>

朝の主役は、奥大日岳。

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今日も一日中の快晴が約束。のんびりと出発。

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これ以上ないほどのクリヤーな空。

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雷鳥平から大走りを目指す。

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去年も会ったよね。

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左の沢が昨日刻んだくりペアのシュプール。

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立山三山東面。滑れそうなラインが何本もある。

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雪が切れたのでシールはここまで。
今日はいいペースで登ってきた。よくがんばった。

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真砂岳までは夏道を登る。

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富士ノ折立をバックに。

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白馬から鹿島槍まで後立山連峰が屏風のよう。

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内蔵助カールへGo!

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至福の1本でした。

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最高でした(^^)/

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青い空と飛行機雲。

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カール底から稜線まで登り返し。

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真砂岳から滑ったラインをバックに富士ノ折立を登る。

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最後はガレ場を登って富士ノ折立へ。
ここで室堂から雄山経由で登ってきた、はしけんと合流。お疲れさま~。

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今日のメインは、富士ノ折立南東シュート。

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この辺りがもっとも急傾斜で40°+。

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でも、幅があるので恐怖感はない。

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シュートは3回目だが、今回が一番条件がよかった。
メンバーのスキー板が外れるアクシデントがあったものの大事には至らず。

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日本離れした景観。

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最後はデブリを越えて御前谷へ。

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シュートをバックに。

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緩やかな御前谷。

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春スキーは楽し。

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御前谷を離れて、鉄塔尾根に向かってトラバース。

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尾根に這い上がる。

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いつもならすんなりと滑れるが、下部は雪が少なく、ちょっと薮漕ぎ。

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今日は、まったく雲が出なかった。

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南東シュートを見上げる。これがたまらない。

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お疲れさま。

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このところ敗退続きだった昭和軒へ。

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今日は厚厚ソースカツ重をいただきました。満足。。

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旭岳北面&白馬沢右俣

2014-06-07 | 2013-14山スキー

山域山名:白馬岳周辺<旭岳・白馬沢右俣>(長野県)
期  日:2014年5月25日(日)
参 加 者:みやぶー、らがー
行動記録:猿倉1230m(6:00)→白馬尻下1430m(6:45/6:55)→大雪渓2300m(8:30/8:40)→2460m(9:00/9:05)→稜線2750m(9:50/10:05)→鞍部(10:10/10:20)→旭岳2867m(10:50/11:25)→北面滑降→柳又谷源頭2430m(11:40/12:15)→三国境直下2650m(12:55/13:05)→小蓮華山稜線2719m西側(13:35/13:55)→白馬沢右俣2000m(14:15/14:20)→白馬尻(14:45/15:00)→猿倉(15:35)
<天候:曇りのち晴れ>

今シーズンは上信越国境と東北方面にずっと通っていたので、やっとこの時期になって初めて北アルプスへ。

林道からの白馬岳東面。代掻き馬もちょうど出てきたところで、稜線の雪は多めか。

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林道の雪は長走沢出合から路肩に出てきたが、そのまま歩きで白馬尻まで行く。
対岸の金山沢は流れが出ていて、もう賞味期限は終わりか。

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白馬沢出合。こちらはまだまだ十分。

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気圧の谷が通過中で稜線は強風模様で、大雪渓にも時々稜線から凄い風が吹き下りてくる。白馬山荘に泊まった人は朝いちでどんどん下山してきた。この風が収まらないと、稜線上の行動は厳しい。

大雪渓にはこの時期としては入山者がいるほうか。岩室までノンストップで行ったので、見えている人はすべて抜いたかも。

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岩室でアイゼンに切り替え、小雪渓は再びシールで登行。2500m上は新雪で、5月になっても毎週のように雪が降っている。
心配していた稜線の雲もとれ、強風もほとんどなくなった。あとは稜線を目指すのみ。

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稜線でシールオフして旭岳に向けて直滑降。(鞍部まですぐだったので、シール脱着の手間がかかっただけ)

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鞍部からシールで登って、急傾斜になった最後の50mは担ぎで。

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旭岳山頂。何度か北面を目指したことがあったが、強風や悪天候でこの頂きに立てなかった。

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これから東壁を滑って2号雪渓に行かれるEVA父さんと遭遇。
http://yama-ski.at.webry.info/201405/article_6.html
「ブログ拝見してますよ。新潟でよく会うオルとうさんは会の仲間で……」、「あ、そうですか。あのグループは恐ろしく早くて。自分はシルバーだからのんびりと楽しんでます」と言われてましたが、いえいえ(^^;)、先を登られているその健脚には恐れ入りました。

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旭岳山頂からの白馬岳は、なかなか重厚感がある。
眼下が東壁の急斜面。次回はここを滑ろう。

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大休止のあとは、今日の1本目の旭岳北面にエントリー。
程よく締まったザラメでかっ飛びました。
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雪倉岳を正面に。下部は新雪が悪さをして微妙な雪質でした。

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北面を滑り降りて、柳又谷源流へ。

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三国境下までは、稜線下につながるラインを登った。

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小蓮華稜線。三角峰の2719mピーク手前が白馬沢のエントリーポイント。

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白馬岳主稜をバックに、いざ白馬沢右俣へ。

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稜線下のエントリー斜面は広い広い中斜面バーン。


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どんどん沢に吸い込まれていうように。


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この辺りが雪質、斜度とも最高でした。


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白馬岳山頂と代掻き馬を正面に、テンション上がりまくり。

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いつも下から見上げていたお馬さんの胴体と後ろ足。こんな岩だったんだ。


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ちょうど胴体の真下へ。なるほど。


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のどは、幅20mはあるか。そんな急峻でもない。

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のどを抜けたところ。


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斜度は緩んで広い沢状斜面へ。

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すばらしいスケールだった。


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小尾根を挟んで右俣と左俣。左俣のラインを負うが、岩場を抜けるポイントが難しそうでレベルはさらに数段高いか。

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大雪渓と杓子尾根。もうみんな下山したようだ。

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白馬尻でカモシカのお出迎え。

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冷やしておいてピーチゼリーを食べながら。

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お馬さんも無事の下山を微笑んでいました(^_^)


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大雪渓の奇跡はGPS誤作動です。前もここで同じような症状があったような。


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