5/5 蓮華温泉1470m(7:00)→振子沢1700m(8:10/8:20)→天狗原2180m(9:50/10:10)→乗鞍岳2450m(11:00/11:30)→船越ノ頭2612m(12:15/12:40)~金山沢2300m(12:55/13:10)~大雪渓出合1380m(13:55)~猿倉1230m(14:20)=栂池スキー場
<天候:快晴>
最終日は、雲ひとつないド快晴。
雪倉、朝日を目指すパーティは足早に出発していったが、
一日中晴天が約束され、金山沢を滑降するだけなので、朝食後ものんびりと準備。
登路は、硬い急斜面が続く天狗の庭尾根を回避して、シールですべて登れる振り子沢を詰めることにする。
朝日岳正面ルンゼもくっきりと。今日滑りたかったな~と思ったが、天気ばかりはどうにもならない。
朝、何度もヘリが雪倉岳東面を旋回していたが、事故でもあったのだろうか。
小屋前で、赤男、五輪を従えた朝日岳をバックに。
今日の雪倉は行列が出来ているだろう。
振子沢の入口。
振子沢も朝の冷え込みでガチガチだった。
日なたは暑くて堪らないので日陰で休憩する。
トレースを外れ、雰囲気がよかった1700mラインの湿原地帯を登る。
強い日差しを浴びて、無風の沢はサウナ状態。
乗鞍岳北東面も魅力的な斜面だ。
今日も天狗原から乗鞍岳に登る列が出来ていた。
乗鞍岳山頂と白馬三山。いい画になっている。
船越ノ頭へ続くライン。
急登を登りきれば、
船越ノ頭に到着。
雪倉岳と朝日岳。
白高地沢と朝日岳山頂への登路がよく見える。
雪庇の切れ間から金山沢へ。
雪質は重めで下地と結合が弱く微妙でしたが、そんなの関係なく気持ちいい。
どこまでも続く白い雪原に向かって。
何度滑ってもこのスケールは素晴らしい。
今日はなぜか金山沢はガラガラで大斜面を4人占め。
2301mピークでひと息入れる。
白馬鑓をバックに。
春らしい景色。
ひと際高い白馬鑓と杓子岳。
まだまだ猿倉まで標高差1000mもある。
素晴らしい斜面が続く。
とにかく広い。
今年はデブリが出ていなかった。
特大斜面をかっ飛びました。
途中で一緒になった兵庫のカジさんと。
兵庫から一人で金山沢を滑りの来たというから、ガッツな女性です。
最後はデブリが出ていた。
左岸側を横滑りで通過。
みんなご機嫌です。
最高の滑りを堪能して。
杓子岳にもたくさんのシュプール。
大雪渓合流点から金山沢を見上げる。
白馬岳と大雪渓の巨大なデブリ。
長走沢も流れはまったく出ていなかった。
いつも振り返る林道の撮影ポイントから。
猿倉山荘が見えた。
最後までスキーで滑降。
猿倉山荘から栂池までタクシー代はちょうど5000円。
栂池ゴンドラで下るより安く上がりました。
当初計画した旭岳北面と鉱山道はトレースできなかったが、朝日岳正面ルンゼと金山沢の滑降は最高に楽しめたので、よしとしよう。
このGWの金山沢は当たりでしたね。出だしのデレデレ雪が嘘のように、2301ピークからスキーが走って、めっちゃ!(関西弁)楽しめました。かじさんの滑りも安心して見てましたよ。学生時代からと聞いて、なるほど~と。かじさんホームの妙高周辺などでお勧めルートなんかあったら、教えて(案内?)ください。よろしく~(^O^)