山スキーと山歩き みやぶろぐ

山スキーと登山など、きままに書いてみます

飯豊本山

2014-05-27 | 2013-14山スキー

山域山名:飯豊山(山形県)
期  日:2014年5月18日(日)
参 加 者:みやぶー、ドクターQ、くり♂
行動記録:大日杉600m(5:00)→ザンゲ坂(5:25)→長之助清水(5:45/6:05)→御田1000m(6:15)→山靴デポ1200m(6:40/7:00)→地蔵岳1538m(7:50/8:00)→1508ピーク南大又沢下降点1470m(8:45/8:55)~大又沢1250m(9:00/9:20)→御沢出合(9:45)→1550m(10:10/11:05)→飯豊山神社2102m(12:25/13:00)~大又沢1250m(13:40/13:55)→1508ピーク南(14:20/14:25)→地蔵岳1538m(15:10/15:35)~山靴デポ1200m(15:45/16:00)→大日杉600m(16:55)
<天候:曇り時々雨、午後2時から晴れ>


2008年5月に梅花皮小屋に泊まり、石転び沢、門内沢、洗濯沢源頭を滑った時に、「石転び沢に引けを取らない大きなルートが飯豊山にもあるから、次は是非そちらに行った方がいいよ」と地元の方から教えていただいてから、ずっとチャンスを狙っていた飯豊山東面。
大日杉までの林道が開通するのが早くてGW、沢下部の融雪状況によっては進退極まるので、適期はせいぜい3週間ほどと賞味期限も非常に短い。
地元のエキスパートからも素晴らしいルートと聞いていたので、今年は「是非」にと飯豊山を目指して来ました。

埼玉から登山口の大日杉まで約350㎞、喜多方から大峠トンネルを越えて行ったが、深夜の4時間ドライブは長かった。仮眠はたったの2時間ほど。
まだ暗いうちに起きたが、夜に止んでいた雨が再び降っていた。寒気が入っていたため、しぐれのような天気で、大日杉の気温は8℃だったので
稜線上は雪か。
予報では午後から回復傾向だが、果たしてそのとおり天候がよくなってくれるか?分からないが、この時期の飯豊山には入ったことがないので、ダメなら偵察と割り切って出発する。

が、いきなり尾根に取り付く夏道を、杉林に残るまだら状の雪で見失ってしまい、30分ほど薮中を彷徨ってしまい、いったん登山口に戻る。
そうでなくても、今日は標高差2000mを遙かに超える登行をしなければならないのに、登り始める前から汗びっしょりになって、無駄な(精神的)疲労もプラス。とほほ…。

気を取り直して(直さなくては登れないので)、再び出発。ほぼ同じ頃に大日杉を登り始めた坪足ガイドパーティと抜きつ抜かれつ歩く。

ザンゲ坂の鎖場は出ていた。


P5180578_2


寒気が下がっているとはいえ5月も半ば、樹林帯は蒸して暑くて汗びっしょり。

P5180583_2


先週は取れなかったらしい長之助清水も出ていたので、水をがぶ飲み。

P5180582_2


午前中の天候回復はあり得ず、あまり早く登ってもしょうがないので、半ば時間調整のための大休止。P5180587_2


標高ちょうど標高1000mの御田。雪が少しづつ出てきた。

P5180594_2


まだ雪がつながっていないので、重荷を背負った急な尾根をひたすら登る。

P5180597_2


急な箇所を抜けた1200mから雪がつながった。ハイキング靴をデポしてやっとスキーで登る。


P5180599_2


だまし地蔵を巻いて、やっと地蔵岳が見えた。

P5180605_2


ガイドパーティが地蔵岳から先を目指す。この天候では、どことなく足取りは重たい。

P5180618_2


この天候では、目標としていた本社ノ沢ルートは断念せざるを得ない。
サブルートとしていた大又沢から御秘所沢をつめるルートに変更することに決定。
さりとて、この状況でどこまでいけるか。

