山スキーと山歩き みやぶろぐ

山スキーと登山など、きままに書いてみます

シーズン開幕

2020-11-24 | 日記
小雪ながらも例年同様にシーズン開幕しました。

11/15 会津駒ヶ岳
















11/21 立山浄土山































11/22 立山真砂沢源頭カール














































詳細は後日にUPします。








2020秋田の冬旅⑨秋田内陸縦貫鉄道

2020-07-07 | 日記
冬旅も9日目、予報では終日強い冬型で森吉山頂は無理だろう。
明日も冬型は続くものの、弱い気圧の谷が山形を通過し上空の風向きが変わるのでどうやら秋田内陸部は降雪が弱まりそうだ。

日曜日でスキー場も混雑しそうなこともあって、今日は鋭気を養う一日に、秋田内陸縦貫鉄道の冬旅としよう。

スタートは温泉併設の阿仁前田駅から。













阿仁合で急行もりよし1号に乗り換える。




2月1日に運行を始めた新観光列車、笑EMI。




内装もぴかぴか。




笑EMIは、Experience Moving Impressive 心揺さぶられる印象的な秋田の里山体験、
「スマイルレールの名のごとく、人々の笑顔を乗せて走り続けてほしい」と命名されたらしい。




売りはトンネルに入ると秋田犬が浮かび上がる天上アート。




大又川橋梁からの車窓。




里では吹雪いたり晴れたりと。




終点の角館駅へ。




駅前の雪灯籠。




角館から折り返しのもりよし2号で北の終着、鷹ノ巣駅まで揺られて行く。




下車後に車の運転があるので、呑み鉄にはならず(泣)




今は角館から鷹ノ巣までつながって秋田内陸縦貫鉄道となっているが、




日本鉄道建設公団建設線だった鷹角線のうち、1934年開業の阿仁合線と1970年開業の角館線が国鉄廃止後の第三セクター線になってから、地元悲願で全線開通した珍しい路線。

本棚を見たら1985年3月の時刻表があった。3月14日に東北・上越新幹線の大宮~上野間延長とある。つくば万博か、懐かしい。




路線図では角館線は松葉駅まで、阿仁合線は比立内までで終点になっている。この間に秋田県最長5697mの十二段峠トンネルがある。




時刻表。角館線は一日たった3往復。岩泉線は大雨被害が大きく再開通せずに廃止になってしまった。




阿仁合線は3倍の9本。青函航路か。青森まで行きは急行八甲田で、帰りは急行津軽で、津軽海峡を青函連絡船で揺られたのも懐かしい。




鉄道単体では赤字路線ではあるが、地元では内陸鉄道を使って観光客を呼び込もうといろんな企画を出している。
鉄路がなくなった山村ほど寂しいものはない。日本の山旅と全国の鉄旅は続けて行こう。




北の終点、鷹ノ巣駅へ。




折り返しまで1時間半もあったので街をぶらぶら。あまりに寒くてお店でラーメンを食べてしまった。




阿仁合駅で下車。




車にもだいぶ雪が積もっていた。




明日はいよいよ冬旅もラスト、樹氷の森吉山へ。



2020秋田の冬旅⑥森吉山阿仁スキー場

2020-06-27 | 日記
朝の天気情報。第一級の寒気で大雪となった。




今日も暴風雪の予報。




田代岳山スキーのプランもあったが慣れない山域なのでやめよう。




平地でも本格的な雪となった。







すっかり雪に埋もれた。




今日はここへ行く。




関東人にとっては交通の便を考えると八甲田山スキー場よりも時間がかかるので、本州で一番遠いスキー場だろう。
内陸部にあるのでおそらく夏油温泉や下倉スキー場と肩を並べる雪質、降雪量は森吉の方が圧倒的に多い。
一度は滑って見たかったスキー場だ。




上越や南東北は記録的な小雪だが、森吉山は2mオーバー。山頂ゲレンデの第2リフトは除雪中で営業開始は未定のようだ。




午前は山麓のゲレンデで遊ぶ。
ベースでも-10℃、新雪70センチ以上!!森吉パウダーを超満喫。




スキー客より自衛隊員の方が多い。




午後はゴンドラでサンシャインゲレンデに向かう。




ゴンドラ長は約3.5キロもある。世界がどんどん変わる。




リフトに乗っているのは数人だろうか。吹雪いてあまりの寒さでたびたび休憩。




晴れたらこれか。この景色を見れるだろうか、山頂から滑れるだろうか。
厳冬期の森吉山の天候が厳しいのは承知の上。なので今日を含めて気合いで5日間確保してある。




重たいのですっかり山では出番がなくなったパトロンだが、今日はめちゃくちゃディープパウダーを泳ぐように走った。




北斗君もご満悦。




今宵の宿へ向かう。




打当温泉マタギの湯。泊まりたかった秘湯の宿に今日から2泊お世話になる。




マタギの里ではごんた君がお出迎え(笑)