地蔵岳直下斜面はシール滑降したが、すぐに再び担ぎの歩き。
大日杉から地蔵岳を約1000m登ったあとからが言わば本番。飯豊は体力がなければ話しにならない。


P5180628_2


大又沢まではこの支沢を滑る。
P5180638_2


やっと滑れて少しだけ気分UP。

P5180639_2


大又沢1250m地点に滑り込む。
P5180647_2


意外と広い1300m付近を行く。
P5180654_2


その先にある滝(地形図には記しはないが逆くの字になっている箇所)は、割れ始めた急傾斜で滝音も聞こえていたので、安全のため左岸側を巻く。P5180656_2


左が種蒔山につめる御沢、右が飯豊本山につめる御秘所沢。
P5180658_2


沢下方から吹き上げる風と、山頂稜線から吹き下りる風の双方から吹いてくる。
本社ノ沢でも強風への対応が必要らしいが、おそらく山頂から凄い風が襲ってくるのだろう。
地蔵岳までの尾根登りと地蔵岳先の稜線の状況、この風を感じられただけでも偵察の成果ありと話しながらも、まだまだ登る。

P5180661_2


ホヤホヤの熊さんの足跡。


P5180663_2


ガスに入る手前の1550m地点で、昼食タイム兼天候回復待ちの待機とする。
1時間ジッとしていたが、寒くて堪らなかった。

1600mを越えると新雪が積もっていた。1800mからは視界20m以下のホワイトアウトへ。
P5180669_2


源頭部は無木立のホワイトアウトで、斜面の角度さえ分からなくなったので、熊笹を目印にどんどん御秘所沢をつめる。
最後の200mはカリカリのアイスバーンで、クトーを叩きつけながらの登行だった。
P5180673_2


ガレ場にスキーをデポして強風吹き荒れる稜線を行く。5月とは思えない寒さだった。

P5180679_2


ついに飯豊山神社まで登った。三角点のある飯豊山はもの凄い強風なのでパス。悪条件のなか、ここまで来れば十分でしょう。

P5180687_2


本山小屋に逃げ込み、コンロで熱いコーヒーを飲む。避難小屋は本当にありがたい。

P5180690_2


いよいよ下山開始。表情が厳しい状況を表している。

P5180699_2


何も見えない斜面を滑る。転倒は許されない。

P5180701_2


一瞬だけ山頂稜線が姿を見せた。

P5180705_2


1800mまで下ると視界も出てきた。登行時より、雲の下層ラインが上がった。

P5180718_2


ここまで来れば安全地帯。

P5180725_2


御秘所沢も素晴らしいバーンが続く。

P5180729_2


いや~、こんなに楽しめるとは思いもしなかった。

P5180746_2


がんばった甲斐がありました。

P5180755_2


大又沢の登り返しポイントに着いたら、急に青空が拡がってきた。太陽が眩しく、さっきまでの寒さが嘘のように暑い。

P5180768_2


地蔵稜線まで250mの登り返し。


P5180771_2_2


稜線は再び担ぎで歩く。二人の視線に先には、

P5180784_2_3


飯森山の奥に吾妻連峰と安達太良山。

P5180780_2_2


三角錐の山は会津磐梯山。

P5180782_2


飯豊山をバックに。

P5180795_2


地蔵岳はまだ遠い。

P5180805_2


種蒔山へと続く稜線と、うねる大又沢の先に御沢が良く見える。

P5180814_2


そして飯豊山と真正面に本社ノ沢。右俣、左俣の斜面を目に焼き付ける。

P5180815_2


夏道がない大丸森山。残雪期には地元山岳会で雪稜登攀の山だろう。

P5180824_2


地蔵岳にデポしておいたデザート。これで元気が復活?


P5180820_2


今日一番の気持ちよかった滑降。


P5180837_2


だまし地蔵南東面が最後の斜面。

P5180845_2


あとは600mの尾根下り。

P5180852_2


雨だった登りには咲いていなかった花がたくさん開いてました。
雪解けの春山を楽しみながらの下山でした。

P5180803_2




P5180854_2



P5180858_2


山ツツジも鮮やか。

P5180859_2


ザンゲ坂を下れば大日杉まであと少し。

P5180862_2


大日杉小屋へ。

P5180864_2


長い一日でした。

P5180865_2


行動時間12時間、累積標高差2400mのロングルートでした。

20140518bmp_2


麓にある白川温泉にゆっくりと浸かる。
ダム湖の畔から飯豊連峰がよく見えた。麓から眺める飯豊山は、手前の地蔵岳が小さく見えるほど、とてつもなく大きかった。


P5180875_2

コメント

志賀笠ヶ岳

2014-05-16 | 2013-14山スキー

山域山名:志賀・笠ヶ岳(長野県)
期  日:2014年5月11日(日)
参 加 者:みやぶー(単独)
行動記録:笠岳スキー場跡1650m(10:40)→鎌田林道1750m(11:05)→笠ヶ岳2075m(12:35/13:05)~林道(13:25)→笠岳スキー場跡(13:50)
<天候:快晴>

この週末はいろいろ予定があったので、速攻で志賀笠ヶ岳を山スキーで登ってきました。

志賀草津道路からの笠ヶ岳。何とか雪はついていそう。

P5110495_2


山田牧場に通じる蒲田林道は橋から通行止め。

P5110503_2


数年前に廃止された笠岳スキー場。

P5110505_2


林道は1.5㎞ほど奥の道路が陥没した工事現場まで除雪済み。

P5110507_2


林道を離れて笠岳北面に取り付く。

P5110515_2


笠ヶ岳山頂までは峠から目指すのが一般的だが、今日はあくまでも北面をダイレクトに登る。
階段登行や木に掴まってモンキー登りなど駆使して根性でシールで登ってきたが、2025m(山頂まで距離100m)で断念。アイゼンに履き替える。

P5110523_2


樹林帯なのでまったく恐怖感はないが、アイゼン前爪とピックを刺して急斜面を登る。

P5110524_2


山頂東側の岩場脇にザックをデポ。

P5110526_2


笠ヶ岳山頂には、大きな岩の上に祠があった。

P5110527_2_2


北アルプスはまだまだ残雪が豊富。

P5110539_2


これまで志賀エリアで唯一山スキーで登った岩菅山。でも、j濃密な樹林ばかりであまり快適ではなかった。

P5110545_2


四方を開発された横手山。スキー場はたくさんのスキーヤーで賑わっていた。

P5110544_2


浅間山は今シーズンはチャンスがなく未踏だった。

P5110543_2


滑り出しは木を強引に掻き分けて。

P5110548_2


やっとオーブンバーンに出た。

P5110553_2


この瞬間のために。

P5110554_2


あのバーンをトレースしました。

P5110565_2


山頂から落ちるスカイラインをたどった。斜度はほとんど45度。

P5110568_2


ショートルートだったが十分楽しかった。

20140511bmp001

コメント

妙高焼山(5/4影火打南面台地~焼山往復~高谷池・5/5笹ヶ峰へ下山)

2014-05-14 | 2013-14山スキー

行動記録:
5/4 影火打南面台地1840m(7:20)→惣兵落谷→嘉平治岳北方稜線2091m(8:20/8:50)~ヌルイ沢出合1550m(9:25/9:50)→胴技切戸2040m(11:10/11:35)→焼山2400m(12:30/13:10)~ヌルイ沢出合1550m(13:35/14:00)→嘉平治岳稜線2060m(15:50/16:10)~南面台地1850m(16:26/テント撤収/17:15)→高谷池ヒュッテ2100m(18:35)
<天候:晴れ後曇り>

夜中じゅう強風に叩かれ、立てたスキー板が飛ばされないか心配になるほどだったが、翌朝は見事に晴れ渡った。

P5040119_2


風が収まるを待って出発準備に入る。ポットラックだけ残して他のテントは撤収。

P5040116_2_2


今日は長丁場の一日だ。

P5040130_2


まずは昨日偵察したルートをたどる。
P5040136_2


惣兵落谷に下りる。雪面はガチガチのアイスバーン。P5040137_2


妙高をバックに嘉平治稜線に登る。

P5040140_2


天狗原山と金山が大きい。

P5040144_2


稜線から藪をかき分けて下りる。下降時にもクトーや有効だ。

P5040147_2


これから目指す焼山を正面に滑降開始。

P5040152_2


出だしはハードバーン、板をはじかれないよう滑る。

P5040155_2


地形図にも名前すらない沢だが、展望もあっていい斜面だ。

P5040164_2


1900m付近のノド。

P5040179_2


斜度もあって予想を超える好バーンだ。

P5040186_2


1800mから再び広いバーンへ。

P5040192_2


かっ飛ぶしかないでしょう。

P5040193_2


みんながカメラを向ける先には、

P5040206_2


ひと際高い焼山が大きい。

P5040204_2


1550mでヌルイ沢へ出合へ。地形図では滝があるが埋まっている。

P5040211_2


このヌルイ沢をつめていくと、影火打に突き上がる。

P5040215_2


焼山南面と広大な斜面が拡がる真川源流域。
2008GWには北面台地からこの斜面を回り込んで焼山一周をした。
http://kumatrek.jpn.org/mt_ski/08/myoko_yakeyama.htm