今日は極寒の一日だった。




秋田市街も完全に冬景色。




明日も強い冬型のようだ。さぁ、どうなるか。





2020秋田の冬旅⑤五能線

2020-06-23 | 日記
今日は秋田の冬旅メイン、といってもいい真冬の五能線を旅する。

昨夜から2泊する鷹ノ巣郊外に立つ縄文の湯。




雪がほとんどなかった鷹ノ巣市街にもやっと冬が来た。




鷹ノ巣駅から乗車。







奥羽本線・鷹ノ巣駅(8:54)→弘前駅(10:02)
五能線・弘前駅(10:23)→深浦駅(12:48)ランチは深浦マグロ! 深浦駅(14:32)→東能代駅(16:19)
奥羽本線・東能代駅(16:24)→鷹ノ巣駅(16:51)
プランは完璧だったが、、

鷹ノ巣駅乗車、鷹ノ巣駅下車は、乗車駅では発券できないと言われ、弘前駅に向かう車内で車掌さんから購入。




予定どおり弘前駅で五能線始発列車の入線を待っていたら、、




駅放送…暖房が入らない車両故障が発生したため、現在運転を取りやめております。今のところ発車時刻は分かりません。深浦方面に向かうバスを用意してありますのでそちらへ案内しており、、改札を出ますと係員がおりますので、、
自分…えーーーーーーーーー??
息子のようなとても若い駅員さんがホームにいた自分とおばちゃんを見つけて説明に来て、、
駅員さん…どちらまで??
自分…この列車に乗って終点深浦駅で乗り継いで能代へ、、鷹ノ巣駅まで、、
待てば動くの?深浦駅まで行くと列車はあるの??
それこそその時はどうなるの??
駅員さん…(無線で指令とやりとりしても)うーん、、最悪は深浦からタクシー??になるかもしれません。。どうされますか?バスは間もなく出ます。
隣のおばちゃん…(笑いながら)冬の五能線は風でよく止まるし、いつものことだから~
自分…バスに乗ります(泣)

仕方なくこの列に並んで、




駅を出て、




代替輸送のバスに乗る。。インド旅行のようなハプニング。。これも旅のひとつ。。





各駅に寄るたびに五能線を踏切で横断。




トイレ休憩した五所川原駅で駅員さんから列車がそろそろ動くかも?との情報が。




木造駅通過。




どんどんお客さんが下りて、最後は自分ひとりに。。




列車は動き出して向かっているとのことで、どこかの駅で後続の列車に乗ってもいいし、そのままバスで深浦まで行ってもいいので、お客さんがバス運転手に相談して決めてください~、とどこかの駅員さんに言われ、、こうなるとなんでもありだね。

バスからだけど日本海が見えた!




バス運転手さんとは鰺ヶ沢駅で手を振ってお別れ。




69分遅れ。




来た!!!




やっと乗れる(涙)







鰺ヶ沢駅からになってしまったが、五能線の旅、スターーート。

聞こえるのは気動車のエンジン音と線路の音と汽笛だけ。トコトコと時折左右に揺られながら、車窓の風景を楽しむ。







単線なので下り列車と待ち合わせ。







深浦町は日本で一番駅が多いと書いてある。ホントに18駅あった!







有名な千畳敷駅。荒波の日本海がすぐそこ。




列車と駅舎と日本海が絵になるマニアに有名な轟木駅。




2018年9月の風景。




車窓には絶景が続く。




深浦駅へ。







昼時は過ぎてランチする時間もないのでちょっと散歩。

駅前ホール。













深浦駅からさらに日本海を南下。







なつかしい白神登山口駅。




十二湖から縦走して白神岳避難小屋に泊まり、駅にザックを置いてから、この路を下りて海まで磯の香りを味わいに行った。













東能代駅で五能線下車。




奥羽本線の電車で鷹ノ巣駅へ戻る。アクシデントはあったが冬の五能線を堪能できました。




今日は山沿い中心に降雪だったようだ。




明日は強い寒気南下か。







県内全域が真冬日の予報で冷凍庫に入ったよう。昨年の津軽半島竜飛岬での最強寒波といい、冬の陸奥旅ではどうも寒波を呼んでしまうようだ。






2020秋田の冬旅④尾去沢鉱山、大舘

2020-06-16 | 日記
夜にかけても降った、降った、今冬一番の大雪。




宿の人も後生掛にやっと冬が来たと言っていた。




今日は移動日と併せて冬の秋田旅。




鹿角市郊外にある尾去沢鉱山へ。




開山は西暦708年の和銅元年!銅山の発見らしい。




内部には江戸時代に掘られた坑道が完全な形で多く残されている。総延長は何と800キロ!、規模は国内最大級らしい。










今では信じられないが、とんでもない山奥に巨大な鉱山町が日本中にあった。




次はローカル線の旅。




花輪線に乗って冬景色の車窓旅。







大舘に戻って忠犬ハチ公に挨拶(笑)










精悍なマスク。凛々しいね。




最後は小坂鉄道大舘駅の廃線跡へ。訪れた日はまだレールパーク整備工事の引渡し前でした。




秋田県北東部北鹿地域は、尾去沢鉱山、小坂、花岡、松峰、花輪など数十も大きな鉱山があった日本最大の鉱山地帯。
鉱産額が日本一だった小坂鉱山の鉱石貨物や旅客輸送もしていた小坂鉄道。
小坂町に整備されているレールパークもよくできていた。