P5040220_2


背後から強い日差しをもろに受けて、暑さとも戦い。

P5040222_2


胴技切戸へ。いや~長かった。

P5040229_2


切戸から山頂までは40度越えの急斜面をアイゼンで登る。これもしんどかった。

P5040232_2


焼山の頂きへ。

P5040241_2


天狗原山と金山の奥に、小粒だが格好いい雨飾山。

P5040246_2


昼闇谷を囲む烏帽子、阿弥陀、鉢山、昼闇山と高松山。早川を挟んで鉾ヶ岳と日本海も見える。北面台地もまだまだ白い。

P5040249_2


いざ、滑降へ。

P5040263_2


ラインを見定めて、

P5040273_2


大斜面に飛び込む。

P5040275_2


妙高火打を正面に。

P5040280_2


登りルートよりスキーヤーズライト方向へ、

P5040289_2


雄叫びを上げながら、最高の1本だった。

P5040300_2


山スキー万歳!(^^)!


P5040309_2


広大な斜面がまだまだ続く。

P5040313_2


尾根上の方が縦溝が少なく快適だった。

P5040331_2


めい一杯楽しんだあとは、

P5040333_2


辛く長い登り返し。

P5040341_2


最後は30分も藪と格闘してヘロヘロ(@_@)
稜線から予約していた高谷池ヒュッテに到着が遅くなる旨の電話を念のため入れておいた。(ドコモは通じずauはOKだった)
ほぼ日没には着いたが、小屋に連絡ができなかったら厄介なことになったかも。

P5040346_2


嘉平治東面を再び滑ってテン場へ。

P5040355_2


テントを撤収して高谷池ヒュッテに向かう。

P5040361_2


台地から沢に下りたポイント。

P5040365_2


夕闇が迫るが、道のりはまだまだ遠い。

P5040368_2


天狗の庭を越えればあと少し。

P5040374_2


やっと高谷池ヒュッテへ、長い一日だった。
日没時間が迫っていたので、心配した小屋番が外で待っていてくれた。丁重にお礼を言う。


P5040377_2


GWの小屋は大賑わい。自炊パーティの方が多く、焼き肉やお好み焼きまで作っていた。小屋食はカレーとハヤシライス、それに越冬ビール(300円)でした。

Dsc_1371_2


沢をつないで焼山へ、スキーならではのルートだった。
強風さえなければ影火打北面から焼山南面への周回を取りたかったが、次回の楽しみにとっておこう。

20140504bmp_2



5/5  高谷池ヒュッテ2100m(8:10)→黒沢岳2212m(8:50/9:00)~富士見平2000m(9:15)~黒沢橋1580m(9:35/9:55)~笹ヶ峰1300m(10:15)
<天候:雪、中腹は雨>

明け方は曇りだったが、5時頃から雪が降り出した。低気圧前面の雲だが、これから悪化していくので、今日は笹ヶ峰に下山のみ。
P5050381_2


視界も悪くなっていく。

P5050389_2


雪面が凍っていてトラバースは嫌らしいので、黒沢岳山頂から富士見平に滑り込む。

P5050395_2


十二曲りは通らず富士見平から芭蕉谷に滑り込む。

P5050406_2


山スキーで高谷池から夏道どおしに笹ヶ峰に下山したのは初めてだったが、この芭蕉谷斜面は思いのほか快適だった。

P5050408_2


黒沢の橋を渡ったあとは濃い樹林を流して笹ヶ峰へ。

めまぐるしく天候が変わり、強風もあったが、メインの焼山南面をトレースできたので、まずはよかった。
山スキーで久しぶりのテン泊も、雪山に浸かった気がして、冬山登山経験が少ないメンバーにもいいトレーニングなったはず。
北アルプスでは遭難が多発したので、今年のGW条件では妙高周辺がベストだったようだ。


20140505bmp_2



コメント

妙高焼山(5/3笹ヶ峰~影火打南面台地)

2014-05-13 | 2013-14山スキー

山域山名:妙高山系・焼山(新潟県)
期  日:2014年5月3日(土)~5日(月)
参 加 者:みやぶー、ドクターQ、はしけん、Kino、くりペア、らがー
行動記録:
5/3 笹ヶ峰1300m(6:30)→鍋倉谷1350m(7:35/7:45)→<ルートミス>1680m(9:05/9:25)~鍋倉谷1430m→惣兵落谷出合1530m(10:15/10:35)→影火打南面台地1765m(11:20/11:55)→影火打南面台地1840m(12:10/テント設営/13:25)→惣兵落谷→嘉平治岳北方稜線2091m(14:10/14:30)~南面台地1840m(14:50)<テント泊>
<天候:晴れ、夕方曇り>

GW後半は妙高焼山へ。
今年は、笹ヶ峰から鍋倉谷をつめて、影火打南面台地にテント泊。
翌日に稜線南面の沢をつないで焼山往復して高谷池ヒュッテ泊。
翌々日には
妙高本峰を滑ってフィナーレ、という計画。

林道除雪終点の黒沢橋先から出発。意外や他に車はなし。
下山用に1台を笹ヶ峰駐車場に置いてきたが、車は20台もなく、北アルプスの喧噪をよそに
GWの妙高は静かでいい。

P5030001_2


林道の雪は途切れ途切れで3~4回ほど脱ぐ。
林道から段丘上へは、雪が繋がっていそうな小沢を上がる。

P5030008_2


緩やかな斜面から鍋倉谷を目指す。正面は老山(鎧山)。
P5030010_2


ヒコサの滝を過ぎたあたりの鍋倉谷。

P5030012_2


影火打南面台地に登るにはブリッジで対岸に渡らなければならない。

P5030019_2


台地末端の急斜面を登らずに、そのまま沢をつめる。

P5030025_2


ずいぶん登りやすいな?と(皆)思いながら、雪庇が出た稜線直下まで登る。(いい調子で登ってしまった…)
地形図が間違っているね???などと(馬鹿な)話しをしていたが、GPSで現在地を補足すると???よくよくちゃんと地形図と周りの地形を見てみると???一つ手前の違う谷に入ってしまった…ことが判明。(ショック)

となれば、登った沢を下りるしかない。テントと食料(+アルコール)の重荷を背負って、せっかく登った250mは再びリセット…こんな楽しくない滑りはほかになかった。。

P5030028_2


再び鍋倉谷で。引きつり笑い(^^;)の表情??。

P5030030_2


鍋倉谷を右岸側に渡るのは正面の出合。惣兵落谷の奥にはちゃんと影火打が見えている。
去年の4月にトレースしたばっかりなのに単純なミスm(_ _)m。
地形図はその都度しっかり確認しなくてはいけない…反省。

P5030031_2


ブリッジを渡る。

P5030034_2


台地末端の急斜面取り付き。標高差250mの鉄砲登り、これを登り切ると南面台地に出られる。

P5030036_2


重荷と暑さでヘロヘロになりながら、何とかシールで登り上げる。

P5030039_2


精神的にも苦しいリカバリーを終えて、とりあえず安堵の表情?皆、体力がある。
P5030052_2


夕方から寒冷前線通過で崩れる予報なので、樹林が密集している場所を選んでテン場に決定する。
雪山テント泊ビギナーがいるので、細かくレクチャーしながら。
場所選びのポイントと、まずは整地作業から開始。

P5030056_2


メインテントのFTポットラック。

P5030060_2_2


張り終えて写真を一枚。他のペアソロ2張りはひと滑りしてから張ろう。

P5030062_2


鉛色の雲もだいぶ増えてきてあまり時間はないが、明日の偵察も兼ねて嘉平治岳稜線を目指す。

P5030065_2


惣兵落谷を登る。

P5030068_2


斜面を登って嘉平治岳稜線へ。

P5030077_2


稜線から真川側に落ちる谷を偵察。
出だしは藪を漕がなければならないが、すぐに雪がつながっているのでエントリーOK。ただしヌルイ沢出合の状況は不明だが、今年の状況からはまずは大丈夫だろう。

そうこうしているうちに、ガスが下りてきた。

P5030069_2


眼下の台地上に見えるテントに向かってGo!

P5030075_2


ザックが軽いと滑りも軽やか~。


P5030081_2


宴会前に強風に備えてブロック作り。これが非常に役に立った。これをやってなかったら、夜中の暴風でテントがどうなっていたか。

P5030086_2


お待ちかねの宴会タイム。雪のテーブルを作って乾杯~。

P5030088_2


飲んでいると、天気も次第に回復。寒くて堪らなかったが、太陽の光は暖かい。

P5030091_2


右が火打山、左が影火打。

P5030104_2


夕照の高妻山。

P5030115_2


北アルプスが美しい。

P5030114_2


夜には稜線から吹き下りてくる猛烈な突風がテントをバタバタと叩いて、おまけに急激に気温も下がり、寒さの余りほとんど眠れなかった。
寝袋に入りながら、風を止むのを待つのみ。

20140503bmp_2_3




コメント

尾瀬・景鶴山(鳩待峠~アヤメ平~尾瀬ヶ原~景鶴山周回)

2014-05-08 | 2013-14山スキー

山域山名:尾瀬・景鶴山(福島県)
期  日:2014年4月26日(土)
参 加 者:みやぶー、ドクターQ、やまサイ、くりペア
行動記録:鳩待峠1591m(6:30)→アヤメ平1968m(8:00/8:25)~尾瀬ヶ原中田代1400m(9:00/9:20)→ヨッピ橋(9:35/9:45)→ケイズル沢左岸尾根稜線1920m(11:10/11:45)→景鶴山2004m(11:55/12:10)→稜線1920m(12:20/12:35)~ケイズル沢~ヨッピ橋(13:00/13:25)→尾瀬ヶ原山ノ鼻1410m(14:45/15:00)→鳩待峠(16:00)
<天候:快晴>

GW前半は尾瀬景鶴山へ。アヤメ平に登ってからの周回ルートで行ってきました。
確か去年までは戸倉から鳩待峠までの車道は、夜間に
ゲートを閉鎖していたが、今年は夜中でも入れるようになったためか、峠駐車場は午前4時半には満車となった。(先に入ったドクターQ情報)
それではと仕方がないと戸倉に車を駐めて、一人片道930円の乗合タクシーに乗る。

4人乗車だったので戸倉駐車場代1000円と合わせて往復で約9000円。峠駐車場だと1台分の2500円で済むので、かなりの出費増だ。

峠の小屋裏から出発。

P4260005_2


1500mを越えているのに、今年は縦溝が大きい。

P4260006_2


途中にあった奇樹。

P4260007_2


横田代まで登ると、目指す景鶴山が見えた。

P4260029_2


アヤメ平では正面に、ドかーんと燧ヶ岳を眺めながら。

P4260043_2


アヤメ平の東には白尾山と荷鞍山。

P4260046_2


まずはセン沢田代を抜けて…

P4260050_2


長沢新道のある尾根を滑る。

P4260058_2


尾瀬ヶ原中田代からの至仏山。

P4260077_2


ゆったりと流れる沼尻川。

P4260079_2


景鶴に向かって尾瀬ヶ原を行く。

P4260087_2


鉄骨だけのヨッピの吊り橋をヨチヨチと渡る。

P4260093_2


ほとんどの坪足登山者は笹山から与作岳を経由して登るが、我々はケイズル沢にルートを取る。

P4260100_2


気温が一気に上がって暑い。

P4260102_2


クラックが入っているケイズル沢をそのまま直登する選択は当初からまったくなく、予定どおりS字手前から樹林の支尾根を登る。

P4260107_2


この支尾根は無駄なくグングン高度を稼ぐ。

P4260110_2


肩から山頂を見上げる。

P4260115_2


燧をバックに気持ちのいいスカイラインを登る。

P4260125_2


小さな標識がある景鶴山山頂と平ヶ岳。

P4260126_2


展望の主役はやっぱり至仏山。見慣れた尾瀬ヶ原からと違って、少し頭を傾けたような感じ。

P4260129_2


眼下のケイズル沢。

P4260135_2


この頂きに立ちたかった。

P4260141_2


頂きの直下にはこんな雪壁もある。

P4260143_2


肩からドロップイン。

P4260152_2




P4260193_2




P4260271_2




P4260273_2




P4260353_2


下部は縦溝との闘いでした。

P4260359_2


吊り橋を渡って、あとは尾瀬ヶ原横断。

P4260368_2


登路は樹林の支尾根から肩へ、滑降は疎林帯斜面を。

P4260370_2


所々こんな融雪スポットがあった。

P4260373_2


黙々と足を前に出して………。

P4260379_2


山ノ鼻まで3ヶ所橋を渡る。

P4260380_2


GWとあって、散策ツアーも大盛況。至仏山もきっと大賑わいだったろう。

P4260388_2


峠までの登り返しが待っている。

P4260391_2


今年は大きな雪崩が多かったようだ。

P4260393_2


残雪は例年より多めか。

P4260395_2


靴擦れの痛みに耐えながら峠へ戻った。
移動距離は約25㎞、景鶴山はよかったが、尾瀬ヶ原はしばらく御免です。


201404bmp_2_2



コメント